スタック・トレース

スタック・ウィンドウ

スタック・トレース・ウィンドウ はプログラムのスタックの内容を表示します。全ての関数の一覧とそれらの関数が呼び出された際に引き渡された全ての引数を一覧表示します。またそれらの関数が呼び出された回数も表示されます。この回数は フレーム と呼ばれます。トレースの中の各呼び出しは異なるフレームの中に存在します。これはフレーム 0 (最後に呼び出された関数を表す) から始まって 関数呼び出しが深くなるにつれて大きくなります。

メニュー・アイテム 表示(_V)->スタック(_S) を選択して、デバッグしていたプログラムのスタック・トレースを開いて下さい。

Figure 9. スタック・トレース・ウィンドウ

スタックトレースの中で小さい矢印が、現在選択されているフレームを指しています。デフォルトで、これはフレーム 0 を指し、それは最後に呼び出された関数です。式や変数の検証/評価では、この選択されたフレームを参照することになります。評価された変数または式のスコープ (適用範囲) は選択されたフレームにのみ限定されています。監視する式にも同様に適用されます。

現在のフレームに対する設定

スタック・トレースの中にあるフレームをダブル・クリックすると、指定したフレームが現在のフレームとしてセットされます (矢印はそのフレームを指し、現在のフレームであることを意味することになります)。あるいは、スタック・トレース・ウィンドウ の上で右クリックして オペレーション・メニュー を開き、メニュー・アイテム フレームセット を選択すると、そのフレームがセットされます。

現在のフレームに対する情報

メニュー・アイテム デバッグ(_D)->情報(_I)->現在のフレーム(_C) を選択すると、現在選択しているフレームについての情報を取得することが可能です。現在のフレームに対する情報を表示したウィンドウが表示されます。

Figure 10. 現在のフレームに対する情報

スタック・トレースの更新

オペレーション・メニュー (スタック・トレース・ウィンドウ の上で右クリックする) のメニュー・アイテム 更新 を選択すると スタック・トレース・ウィンドウ をリフレッシュします。