Oratorio Help
始めに
Oratorio Database Gridor(以下、Oratorio)はデータベースに接続しデータの参照・更新を行うデータベース接続クライアントです。
Oracle, SQL Server, MySQLに対応しています。
動作環境
- Windows XP/Vista
- .net Framework 2.0以上必須(※)
- 各データベースサーバに対応するODBCドライバ
- (※)Windows Vistaの場合、標準で.net Framework 3.0がインストールされているため不要。
- (※).net Framework 2.0はMicrosoftのダウンロードサイトより無料で入手できます。
ダウンロードの詳細 : .NET Framework Version 2.0 再頒布可能パッケージ (x86)
http://www.microsoft.com/Downloads/details.aspx?familyid=0856EACB-4362-4B0D-8EDD-AAB15C5E04F5&displaylang=ja
操作説明
1.接続設定
- 接続ダイアログで[新規]をクリックし接続詳細ダイアログを開きます。
- 設定名,ユーザID,パスワードを入力します。
- 接続方法を選択します。例として、Oracleに接続する場合はODBC(Oracle)を選択します。
- TNS NameにTNS設定名を入力します。
- ODBC Driverに使用するODBCドライバを選択して入力します。
- [保存]をクリックして設定を保存します。
- [接続]をクリックしてデータベースに接続します。
2.データの検索
- 画面左側に表示されるObject TreeからTablesを開き、表示するテーブルをダブルクリックするとテーブル内のデータが全件表示されます。
- SQLのSELECT文を実行する場合は、ファイルメニューから[新規スクリプト]をクリックします。
- SQL文を入力し、[Run]ボタンをクリックします。SQLの実行結果がグリッドで表示されます。
3.データの更新
- データの検索の手順でテーブルを表示するか、SQL文を実行します。
- グリッドのセルをダブルクリックし値を編集します。
- Enterキーで編集を終了し、値を更新します。
- 新規にレコードを追加する場合、Object Treeから対象のテーブルを右クリックし、メニューの[新規レコード]をクリックします。
- グリッドのセルをダブルクリックし値を編集します。
- Enterキーで編集を終了し、値を更新します。
- レコードを削除する場合、削除する行を選択します。
- 行を右クリックし、メニューの[削除]をクリックします。
4.テーブル定義等の表示
- Object Treeから対象のテーブルを選択し、右クリックします。メニューから[プロパティ]をクリックします。
- テーブル内の列情報が表示されます。
- 上のタブで[Index]をクリックすると、テーブルに設定されたインデックスが表示されます。
- テーブル定義を元にSQL文を表示するには、Object Treeから対象のテーブルを選択し、右クリックします。
- メニューから[スクリプト編集]-[SELECT *]をクリックします。SQL文がエディタで表示されます。
- 同様に、[スクリプト編集]-[CREATE *]をクリックするとCREATE TABLE文がエディタで表示されます。
ライセンス
Oratorioはフリーソフトです。使用・再配布する場合はMIT Licenseに従っていただく必要があります。
Oratorio Database Gridor
Copyright (C) Beta.Ito 2008-2009
プロジェクトホームページ:http://sourceforge.jp/projects/oratorio/