メソッドのオーバーライド

Java ファイルでインタフェースメソッドやスーパークラスメソッドをオーバーライドする場合、「メソッドをオーバーライド」ツールを使用することで、使用可能なすべてのメソッドを選択できます。

「メソッドをオーバーライド」ツールは、選択したメソッドを正しい宣言とともに生成します。ソースエディタで、これらのメソッドを新たなコードでオーバーライドします。

メソッドをオーバーライドするコードを生成する手順は、次のとおりです。

  1. 「エクスプローラ」ウィンドウで、Java ファイルのクラスノードをマウスの右ボタンでクリックし、コンテキストメニューから「メソッドをオーバーライド」を選択します。

    「メソッドをオーバーライド」ダイアログが表示されます。

  2. 「すべての継承されたクラス」リストから 1 個または複数の項目を選択し、これらのクラスやインタフェースで宣言されているメソッドを表示します。

    「すべての継承されたクラス」リストには、クラスの継承元であるスーパークラスすべて、およびクラスが実装するインタフェース (およびそのスーパークラス) すべてが表示されます。

  3. オーバーライドするメソッドを「使用可能なメソッド」リストから選択し、「追加」をクリックします。選択したメソッドが下部のパネルに表示されます。

    「使用可能なメソッド」リストには、手順 2 で選択したクラスで宣言されている、オーバーライド可能なメソッドすべてが表示されます。最終的 (final)、静的 (static)、非公開 (private)、パッケージ専用 (package-private) の各メソッドはツールによって除外されるため、表示されているメソッドはすべてオーバーライドできます。

    「使用可能なメソッド」リストの右にあるオプションを使用し、リストに表示されているメソッドをさらに微調整します。

  4. クラスで生成されるメソッドにスーパークラスメソッドの呼び出しを含める場合は、「選択されたメソッド」リストの下部にある「Super 呼び出しの生成」チェックボックスを選択します。

    「選択されたメソッド」リストには、手順 3 で選択したメソッド以外に、「メソッドをオーバーライド」ツールを実行する前にすでにソースコードで再定義されていたメソッドすべてが含まれます。

  5. オーバーライドするメソッドすべてが「選択されたメソッド」リストに表示されていることを確認し、「了解」をクリックします。

    「選択されたメソッド」リストに追加したメソッドは、正しい宣言と空の本体またはスーパークラス呼び出しとともにクラスのソースファイルに作成されます。

関連項目
ソースコードの同期化
インポート管理ツールの使用方法

著作権と商標について