Java 2 SDK のマウント

Java 2 SDK のソースを表示する場合は、これらのソースを IDE にマウントします。ただし、SDK 同梱のソースには 1 つ余分のレベルの階層がパックされているため、JAR をアンパックすることによってソースを正しいマウントポイントにマウントする必要があります。

Java 2 SDK を IDE にマウントする手順は、次のとおりです。

  1. システムのコマンド行で、Java 2 SDK ソースが含まれているディレクトリに移動します。このディレクトリは、SDK のルートディレクトリです。
  2. コマンド行で、jar ツールを使用してソースをアンパックします。たとえば、src.jar にソースが含まれている場合は、以下を入力します。
    jar xvf src.jar
  3. IDE のメインウィンドウで、「ファイル」 「ファイルシステムをマウント」を選択します。
  4. 「ファイルシステムをマウント」ダイアログで、「ローカルディレクトリを追加」ラジオボタンを選択します。
  5. 「ブラウズ」をクリックして SDK のディレクトリに移動し、ファイル選択用ダイアログで src ディレクトリを選択します。
  6. 「了解」をクリックすると、ダイアログが閉じてディレクトリがマウントされます。
  7. エクスプローラにおいて、マウントしたディレクトリをマウスの右ボタンでクリックし、「プロパティ」を選択します。
  8. プロパティシートの「機能」タブをクリックし、「コンパイラで使用」プロパティを「False」に設定します。この結果、新しい Java クラスをコンパイルしたときでも、SDK ソースはコンパイルされません。
JAR ファイルや zip ファイルとしてパックした SDK ソースをマウントすることで、ディスク容量を節約できます。この場合は、src/ レベルを持たない JAR ファイルや zip ファイルを作成します。JAR や zip アーカイブをマウントする際、「ファイルシステムをマウント」ダイアログで「JAR ファイルを追加」を選択します。
関連項目
ファイルシステムと Java クラスパス
ファイルシステムのマウント
JAR パッケージャの使用方法
マウントしたファイルシステムの順序変更
ファイルシステムに対するコンパイルの無効化
マウントしたファイルシステムの設定

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