テンプレートでのコンパイラの種類の設定

デフォルトの場合、テンプレートはプロジェクトのデフォルトコンパイラを使用します。プロジェクトのデフォルトコンパイラを変更すると、テンプレートも新しいデフォルトコンパイラを使用し始めます。

テンプレートのプロパティを編集して、プロジェクトのデフォルトコンパイラ以外の種類のコンパイラを使用するように変更できます。テンプレートのコンパイラをいったん変更すると、プロジェクトやプロジェクトのデフォルトコンパイラが変更された場合にもテンプレートのコンパイラは変更されません。

カスタムテンプレートを作成し、これらのテンプレートに対してコンパイラの種類を設定することもできます。カスタムテンプレートに基づいて作成したファイルには、プロジェクトのデフォルトコンパイラではなく、カスタムテンプレートのコンパイラが割り当てられます。

テンプレートにコンパイラの種類を設定する手順は、次のとおりです。

  1. メインウィンドウから、「ツール」 「オプション」を選択します。
  2. 「オプション」ウィンドウで、「テンプレート」ノードを展開し、適切なテンプレートカテゴリのノードを展開し、変更するテンプレートを選択します。
  3. 「実行」タブをクリックします。
  4. 「コンパイラ」プロパティの値をクリックし、コンボボックスからコンパイラを選択します。

カスタムテンプレートを作成してコンパイラの種類を割り当てる手順は、次のとおりです。

  1. テンプレートからファイルを作成し、テンプレートとして使用する名前をファイルに指定します。
  2. ソースエディタで、ファイルのソースコードに変更を加えます。
  3. エクスプローラでファイルをマウスの右ボタンでクリックし、「プロパティ」を選択します。
  4. 「プロパティ」ウィンドウで、「実行」タブをクリックします。
  5. 「コンパイラ」プロパティの値をクリックし、コンボボックスからコンパイラを選択します。
  6. エクスプローラでファイルをマウスの右ボタンでクリックし、「テンプレートとして保存」を選択します。
  7. 「テンプレートとして保存」ダイアログで、テンプレートカテゴリを選択し、「了解」をクリックします。

    新しいテンプレートは、テンプレート選択用ウィンドウから利用できます。

関連項目
デフォルトコンパイラの指定
新しいコンパイラの種類の定義

著作権と商標について