Bean イベントセットの作成

  1. エクスプローラウィンドウで Bean のクラスを見つけ、そのノードを展開し、「Bean パターン」をマウスの右ボタンでクリックします。
  2. コンテキストメニューで「新規」 「ユニキャストイベントソース」または「新規」 「マルチキャストイベントソース」を選択します。「ユニキャスト」オプションを使用する場合は、1 つのリスナーだけにイベントセットを配送します。「マルチキャスト」オプションを使用する場合は、複数のリスナーにイベントセットを配送します。

    「新規ユニキャスト (またはマルチキャスト) イベントセット」ダイアログが表示されます。 このダイアログで、イベントセットについて生成されるコードをカスタマイズします。

  3. 完全指定のリスナーインタフェース名 (イベントクラスの種類) を「種類」フィールドに入力するか、コンボボックスで名前を 1 つ選択します。リスナーインタフェースは、java.util.EventListener を拡張したものである必要があります。
  4. イベントセットをどのように実装するかについて、次のオプションの中から 1 つ選択します。 「空を生成」を選択した場合は、手順 7 に進みます。
  5. 手順 4 で空でない実装を指定した場合は、「イベント起動メソッドを生成」ボックスが選択可能になります。すべてのリスナーに対してイベント起動メソッドを生成するには、このチェックボックスを選択します。リスナーインタフェースのすべてのメソッドについて、メソッドが生成されます。
  6. 「イベント起動メソッドを生成」を選択した場合は、「イベントをパラメータとして渡す」オプションが選択可能になります。各イベント起動メソッドにパラメータとしてイベントを追加するには、このチェックボックスを選択します。起動メソッド本文において、リスナーにイベントが渡されます。

    「イベントをパラメータとして渡す」オプションを選択しなかった場合、各起動メソッドのパラメータは、イベントオブジェクトクラスのコンストラクタと同じパラメータとなります。コンストラクタは起動メソッドの本文において呼び出され、新規作成されたイベントがリスナーに渡されます。イベントクラスに対し複数のコンストラクタがある場合、コードジェネレータは「イベントをパラメータとして渡す」オプションが有効であるかのように動作します。

  7. 「了解」ボタンをクリックすると、addEventNameListener メソッドとRemoveEventNameListener メソッドがソースコードに生成されます。 起動メソッドを指定した場合は、それらも生成されます。
上記のユニキャストとマルチキャストのイベント配送と API については、http://java.sun.com/beans/docs/spec.htmlにある JavaBeans に関する仕様を参照してください。
関連項目
Bean の作成
Bean プロパティの作成
プロパティおよびイベントセットの削除
BeanInfo の生成

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