内部コンパイラの設定

内部コンパイラを使用して IDE 内部のプログラムをコンパイルすることができます。javac を内部で実行する利点は、その速度にあります。 クラス構造の変更内容は「エクスプローラ」ウィンドウに即座に表示され、ステータスバーは、コンパイルされる依存クラスの情報を表示します。

「プロジェクトの設定」ウィンドウの「コンパイラの種類」ノードで、内部コンパイラを設定できます。プロパティの値を変更した場合、変更結果はそのコンパイラを使用するすべてのクラスに適用されます。以下は、コンパイラプロパティについての説明です。

「プロパティ」タブ
デバッグ True である場合、コンパイル時にデバッグ情報を作成します。このオプションにより、デバッグ中にローカル変数を表示できます。
非推奨 True である場合、非推奨のメンバーやクラスの各用途を表示します。
エンコーディング ASCII 文字セットに含まれていない文字をコンパイラがどのように解釈するかを決定するエンコーディングを設定します。
識別名 このコンパイラの種類を識別するときに IDE が使用する名前を設定します。
最適化 True である場合、よりコンパクトで高速となるよう、生成されたバイトコードを最適化します。
ターゲット コンパイラ出力の出力先ファイルシステムを設定します。 <設定なし>を選択した場合、.class ファイルはそのソースディレクトリに書き込まれます。
「上級」タブ
起動クラスパス インストールされた拡張機能を含む Java の起動クラスへのパスを設定します。
クラスパス IDE が使用するクラスパスを設定します。CLASSPATH 環境変数に設定されているクラスパスを上書きします。
関連項目
外部コンパイラの設定
fastjavac コンパイラの設定

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