「出力ウィンドウ」は、IDE からのメッセージが表示される、複数のタブを持つウィンドウです。このウィンドウを開くには、「表示」「出力ウィンドウ」を選択します。
「出力ウィンドウ」の機能の 1 つは、ビルド内のエラーを通知することです。「出力ウィンドウ」のエラーメッセージをダブルクリックすると、ソースエディタ内でファイルが開き、エラーのある構文のある行が強調表示されます。「出力ウィンドウ」のもう一つの機能は、実行時エラーを通知し、標準の入出力デバイスとして機能することです。
デバッグメッセージの場合、「出力ウィンドウ」は、左右 2 つの区画に分割されています。左の区画には、デバッグされているアプリケーションの出力が表示されます。右の区画には、プログラムのスレッドやブレークポイントの詳細、デバッガからの状態メッセージといったデバッグ情報が表示されます。
「出力ウィンドウ」のメッセージの表示方法をカスタマイズすることができます。ウィンドウで使用する色や文字のフォントやサイズをカスタマイズするには、「オプション」ウィンドウを開いて「出力ウィンドウ」ノードのプロパティを変更します。実行時タブ (各プログラム実行に対して新しいタブを作成するかどうかなど) の使用を管理するには、「オプション」ウィンドウを開いて「実行の設定」ノードの「出力タブの動作」プロパティを変更します。
関連項目 | |
---|---|
出力ウィンドウのカスタマイズ 環境の実行時オプションの設定 |