外部のリソースからJiemamyモデルに情報の取り込みを行うことをインポート、Jiemamyモデルを別の形に変換して出力することをエクスポートと呼びます。 また、インポートやエクスポートを行う拡張ロジックを、それぞれインポータ・エクスポータと呼びます。
Jiemamyは拡張により、様々なインポートやエクスポートができるように設計されています。Jiemamyが標準で提供しているインポータは DatabaseImporter(実際のDBからスキーマを読み込むインポータ)、エクスポータはSqlExporter(JiemamyモデルをSQLに変換して出力する)です。 その他、JPA (Java Persistence API)のエンティティクラスからテーブル情報を読み出したり、逆にJiemamyモデルからJPAエンティティクラスを生成したり、 また、JiemamyモデルよりDB仕様書を出力する等のインポータ・エクスポータの開発が進んでいます。
ここでは、DatabaseImporter及びSqlExporterの説明を行います。その他のインポータ・エクスポータについては、それぞれのドキュメントを 参照してください。
既存のデータベースからJiemamyに、スキーマをインポートすることができます。
右クリックで表示されるコンテキストメニューから「インポート(I)」>「Database Importer」を選択します。
ポップアップしたウィザードで、まず「データベース種別(D)」にてインポート元のDBの種類(SQL方言)を設定します。
「追加(A)」ボタンをクリックし、JDBCドライバを含むjarファイルを選択します。ドライバの動作にあたって複数のjarが必要な場合は、 このステップを繰り返します。
ドライバjarに含まれるDriverクラスが「JDBCドライバクラス(C)」に表示されるので、適切なドライバクラスを選択します。
「接続URI(I)」に、データベース接続URIを設定します。
「接続ユーザ名(U)」と「接続パスワード(P)」に、接続アカウントを設定します。
「スキーマ名(S)」とにスキーマ名を設定します。空欄でも構いません。
以上を設定の上、「接続テスト(T)」ボタンをクリックし、結果のダイアログを確認します。
接続できることを確認したら、Finishボタンをクリックします。
インポートにはしばらく時間がかかる可能性があります。完了し次第、完了した旨のダイアログが表示されます。