GameRendererクラスは
Rendererクラスを継承して作られています。
必要に応じてRendererクラスの情報も参照してください。
GameRendererクラスは、Gameクラスに最適化された描画用クラスです。通常、ユーザは本クラスの存在を気にする必要はありませんが、内部的にゲーム内容を描画する処理を行っているのがこのクラスです。
var renderer = new GameRenderer(game, document.getElementById("jgame"), RenderTransferMode.Transfer);
GameRendererクラスは、関連付けるゲーム、描画内容を反映するDOMエレメント、描画方式をパラメータにインスタンスを生成します。第二、第三引数はオプションです。
GameRendererクラスの生成は通常Gameクラス内で暗黙的に行われるため、ユーザがこのコンストラクタを利用する機会はありません。第二、第三引数を指定したい場合、Gameクラスのコンストラクタの第三、第四引数に同様の値を指定する必要があります。
buffer: HTMLCanvasElement[];//描画に利用するバッファ群
fc: CanvasRenderingContext2D;//ユーザに見られる画面への描画に利用するコンテキスト
bc: CanvasRenderingContext2D;//バックグラウンドでの描画に利用するコンテキスト
scene: Scene;//現在描画対象となっているSceneクラス
game: Game;//関連付けられているGameクラス
bg:ImageData;//背景クリア高速用イメージデータ
container:HTMLElement;//描画内容を反映するDOMエレメント
flipNo:number;
transferMode:RenderTransferMode;//描画転送方式
disableClear:bool;//画面クリアを無効化するかどうか
changeTransferMode(mode:RenderTransferMode) {
描画転送方式を変更します。詳しくはRenderTransferModeの項目を参照してください。
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changeScene(scene:Scene) {
描画対象のSceneを切り替えます。通常はGameクラスから自動的に渡されます。
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flip() {
RenderTransferModeがFlipの場合に利用されるフリップ処理です。
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render() {
描画処理を行います。
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refresh() {
バッファを作り直します。
主にスタンバイ状態からの復帰時などで、canvasの情報が破壊された際に利用されます。
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