クラス fk_ReferenceL3

位相状態参照用クラス(Level3) [詳細]

fk_ReferenceL3に対する継承グラフ
Inheritance graph
[凡例]
fk_ReferenceL3のコラボレーション図
Collaboration graph
[凡例]

すべてのメンバ一覧

Public メソッド

std::vector< fk_Vertex * > getAllNeighborVOnV (fk_Vertex *V) const
 全隣接頂点参照関数
std::vector< fk_Edge * > getEOnVV (fk_Vertex *V1, fk_Vertex *V2) const
 頂点間稜線参照関数
fk_LoopgetOneLOnV (fk_Vertex *V) const
 頂点接続ループ参照関数
fk_LoopgetNeighborLOnLE (fk_Loop *L, fk_Edge *E) const
 稜線条件付き隣接ループ参照関数
std::vector< fk_Loop * > getAllNeighborLOnL (fk_Loop *L) const
 全隣接ループ参照関数

説明

位相状態参照用クラス(Level3)

このクラスでは、 fk_Solid クラスのインスタンスにおいて、 様々な位相状態を参照する機能を提供します。 fk_Solid の位相についての詳細は、 ユーザーズマニュアルの「形状に対する高度な操作」という章を参照して下さい。

位相状態を参照するためのクラスとして、 本クラスの他に fk_ReferenceL1fk_ReferenceL2 といったクラスが存在します。 これらのクラスは、内部実装として上位・下位を区別しているものであり、 機能について区別する必要はありません。

参照:
fk_ReferenceL1, fk_ReferenceL2, fk_DataAccess, fk_Operation, fk_Modify, fk_Solid

関数

std::vector<fk_Vertex *> fk_ReferenceL3::getAllNeighborVOnV ( fk_Vertex V  )  const

全隣接頂点参照関数

頂点 V に隣接している全ての頂点を、 vector配列として返します。

引数:
[in] V 頂点位相
戻り値:
V に隣接する頂点の配列
std::vector<fk_Edge *> fk_ReferenceL3::getEOnVV ( fk_Vertex V1,
fk_Vertex V2 
) const

頂点間稜線参照関数

頂点 V1 と V2 の両方に接続している全ての稜線を、 vector配列で返します。

引数:
[in] V1 頂点位相1
[in] V2 頂点位相2
戻り値:
V1とV2に接続する稜線の配列
fk_Loop* fk_ReferenceL3::getOneLOnV ( fk_Vertex V  )  const

頂点接続ループ参照関数

頂点 V に接続しているループのうちの1つを返します。 V に接続するループが存在しない場合は、NULL を返します。

引数:
[in] V 頂点位相
戻り値:
接続ループのうちの1つ。ない場合は NULL を返します。
fk_Loop* fk_ReferenceL3::getNeighborLOnLE ( fk_Loop L,
fk_Edge E 
) const

稜線条件付き隣接ループ参照関数

ループ L と隣接しているループのうち、 稜線 E を共有しているループを返します。 この共有関係が成り立たない状態の場合 (E が L 上にない、E の反対側にループが存在しないなど) は、NULL を返します。

引数:
[in] L ループ位相
[in] E 稜線位相
戻り値:
E を挟んだ隣接ループ。存在しない場合は NULL を返します。
std::vector<fk_Loop *> fk_ReferenceL3::getAllNeighborLOnL ( fk_Loop L  )  const

全隣接ループ参照関数

ループ L に隣接している全てのループを、 vector配列として返します。

引数:
[in] L ループ位相
戻り値:
L に隣接するループの配列

FineKernelToolKitに対してSat Sep 26 20:35:35 2009に生成されました。  doxygen 1.6.1