Vine Linuxは、使いやすい日本語環境を提供するLinux配布パッケージ(ディストリビューション)です。インストールの直後から快適な日本語環境で作業ができるように、さまざまな配慮を行っております。
本製品「Vine Linux 3.1 Commercial Release」(以下、Vine Linux 3.1CR)は、かな漢字変換システムにVJE-Deltaを標準IMとして採用し、商用フォント(リコー和文5書体およびダイナフォント和文5書体)や各種拡張機能などを付加した、PC/AT互換機またはPowerPC Macintosh用の商用版パッケージです。
RPM ベースのディストリビューションで安定性、コンパクトさ、使いやすさを追求
一部 kernel-2.6 からの backport ドライバ、Software Suspendなどの新機能を追加
前バージョンに引き続き Debian で使われているパッケージ管理システムの RPM 対応版を採用。
簡単かつ安全にシステムのアップグレードや運用、パッケージのインストールなどを行うことができる
apt の gtk2 によるグラフィカルフロントエンドである Synaptic を採用
2.6 の XFree86-4.2.1 に変わって X.Org X11R6.7.0 を採用により比較的最新のグラフィックスカードに対応
デスクトップ環境として GNOME 2.4 を採用。WindowMaker、KDE は VinePlus で提供。
gnome-system-tools を採用
従来の LPRng に変わって CUPS を採用。Web インタフェースまたは Gnome-cups-manager による簡単な設定。
GNOME-2.4、GTK+-2.4.10、Mozilla 1.7.3、GIMP-2.0.5、GGV-2.4.1、GImageView-0.2.25、Gaim-1.00、Dia-0.93、Grip-3.2.0、Sylpheed-0.9.12、Ghostscript-7.07、Emacs-21.3、Xpdf-3.00、perl-5.8.2、ruby-1.8.1 など
最小限の開発ツール(build-essential)のみ収録。gcc-3.3.2、glibc-2.3.3 など。
murasaki によるホットプラグデバイスのプラグアンドプレイに加え、murasaki-usb-mount と supermount-ng による USB ストレージデバイスの自動マウント/アンマウント機能の提供
teTeX-2.0.2 をベースに pTeX-3.1.3 を統合
コアシステムとして Postfix-2.0.20、ProFTPd-1.2.10、OpenSSH-3.9.1p1、Apache-1.3.31 を収録。
Apache2、PostgreSQL、Samba 等は VinePlus で提供。
Vine Linux および VinePlus のカテゴリを再編成し、main、plus、extras、orphaned に分割された。
Vine Linux 3.1 インストールCD は main の一部が含まれる
追加パッケージのうちメンテナンスレベルの高いものは plus へ移動
メンテナンスレベルの低いものや滞っているものは extras へ移動
これまでの VinePlus に相当するカテゴリは extras となり、plus は今後、よりメンテナンスされることになる。
OpenOffice.org-1.1.2
KDE-3.2.3
XFce4-4.0.6
XEmacs-21.4.15
Apache2-2.0.51
Subversion-1.0.5