E.3. かな漢字変換サーバの起動

かな漢字変換サーバを起動するには、ルートユーザになってから、以下のコマンドを実行します。

例 E.3. かな漢字変換システムが Canna の場合

# /etc/rc.d/init.d/canna start

例 E.4. かな漢字変換システムが FreeWnn の場合

# /etc/rc.d/init.d/FreeWnn start

ここでエラーメッセージが出るかもしれませんが、そのメッセージが解決の手がかりになります。

かな漢字変換サーバーをマシンの起動時から動くようにするには、以下のようにします。まず現在の状態を確かめてください。ここでは Canna を例に取ります。

# /sbin/chkconfig --list canna
canna           0:off   1:off   2:off   3:off   4:off   5:off   6:off

上のようにすべて(とくに 3 と 5 が)off になっていたら、

# /sbin/chkconfig --add canna

としてください。これでマシンの起動時からかな漢字変換サーバが動くようになります。

FreeWnn を利用する場合、それぞれ canna を FreeWnn に置き換えて下さい。

注意

なお、Vine の X 起動スクリプトを使用している場合は(言い換えれば、X 起動スクリプトを自分で書いていない場合は)、かな漢字変換サーバが動いていれば、kinput2 は X を起動したときに自動的に実行されます。