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スクリプト部の各タグからはじまる部分は、先にも述べた通り独立したbash scriptとして働くので、 その範囲内で、
TEXMF=/usr/share/texmf
と変数を定義して用いることができます。
また、以下の変数は各タグ毎に環境変数として定義されます。
ディレクトリSOURCESを表す。Section 4.1, “環境設定”参照。 デフォルトは、
RPM_SOURCE_DIR="/usr/src/redhat/SOURCES"
ディレクトリBUILDを表す。Section 4.1, “環境設定”参照。 デフォルトは、
RPM_BUILD_DIR="/usr/src/redhat/BUILD"
%docで指定されたドキュメントファイルをインストールするためのディレクトリを表す。 rpmrcファイルの、defaultdocdirで指定する。デフォルトは、
RPM_DOC_DIR="/usr/doc"
コンパイル時にコンパイラにわたすデフォルトのオプション指定を表す。 rpmrcファイルの、optflagsで指定する。 アーキテクチャ毎に指定ができる。 例えば、%buildにおいて以下のように使う
make CFLAGS=${RPM_OPT_FLAGS}
デフォルトはarchitectureがi386のときには、
RPM_OPT_FLAGS="-O2 -m486 -fno-strength-reduce"
buildを行なっているシステムのアーキテクチャを表す変数。 アーキテクチャがi386なら、
RPM_ARCH_FLAGS="i386"
buildを行なっているシステムのOSをあらわす変数。Linuxなら、
RPM_OS="Linux"
Buildrootで設定された仮想インストールのためのディレクトリを表す。 (Section 5.1, “データ定義部”のBuildrootの項参照)
Nameで設定されたパッケージ名を表す。 (Section 5.1, “データ定義部”のNameの項参照)
Versionで設定されたバージョン名を表す。 (Section 5.1, “データ定義部”のVersionの項参照)
Versionで設定されたリリース番号を表す。 (Section 5.1, “データ定義部”のReleaseの項参照)