7.2. PPxP のインターフェース

PPxP の本体は ppxpd です。Vine では /usr/sbin/ppxpd としてインストールされています。これを一般ユーザ権限で操作するインターフェースがいくつか用意されており、Vine では以下の 3 つがインストールされます。

どのインターフェースにおいても、「quit」は PPxP 本体の終了(接続をすべて切断し設定をクリア)を表し、「bye」はインターフェースの終了(接続はそのまま、設定もそのまま)ですので注意して下さい。

ppxp

標準のコンソールインターフェース(CUI)です。最も細かい設定を行うことができます。コマンドラインから ppxp とタイプすることで実行します。

tkppxp

Tcl/Tk を使った X の GUI インターフェースです。PPxP の様々な状態を表示したり、設定したりすることができます。Vine では、Window Maker のメニューの「ユーティリティ→ネットワーク」から呼び出すことができます。

xppxp,xppxpm

X の GUI インターフェースです。シンプルな機能で、xppxpm は表示サイズが小さいため、PPxP の状態を常に表示させるのに向いています。Vine では、Window Maker の右にある Dock の上から 5 番目に xppxpm が表示されています。