Vine-2.6/ppc では, 他アーキテクチャと同様 XFree86 サーバを使用します. 通常インストール時の設定がそのまま引き継がれますので インストール直後から X を利用することが出来ますが, なんらかの理由で X の設定を変更する場合や デフォルトで利用するグラフィックカードを変更した場合などには 設定を変更する必要があるでしょう.
XFree86 サーバを使うには,/etc/X11/X が ../../usr/X11R6/bin/XFree86 への シンボリックリンクになっている必要があります. もしなっていない場合は
(cd /etc/X11; ln -sf ../../usr/X11R6/bin/XFree86 X)
とコマンドを入力して下さい.
Vine/ppc での XFree86 サーバの設定は, Xautoconfig4 を使います.起動したフレームバッファの設定から自動的に /etc/X11/XF86Config-4 ファイルを生成してくれます.
実際には解像度や色数を手動で変更したい場合もあります. Xautoconfig4 -i という風に -i オプションをつけて実行すると, 画面解像度,色数,使用ドライバなどを対話的に変更することが出来ますので こちらをお勧めします.