1.2. 旧バージョンからの変更点

1.2.1. Vine LInux 3.0 から 3.1への変更点

(ToDo: 変更点の記述)

1.2.2. Vine Linux 2.6 から 3.0への変更点

1.2.2.1. インストールCDから削除されたパッケージ

■main(devel) カテゴリに収録

最小開発環境(build-essential)以外の開発用サブパッケージ

■plus へ移動

  • Postgresql、Samba、WindowMaker、Webmin、jvim

  • LPRng、printtool

■extras へ移動

FreeWnn、kon、mkbootdisk

1.2.2.2. 追加されたパッケージ

  • GNOME2 関連パッケージ

  • vim6、ash、dvipdfmx、xpdf、gimageview、murasaki-usb-mount、gnome-system-tools、cups、synaptic など

1.2.3. Vine Linux 2.5 から 2.6への変更点

2.6は、2.5で見つかっている不具合を改善し、いくつかのセキュリティーフィックス を施したものです。最新に追従したパッケージもいくつかあります。主なものは以下 の通りです。

■主なセキュリティーフィックス

sudo、imap、bzip2、fetchmail、tcpdump、Apache、OpenSSH、mod_ssl、 squid、openssl、libpng、util-linux、XFree86 など。

■主な不具合の解消

  • XFree86-4.2の不具合対処

  • ATOKX対応

  • システム起動直後の印刷不可能問題対処

  • mkbootdiskの不具合対処

  • kernel-2.4のsndconfig対応

  • Mozillaの脆弱性対処

■その他主要なソフトウェアのバージョン更新

  • XFree86-4.2.1 + CVS driver

  • kernel-2.4.19

  • mozilla-1.1

  • tgif-4.1.42

  • openssh-3.4p1

  • postgresql-7.2.3

  • sylpheed-0.8.5

  • apache-1.3.27

1.2.4. Vine Linux 2.1 から 2.5への変更点

■カーネル関係

標準カーネルのバージョンが2.4.18になりました。2.2.20も収録しています。

■ライブラリ関係

  • XFree86-4.2.0を収録しました

  • glibc-2.2.4を収録しました

■各種ツール関係

Netscape Communicator 4 に代わり、Netscape 6のベースになっているウェブブラウ ザMozillaを採用しました

■その他主要ソフトウェアのバージョン

  • glibc-2.2.4

  • XFree86-4.2.0 / XFree86-3.3.6 サーバ群

  • mozilla-0.9.9

  • gimp-1.2.3

  • tgif-4.1.41

  • WindowMaker-0.80.0

  • gtk+-1.2.10

  • gnome-libs-1.4.1.2

  • sawfish-1.0.1

  • openssh-3.0.2p1

  • postgresql-7.2

  • samba-2.0.10 + ja1.2

  • emacs-20.7

  • sylpheed-0.7.4

1.2.5. Vine Linux 2.0からVine Linux 2.1への変更点

■カーネル関係

カーネルのバージョンが 2.2.17になりました。

  • USB関連のモジュールが利用できます。USBマウスやUSBフロッピーディスクなど一部のUSB機器が利用できます。

  • ソフトウェアRAIDを利用することができます。

■各種ツール関係

  • LinuxローダLILOがグラフィカルになりました。

  • Vine Linux 誕生時より、ご利用いただきました vmail にかわり、高機 能なGUIメーラ sylpheed を標準メーラとして採用しました。

  • デスクトップ環境KDEは標準パッケージから外し、VinePlusとして提供されます。

  • メールサーバはsendmailからセキュリティと配信速度に定評のある postfixになりました。sendmail互換なので、sendmailからの移行も容 易です。GUIによる postfixの設定には webminも使うこともできます。 sendmailはVinePlusに収録しています。

  • FTPサーバはwu-ftpdからキュ リティの高いproftpdになりました。設定 ファイルはApacheと似た形式になっており、anonymous FTPサーバやマ ルチバーチャルFTP サーバの設定を容易に行えます。

  • 標準FTPクライアントはncftpからlftpになりました。

  • 全文検索エンジン namazu のバージョン2を採用しました。 namazu バー ジョン1に比べ、インデックス作成スピードがぐっと速くなり、 インデッ クスの大きさも小さくなりました。対応文書も増えました。 ただし、 namazu バージョン1とのインデックスの互換性はありません。

  • コンソール上で軽快に使えるブラウザとして、lynxにかえて、より高機能なw3mを収録しました。

  • GNOME の標準ウィンドウマネージャをenlightenmentからsawfishになり ました。sawfishは動作が軽快で、非常に柔軟にカスタマイズを行うこ とができます。

  • 標準日本語ロケール名(LANG)がja_JP.ujisからja_JP.eucJPになりました。

  • RPMがバージョンアップしました。古いRPMでは新しいRPMパッケージを操作することができない場合があります。

  • telnetやrcp、rshよりも安全なopensshが提供されます。

  • 検索エンジン namazu はバージョン2を導入しました。対応ファイル形 式も Word、PDF、TeXなどを追加し、さまざまな文書を扱えるようにな りました。

■その他主要ソフトウェアのバージョン

  • glibc-2.1.3 + locale-ja

  • XFree86-3.3.6 + X-TT

  • netscape-4.75

  • gimp-1.1.27

  • tgif-4.1.39

  • WindowMaker-0.62.1

  • gtk+-1.2.8

  • gnome-libs-1.2.4

  • sawfish-0.30.3

  • openssh-1.2.3

  • postgresql-7.0.2

  • samba-2.0.7

  • emacs-20.7

  • xemacs-21.1.12

  • sylpheed-0.4.1

1.2.6. Vine Linux 1.1からVine Linux 2.0への変更点

Vine Linux 1.1から多くの改良が施されています。以下の点にご注意の上御使用下さい。