Vine Linuxは、使いやすい日本語環境を提供するLinux配布パッケージ
(ディストリビューション)です。インストールの直後から快適な日本
語環境で作業ができるように、さまざまな配慮を行っております。
- ●RPMベースのディストリビューション
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RPM ベースのディストリビューションで安定性、コンパクトさ、使いやすさを追求
- ●安定した Kernel 2.4.26 を採用
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一部 kernel-2.6 からの backport ドライバ、Software Suspendなどの新機能を追加
- ●apt によるパッケージ管理
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前バージョンに引き続き Debian で使われているパッケージ管理システムの RPM 対応版を採用。
簡単かつ安全にシステムのアップグレードや運用、パッケージのインストールなどを行うことができる
- ●apt グラフィカルインタフェース
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apt の gtk2 によるグラフィカルフロントエンドである Synaptic を採用
- ●X.Org X11R6.7.0 を採用
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2.6 の XFree86-4.2.1 に変わって X.Org X11R6.7.0
を採用により比較的最新のグラフィックスカードに対応
- ●標準デスクトップ環境
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デスクトップ環境として GNOME 2.4 を採用。WindowMaker、KDE は VinePlus で提供。
- ●グラフィカルなシステム管理ツール
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gnome-system-tools を採用
- ●印刷システム
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従来の LPRng に変わって CUPS を採用。Web インタフェースまたは Gnome-cups-manager
による簡単な設定。
- ●アプリケーション
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GNOME-2.4、GTK+-2.4.4、Mozilla
1.7.1、GIMP-2.0.3、GGV-2.4.1、GImageView-0.2.25、Gaim-0.80、Dia-0.93、Grip-
3.2.0、Sylpheed-0.9.12、Ghostscript-7.07、Emacs-21.3、Xpdf-3.00、perl-5.8.2、
ruby-1.8.1 など
- ●開発ツール
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最小限の開発ツール(build-essential)のみ収録。gcc-3.3.2、glibc-2.3.3 など。
- ●各種デバイスのホットプラグ対応
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murasaki によるホットプラグデバイスのプラグアンドプレイに加え、murasaki-usb-mount と
supermount-ng による USB ストレージデバイスの自動マウント/アンマウント機能の提供
- ●TeX ドキュメントプロセッシング環境
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teTeX-2.0.2 をベースに pTeX-3.1.3 を統合
- ●最小限のサーバ環境
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コアシステムとして
Postfix-2.0.20、ProFTPd-1.2.9、OpenSSH-3.8.1p1、Apache-1.3.31 を収録。
Apache2、PostgreSQL、Samba 等は VinePlus で提供。
- ●Vine Linux / VinePlus のカテゴリを詳細に
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Vine Linux および VinePlus のカテゴリを再編成し、main、plus、extras、orphaned
に分割された。
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Vine Linux 3.0 インストールCD は main の一部が含まれる
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追加パッケージのうちメンテナンスレベルの高いものは plus へ移動
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メンテナンスレベルの低いものや滞っているものは extras へ移動
これまでの VinePlus に相当するカテゴリは extras となり、plus は今後、よりメンテナンスされることになる。
- ●VinePlus 収録のアプリケーション(抜粋)
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OpenOffice.org-1.1.2
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KDE-3.2.3
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XFce4-4.0.6
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XEmacs-21.4.15
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Apache2-2.0.50
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Subversion-1.0.5