PPxP には、外部ネットワークへのアクセスを検知して自動的に PPP 接続を開始する機能があります。この機能を利用するためには、まず接続用の設定ファイルを読み込んでおかなければなりません。設定ファイルの読み込みかたは、項7.4を参照して下さい。
「auto on」コマンドを実行する
「ppxp -C auto on」を実行する
「Auto」文字列を押す
「録音ボタン」を押す
クリックメニューから「Auto On」を選ぶ
どのインターフェースでも、PPxP がオンデマンド接続モードになっているかは確認できるでしょう。オンデマンド接続モードの時は、現在のネットワーク接続で解決できないネットワークアクセスが発生すると、自動的に PPxP による接続が開始されます。自分が意図しない自動接続が起こった場合は、ログの「SYS:TRIGGER:」の行に接続要求元の IP やポート番号が記録されていますので、参考にして下さい。
なお、ネットワークカードなどで他のネットワークに繋がっている場合、オンデマンド接続を終了した後にルーティングテーブルが狂ってしまう不都合が起こる場合があります。