Chapter 6. 書いたspecファイルをもとにrpmパッケージをつくる

Vine Linux 3.0からrpm-4.0.5が採用されパッケージのビルドはrpmbuildコマンドを利用するようになりました。過去との互換性のためVine Linuxでは、rpmコマンドも利用できるようになっていますが、将来的に廃止の予定であるため今後はrpmbuildコマンドをお使いください。

specファイルを書いた後は、以下のようにして、rpmパッケージをつくります。

以上のコマンドを実行すると、segmentation faultを起こす時には、 Section 4.1で述べたLANGの指定を再確認してください。 うまくいけば、ディレクトリRPMS/i386にrpmパッケージが、 ディレクトリSRPMSにsrpmパッケージができるはずです。

他に, tar.gz 形式のソースの中に含まれている spec ファイルを用いて build するときには、 -b のかわりに -t を用いて、

rpmbuild -ta hoge.tar.gz
などとします。