7.2. specファイル共通に使える変数定義

たとえば、Chapter 5のspecファイルの例のデータ定義部は、 versionという変数を設定して、以下のように書くことができます。

Name: hoge
%define version 1.1
Version: %{version}
Release: 1
Source: hoge-%{version}.tar.gz
Patch: hoge.patch

この変数は、%setupや%installなどのスクリプト部やファイル定義部など、 specファイル全体で使えるので、 うまく使うとバージョンアップに追随してspecファイルを書くときに楽ができます。