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2.4.7 動作確認

作成したWebアプリケーションを起動し、動作を確認する。

手順

アプリケーションの動作確認

  1. 2.2 チュートリアル学習環境の整備 (5) アプリケーションの動作確認」を参照し、Tomcatを起動してブラウザでアクセスする。
  2. 初期画面のからログオン画面に遷移すると下図のように表示されることを確認する。ユーザ名を入力し、「ログオン」ボタンを押下する。

    ログオン画面


  3. 下図のようにメニュー画面が表示され、入力したユーザ名が表示されることを確認する。

    メニュー画面


  4. 「ログオフ」リンクを押下すると、メニュー画面に戻ることを確認する。
  5. ログオフ後、ブラウザのアドレスバーに以下のメニュー画面を表示するURLを直接入力する。
    • http://localhost:8080/terasoluna-spring-thin-blank/logon/menuSCR.do
  6. 下図のように、ユーザ名が表示されていないことを確認する。

    メニュー画面

まとめ

この節では以下のことを学習した。

  • アクションフォームの作成と設定
    • アクションフォームは画面からの入力を保持し、画面から参照することもできる。
    • Struts設定ファイルにアクションフォームを設定する。

  • UVOの作成と設定
    • UVOはログオン中のユーザ情報を保持するクラスである。
    • UVOはセッションに格納される。
  • ビジネスロジックの入出力
    • 入力クラスはビジネスロジックの引数である。
    • 出力クラスはビジネスロジックの業務結果を保持する。
    • 入力クラスの値は、アクションフォームやセッションなどからコピーされる。
    • 出力クラスの値は、アクションフォームやセッションなどにコピーされる。
    • 入出力クラスのマッピングは、入出力設定ファイルに設定する。

  • ビジネスロジックの実装
    • ビジネスロジックはServer(Web)版が提供するBLogicインタフェースを実装する。
    • ビジネスロジックはBLogicResultを返却する。
    • BLogicResultには、結果文字列、出力クラス、メッセージ情報、エラー情報を設定する。
  • ビジネスロジックの呼出
    • ビジネスロジックはBLogicActionから呼び出される。
  • LogoffAction
    • LogoffActionを利用することで、セッションからUVOを削除することができる。

次節:2.5 画面分岐

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