謝辞


私たちは Ron Dwight 氏に感謝したいと思います。彼は RAR およびそのユーザにとって多大な貢献をしてくれました。 Ron 氏が WinRAR の将来のバージョンを見ることがないというのが残念でなりません。

WinRAR は Info-ZIP グループによるコードを取り入れています。これは ZIP の処理に使われます。

テキスト圧縮アルゴリズムは Dmitry Shkarin 氏による PPMII と Dmitry Subbotin 氏による carryless rangecoder のパブリックドメインのソースコードをベースにしています。 ftp.elf.stuba.sk/pub/pc/pack で見つけられるかもしれません。

WinRAR 暗号化には、Szymon Stefanek 氏によるコード、Brian Gladman 氏による AES 実装、さらに Steve Reid SHA-1 ソースのコードを一部に利用しています。

WinRAR はIntel Slicing-by-8 アルゴリズムベースの CRC32 関数を利用しています。

RAR にはオプションで、Jean-Philippe AumassonSamuel NevesZooko Wilcox-O'HearnChristian Winnerlein 各氏により設計された BLAKE2sp ハッシュを含めることができます。

Alexander Khoroshev 氏と Bulat Ziganshin 氏により提供された有用な提案により、RAR の圧縮率と速度を著しく改善することができました。

7z には 7-Zip アーカイバの開発者である Igor Pavlov 氏の著作である 7zxa.dll ライブラリを使います。7zxa.dll は GNU Lesser General Public License (LGPL) バージョン 2.1 以降の下で配布されています。LGPL に基づいて 7zxa.dll の一部を変更したり、そうした 7zxa.dll の変更をデバッグする目的のためにリバースエンジニアリングを行うことができます。 XZ には Igor Pavlov 氏によるパブリックドメインの LZMA SDK を使います。7zxa.dll ライブラリのソースコード及び LZMA SDK は www.7-zip.org から利用できるようになっています。

リードソロモン符号 (Reed-Solomon code) の性能改善に、James S. PlankKevin M. GreenanEthan L. Miller 各氏による文書「Screaming Fast Galois Field Arithmetic Using Intel SIMD Instructions」を利用しました。また、Artem Drobanov 氏と Bulat Ziganshin 氏による例や提案のおかげでリードソロモン符号をさらに効率的にすることができました。

ACE には WinAce - www.winace.com の開発者により提供された unacev2.dll ライブラリを使います。

Francesco Indrio 氏 <om-studio@tiscali.it> / <omstudio@mail15.com> が WinRAR の画像のほとんどをデザインしました。

WinRAR シェル拡張は Ylian Saint-Hilaire 氏と彼による洒落た「RAR shell extension」プログラムから発想を得ました。

初期の RAR バージョンの開発や販売促進を支援してくれた Andrey Spasibozhko 氏に多大な感謝を送ります。