クイックスタート: コマンドラインからのファイルの圧縮


ファイルを圧縮する場合の一般的なコマンドライン書式:

WinRAR A [ -switches ] <> [ ファイル ] [ @ファイル一覧 ]

例えば LETTERS.RAR にファイル LETTER.TXT を追加したい場合は

WinRAR A LETTERS.RAR LETTER.TXT

と打ち込んでください。

の拡張子が指定されなかった場合、WinRAR はデフォルトの圧縮プロファイル で選択されているデフォルトの圧縮形式を使いますが、拡張子 .RAR や .ZIP を指定することでそれを上書きできます。

次の例では *.WAV ファイルを全て solid RAR Songs に追加します:

WinRAR A -S Songs.RAR *.WAV

圧縮対象とするファイル一覧を、 コマンドラインではなくファイルに記述することもできます。 その場合は圧縮対象とするファイルリストを記録したテキストファイル の名前をコマンドラインで指定する必要があります。このファイル名の前に @ 記号を付けることでこれを示します。ファイル Binaries を作成して文字列 *.exe*.com を書いておき、コマンド:

WinRAR A TOOLS.ZIP @Binaries

を実行すると現在のにある、拡張子が .EXE.COM のファイルを全て ZIP TOOLS に追加します。

圧縮処理中は処理状況を示すウィンドウが表示されます。 圧縮処理を中断したいときはコマンドウィンドウの「キャンセル」 ボタンをクリックしてください。このウィンドウの「バックグラウンド」ボタンを押して WinRAR をトレイに最小化することもできます。圧縮が問題なく完了すると WinRAR は終了します。エラーが発生した場合は診断メッセージウィンドウが表示されます。

コマンド及びスイッチの詳細な説明はコマンドラインインターフェイスを見てください。