WinRAR により作成される RAR 及び ZIP の内部形式は実用的には任意の数の任意のサイズのファイルを格納できます。 実際の制限値はファイルシステムや利用可能なメモリによります。 古いファイルシステムには 4 GB 超のファイルに対応できないものもあります。
WinRAR は圧縮対象のファイルごとに、その名前と属性の保管にメモリを割り当てます。 迅速に取り出せる情報を追加する場合、 ファイル名と属性の保管のためメモリが2倍必要となります。具体的な量は UTF-8 でエンコードされたファイル名の長さに依存しますが、圧縮時のメモリ使用量の標準的な目安は圧縮用辞書で必要とするメモリに、 ファイルごとに数百バイトを追加するだけです。32 ビット版 WinRAR が 2 GB を超えるメモリを使うことはできないという点にも留意してください。 大量のファイルを処理する必要がある場合は巨大な辞書を使う場合には 64 ビット版の WinRAR を使った方がいいかもしれません。