クライアントの基本設定 - プロパティ設定
[ファイル(F)] -> [プロパティ(P)]を選択してHotShotクライアントプロパティ設定を行います。プロパティ設定では以下の項目を設定することができます。
- データセンタ設定
データセンタのホスト情報と認証情報を設定します。これらはあらかじめシステム管理者によって通知されるものです。
- クライアント設定
HotShotフォルダに対する自動監視周期等を設定します。
データセンタ設定タブ

- アカウント名
データセンタにアクセスするためのアカウント認証情報です。通常はサーバ管理者によってアカウント名が設定されます。アカウント情報が不明の場合にはサーバ管理者にお問い合わせください。
- パスワード
データセンタにアクセスするためのアカウント認証情報です。通常はサーバ管理者によってアカウント名に対応したパスワードが設定されます。パスワード情報が不明の場合にはサーバ管理者にお問い合わせください。
- データセンタホスト名
HotShotサーバが稼働するデータセンタの情報です。HotShotサーバが稼働するホスト情報を設定するものでホスト名前、もしくはIPアドレスを設定することができます。ディフォルトはlocalhostが設定されます。
ホスト名が不明な場合にはサーバ管理者にお問い合わせください。
- データセンタポート名
HotShotサーバが稼働するデータセンタの情報です。HotShotサーバが稼働するポート番号を設定します。0から65535までの値を設定することができます。ディフォルトは17770番が選択されます。
ポート番号が不明な場合にはサーバ管理者にお問い合わせください。
クライアント設定タブ

- 更新実施時間
監視モードが有効に設定されたホットショット・フォルダの更新実施時間を指定します。更新実施時間とは、ホットショット・フォルダに対する書き込みや変更が検知されてからデータセンタとの同期が開始されるまでの遅延時間を指します。
通常フォルダに対する書き込みや変更は連続的に発生するものです。そのため変更が検知される度にデータセンタとの同期処理を実行すると通信ネットワークの負荷が増大してしまう可能性があります。そこで変更の検知から同期処理の実行までの遅延時間を設けることで、データセンタとの同期処理をまとめて行うようにします。
更新実施時間は分単位で指定します。指定可能な値は1から60分となります。通常は3分程度に設定することをお奨め致します。なお、この設定は監視モードが有効に設定されたホットショット・フォルダだけに有効となります。監視モードが無効なホットショット・フォルダは、ユーザが手動で同期処理を行う必要があります。
- リストキャッシュ値
データセンタ・ビューに表示されるリビジョン情報の最大値を指定します。HotShot製品では、クライアントPC上のファイルに変更が発生する度に、変更分だけを差分としてデータセンタに送信します。このため変更が頻繁に行われるファイルに対する変更履歴は、膨大なものになります。
リストキャッシュ値とは、これら履歴レコードをホットショットリポジトリ・ビューでどれだけ一度に表示するかを設定するものです。設定可能な値は12から255となります。通常は12程度をお奨め致します。
- クライアントID
HotShotクライアントが稼働するクライアントPCに任意のIDを付けることができます。HotShotクライアントはホットショット・フォルダ情報をここで指定されるクライアントIDと共にデータセンタに保存します。会社や自宅などのPC毎に異なるIDを付けておくことで、ホットショット・フォルダ情報を個別に管理することができます。
ディフォルトはクライアントPCのホスト名が割り当てられます。
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