DTXMania User's Manual ―
セットファイルと難易度設定

難易度設定について

DTXMania027 以降では、難易度の違う複数の演奏データ(最大3つ)を、曲選択画面で1行にまとめて表示する機能が追加されました。


3つのファイルを1つにまとめるの図

このような演奏データに選曲カーソルをあわせると、ハイハットを2回すばやく叩くことで、任意の難易度を選択することが出来るようになります。

セットファイル(set.def

この機能を使用するには、set.def というテキストファイル(セットファイルと呼ぶ)を準備します。

#TITLE: IN YOUR EYES

#L1LABEL: BASIC
#L1FILE: InYourEyes_bas.dtx

#L2LABEL: ADVANCED
#L2FILE: InYourEyes_adv.dtx

#L3LABEL: EXTREME
#L3FILE: InYourEyes_ext.dtx
セットファイルの例

このセットファイルを演奏データ(InyourEyes_bas.dtx, InyourEyes_adv.dtx, InyourEyes_ext.dtx) のあるフォルダに放り込むと、先述の「3つのファイルを1つにまとめるの図」のように表示されるようになります。

セットファイルの書式

#TITLE: には、曲選択画面で表示される文字列を指定します。

#LxLABEL:(x=1〜3) には好きなラベル文字列を指定することができます。これを省略すると、それぞれ BASIC, ADVANCE, EXTREME というラベルになります。なお、ラベルとして使用できる文字列は以下のとおりです。


#LxFILE:(x=1〜3) には、#LxLABEL に対応する演奏データファイルを指定します。

複数の組み合わせの記述

1つのセットファイルには、L1〜L3の組み合わせ(ブロック)を複数個記述することが可能です。これらのブロックは #TITLE 行を境として分けられます。

#TITLE: すてきな雨上がり【DTX】

#L1LABEL: BASIC
#L1FILE: ameagari_basic.dtx

#L2LABEL: ADVANCED
#L2FILE: ameagari_adv.dtx

#L3LABEL: EXTREME
#L3FILE: ameagari_ext.dtx

#TITLE: すてきな雨上がり【GDA】

#L1LABEL: BASIC
#L1FILE: ameagari_basic.gda

#L2LABEL: ADVANCED
#L2FILE: ameagari_adv.gda

#L3LABEL: EXTREME
#L3FILE: ameagari_ext.gda
複数ブロックの記述例

この場合、それぞれ3つの難易度を持つ「すてきな雨上がり【DTX】」と「すてきな雨上がり【GDA】」という2つの行が曲リストに載ることになります。(set.defを2つ作成しような感じ。)

1つの set.def に記述できるブロックの数に制限はありません。

セットファイル利用の際の注意!

  • セットファイルがあるフォルダでは、セットファイルに記述されていない演奏データファイルは、フォルダ内に存在していてもすべて無視されます。
  • 必ずしも L1 から指定する必要はなく、L2 と L3 だけの指定という設定も可能です。
  • GDA と BMS のように異なるデータを1つのセットファイルとしてまとめることも可能ですが、表示上は #L1FILE で指定されたファイルのデータタイプとして扱われます。
  • 実装が不十分であり、今後仕様変更の恐れがあります。(汗
  • #L1LABEL を #L1LEVEL とか書いてしまうミスにご注意!(経験談(^^;;;;;;

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