13 データの永続化

この章で解説されるモジュール群は Python データをディスクに永続的な形式 で保存します。 モジュール pickle と モジュール marshal は 多くの Python データ型をバイト列に変換し、バイト列から再生成します。 様々な DBM関連モジュールはハッシュを基にした、文字列から他の文字列へのマッ プを保存するファイルフォーマット群をサポートします。 モジュール bsddb はディスクベースの文字列から文字列へのマッピ ングを、ハッシュ、B-Tree, レコードを基にしたフォーマットで提供します。

この章で説明されるモジュールは:

pickle   Python オブジェクトからバイトストリームへの変換、およびその逆。
cPickle   pickle の高速バージョンですが、サブクラスはできません。
copy_reg   pickleサポート関数を登録する。
shelve   Python オブジェクトの永続化。
marshal   Python オブジェクトをバイト列に変換したり、その逆を (異なる拘束条件下で) 行います。
anydbm   DBM 形式のデータベースモジュールに対する汎用インタフェース。
whichdb   どのDBM形式のモジュールが与えられたデータベースを作ったかを推測する
dbm   ndbmを基にした基本的なデータベースインタフェースです。
gdbm   GNU による dbm の再実装。
dbhash   BSD データベースライブラリへの DBM 形式のインタフェース。
bsddb   Berkeley DB ライブラリへのインタフェース
dumbdbm   単純な DBM インタフェースに対する可搬性のある実装。
sqlite3   A DB-API 2.0 implementation using SQLite 3.x.

ご意見やご指摘をお寄せになりたい方は、 このドキュメントについて... をご覧ください。