SAX ドキュメントハンドラの生成
関連項目
DTD ファイルを作成すると、コンテンツハンドラファイルを生成することができます。
SAX ドキュメントハンドラを生成する
- 「ファイル」ウィンドウで DTD ノードを右クリックし、「SAX ドキュメントハンドラウィザード」を選択します。
- 使用する JAXP および SAX パーサーのバージョンを指定します。
- 生成したパーサーに org.xml.sax.DocumentHandler を実装させる場合は、SAX パーサーのバージョンとして SAX 1.0 を指定してください。
- 生成したパーサーに org.xml.sax. を実装させる場合は、SAX 2.0 を指定してください。
- ハンドラインタフェースにオリジナルの SAX パーサーイベントをすべて含める場合、「SAX イベントを生成ハンドラに送る」チェックボックスを選択します。「次へ」をクリックして次に進みます。
- ハンドラインタフェース内にハンドラメソッドを生成する XML 要素を選択します。「要素」列は、DTD のすべての要素の修飾名を示します。「ハンドラの型」列で要素のハンドラの型を選択するか、「無視」を選択してハンドラインタフェースからその要素を除外します。
- 「ハンドラメソッド」列でハンドラメソッド名を指定します。「次へ」をクリックして次に進みます。
IDE はコンテナ要素用に handle_elementName メソッドを生成し、コンテンツ要素用に start_elementName メソッドと end_elementName メソッドのペアを生成します。
- データ変換メソッドを生成する要素を選択します。これらのメソッドは、パーサー出力から文字列オブジェクトを取得し、修飾されたデータ型に変換します。
- 「変換メソッド」列で、データ変換メソッドの名前を指定します。要素に対するデータ変換メソッドを生成しない場合は、この列を「none」のままにしておきます。
- 「戻り型」列に戻り値の型を入力します。IDE は、整数やブール型など一般的な戻り値の型について変換メソッドを提供します。
IDE は、この列のエントリが有効な識別子であることをチェックし、無効な識別子を赤色で強調表示します。「次へ」をクリックして次に進みます。
- 必要に応じて、生成するファイルの名前を変更します。
- SAX コード生成にカスタマイズ内容を保存する場合、「カスタマイズされたバインディングを保持」チェックボックスを選択します。
SAX 実装ファイルと同じディレクトリの XML ファイルに割り当てが格納されます。
- IDE は、DTD での次回ウィザード実行時に割り当てを検索して再利用します。
- 「完了」をクリックします。
コンテンツハンドラファイルが生成されます。
- 関連項目
- IDE の SAX サポート
- DOM ツリースキャナの生成
- DTD の作成
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