Mercurial: リポジトリへの変更のコミット
関連項目
バージョン管理されたファイルの作業用コピーの編集を終えたら、Mercurial の「コミット」アクションを使用してリポジトリにその変更を反映できます。
- Mercurial のバージョン管理されたファイルおよびフォルダで Mercurial のアクションを呼び出すには、それらファイルおよびフォルダが IDE によって認識される必要があります。これを行うには、最初に外部リポジトリからソースをクローンするか、Mercurial 管理下にプロジェクトを配置する必要があります。
ローカルファイルの変更をリポジトリにコミットする
- バージョン管理下にあるファイルまたはフォルダ (「プロジェクト」、「ファイル」、「お気に入り」ウィンドウなどから) を選択し 、右クリックメニューから「Mercurial」>「コミット」を選択します。「コミット」ダイアログが開いて、ローカルの変更を含むすべてのファイルが表示されます。コミットするファイルがリポジトリに存在していない場合は、「コミット」アクションによって追加されます。
- 「コミットメッセージ」テキスト領域に、このコミットの目的を示すコミットメッセージを入力します。
- ダイアログの右上にある「最近のメッセージ」アイコン (
) をクリックすると、最近のコミットメッセージが表示されます。
- 「コミット」をクリックします。IDE によってコミットが実行され、ローカルの変更がリポジトリに送信されます。リポジトリにコミットするファイルは、「出力」ウィンドウで確認することもできます (Ctrl-4)。
- 「コミット」ダイアログでは、個別ファイルをコミット対象から除外できます。このためには、そのファイルの「コミットアクション」列をクリックして「コミットから除外」を選択します。これにより、そのファイルの名前が取り消し線付きで表示されます。
ファイルの無視
ローカルの作業用ディレクトリに、バージョン管理しなくてもよいファイルまたはディレクトリが含まれている場合は、「無視」コマンドを使用して、それらのファイルまたはディレクトリが常時無視されるように設定できます。
- リポジトリにすでに存在するファイルに対して「無視」コマンドを使用することはできません。
作業用ディレクトリ内のローカルファイルを無視する
- 「プロジェクト」、「ファイル」、「お気に入り」、または「ステータス」ウィンドウから、無視するファイルまたはディレクトリを選択します。
- 選択したファイルまたはディレクトリの右クリックメニューから「無視」(「Mercurial」>「無視」) を選択します。選択したファイルまたはそのファイルを含むディレクトリに対して Mercurial コマンドを呼び出しても、IDE は常にそれらのファイルまたはディレクトリを無視します。
- 無視対象のファイルのステータスを変更して、ふたたび Mercurial 内で有効にするには、そのファイルを選択して「Mercurial」>「無視しない」を選択します。
- 関連項目
- 外部 Mercurial リポジトリのクローン
- ファイルリビジョンの比較
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