「主訴」や「住所」など、ラベル部分とその右側の入力欄のセットを CELL(細胞)と呼びます。以下の操作について、わからなければ「実際にやってみるのが理解への早道」です。
「メニューの削除」など以外は元へ戻せますので、実験してみてください。
ラベル名
CELL 左側に表示される「ラベル名」です。内部的には「tag」として表示される DB のテーブル名とフィールド名で識別されていますが、ユーザにとっては「ラベル名」が指標となります。
メニューの設定
- メニューの形式
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- Rotary
- ポップアップ・メニュー・タイプ
- Address
- 住所入力タイプ
- Calendar
- カレンダーによる日付入力タイプ
- Group
グループ・メニュー・タイプ
選択したメニューに合わせ ProgressSection
の入力欄全てに関連アイテムを一括入力するもので
「主訴」欄にしか使いません。
入力欄は{String」でなく「Text」タイプにしてください。
ポップアップ・メニュー選択時にプロブレム番号が自動的に付番されます。「行頭にタイムスタンプ挿入」にチェックが入っていると、プロブレム番号とともに当日の受診日が挿入されます。
- Panel
- メニュー項目を平面に羅列したタイプ
- Date
- 日付入力タイプ
- YearMonth
年月の入力タイプ
Date は年月日の入力ですが、YearMonth は年月のみを入力します(内部的に日は1に固定されます)。
- Number
- 数値専用の入力タイプ
- None
- メニューなし
- メニュー項目
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Group menu では「グループ・メニューを編集」ボタンが表示されます。これでグループ・メニューを編集してください。
- メニュー項目の削除
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「メニュー項目」の削除したい項目を選択しておき アイコンをクリックすると削除できます。
- 頻度
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メニューの使用頻度が表示され、頻度値を修正できます。
- 頻度学習
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ここにチェックが入っていると、使用頻度の高いメニューから順に表示されるようになります。「この間まで3番目にあったのに、勝手に5番目になってしまうのはけしからん」という方、メニューの配列順序を固定したい場合は、出現させたい順に大きい頻度値を設定し「頻度学習」チェックをはずしてください。
- メニュー選択
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ここにチェックを入れておくと「メニューの単一選択モード」になり、メニュー選択と同時に編集モードを抜けます。一項目しか選択しない欄では、この方が能率的です。
複数項目を選択する可能性のある場合は、ここのチェックをはずしてください。メニューを選択しても編集モードから抜けず、続けていくつも選択できます。
- メニュー挿入位置
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文末へ追加 :選択項目を、文末へ「空白」をはさみ追加
最終行へ追加:選択項目を、最終行へ追加
置換 :選択項目を、入力欄の内容全体と置換
入力欄の設定
- フォントサイズ
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初期設定で設定されたフォント・サイズをこちらの設定で上書きします。これにより指定した CELL のみフォント・サイズを変更できます。サイズが空欄か 0 の場合、設定は無視されます。
- 書込み
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チェック・ボックスが表示されますが read-only です。変更は「レイアウト編集」で行います。
- 文字色
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文字の色を設定します。色は HTML 方式で 000 から FFF までの3文字で指定します。
- 背景色
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CELL の背景色を設定します。色は HTML 方式で 000 から FFF までの3文字で指定します。
専用エディターの設定
「病名」「伝票」「処方」「医事計算」などを、夫々「病名欄」「検査欄」「処方欄」「診療欄」に設定します。これにより、それらの欄を開くと NOA 組込みの専用処理ツールが Editor として開きます。
編集後ジャンプ先の設定
- ジャンプ条件
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編集保存後にカーソルジャンプするための条件を入力(空欄の場合は、無条件で指定ジャンプ先へジャンプします)
50歳以下ならジャンプする例:
patientAge() < 50
入力欄の内容が「その他」ならジャンプする例:
valueOfCell() == 'その他'
ジャンプ先
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編集保存後にカーソルがジャンプする先を指定。
無指定の場合は自動的に次の CELL へジャンプします。
確定
最後に「確定」ボタンを押すと、編集内容が記憶され画面が再描画されます。
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