Make One Linuxオンラインマニュアル
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4.ISOイメージファイルの書き込みについて

注意事項

cdrecordの簡単な使い方

cdrecordはコマンドラインから操作できるライティングソフトウェアです。とりあえず次のオプションを覚えておけば簡単に使えるようになると思います。

dev=1,0,0 : 書き込みに使用するドライブを指定します
(SCSI接続、SCSI-IDが1,0,0の場合)
dev=ATAPI:1,0,0 : 書き込みに使用するドライブを指定します
(ATAPI接続、SCSI-IDが1,0,0の場合)
speed=24 : 書き込みスピードを設定します(24倍速の場合)
-v : 書き込み情報などを詳細に表示します
-eject : 書き込み後にディスクを取り出します
-dummy : 書き込みテストを行います(実際には書き込みはしません)
-scanbus : 書き込みに使用できるドライブとそのSCSI-IDを表示します

ドライブの指定にはSCSI-IDが必要です。SCSI-IDを調べるには次のようにコマンドを実行します。

$ cdrecord -scanbus

書き込みテストを行う場合は、ディスクメディアをドライブに入れて次のようにします。

$ cdrecord dev=ATAPI:1,0,0 speed=24 -v -dummy MOL-x.x.x-DISTRO.iso

実際に書き込みを行って、終了後にディスクを取り出すには次のようにします。

$ cdrecord dev=ATAPI:1,0,0 speed=24 -v MOL-x.x.x-DISTRO.iso

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