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dump

書式

usage: dump [-h|w|d|2|4|8] [-n] address [size]

説明

引数で指定された仮想アドレスからメモリの内容を表示します。 sizeを指定した場合はそのサイズを、 指定が無かった場合には既定値として16バイトを表示します。

現在のところ、dumpによりダンプ可能なのはカーネル仮想空間のみです。 個々のプロセスの仮想空間はダンプできません。

オプション

以下は、主に little endian のシステム向けのオプションです。 little endian のシステムでは、 network byte order にバイトスワップして表示します。 big endian のシステムでは、あまり変わりません。
-h または -2
2バイトごとに表示します
-w または -4
4バイトごとに表示します
-d または -8
8バイトごとに表示します

エイリアス

標準で、以下のエイリアスを定義しています。
d dump
dh dump -h
dw dump -w
dd dump -d

実行例

同じアドレスを、単位を変えて表示している例。
> d c0000000
c0000000:  01000000 53ff00f0 c3e200f0 53ff00f0      S       S   
c0000010: 
> dw c0000000
c0000000:  00000001 f000ff53 f000e2c3 f000ff53      S       S   
c0000010: 
> dd c0000000
c0000000:  f000ff5300000001  f000ff53f000e2c3       S       S   
c0000010: 

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