kit v0.2 "aquamarine"リリースは久しぶりの大型アップデートです。非常に多くの更新内容がありますが、どれも重要でkitをより便利にするものです。
config/desktop.json
からデスクトップアイコンを読み込みます。kit-contextgroup-
接頭辞付きIDを使用します。System.installed
System.launchpath
にすべてのアプリの起動パスが格納されます。System.appInfo
メソッドの更新System.display
System.selectedText
System.config
System.changeWindowTitle
メソッド
System.dom
メソッドの更新System.qs
メソッド
NodeList
を返すバージョンです。内部的にdocument.querySelector
メソッドを使用しています。
process
オブジェクトにプロセスのウィンドウタイトルを格納します。この他に、軽微なバグの修正、システム全体の軽量化が含まれます。
kitstrap 0.2がバンドルされました。これにより、以前より格段にアプリケーションのスタイルやレイアウトを作成することが簡単になりました。
kitstrapについての詳細はkitstrapドキュメントを参照してください。
kit apps framwork (v1)が実装されました。アプリの開発者はkafを使用することで、JavaScriptコーディングの量を劇的に少なく、あるいはまったくなくすことができます。既存のアプリの一部もkafを利用するように変更されています。
kafはAppクラス上に展開され、App
クラス内の各種メソッドから操作可能です。kit v0.2
"aquamarine"で実装されたkaf関連機能は以下の通りです。詳細は各属性・メソッドのページを参照してください。
KWS.fullscreen
KWS.max
メソッドが実装されました。KWS.unmax
メソッドが実装されました。support.fullscreen
キーを指定して最大化可否を指定します。size
キーを指定して初期のウィンドウサイズを指定します。resize
キーを指定してウィンドウのリサイズ時の最小幅および最小高を指定します。icon
キーにnone
を指定することでアイコンなしを指定可能になりました。support.kaf
キーにfalse
を指定してkafを無効化することが可能です。非常に更新内容が多いため、大きな更新のみ紹介します。
app/kish
(v0.3)をバンドルしました。app/user
を追加しました。app/install
を追加しました。app/bandr
を追加しました。.kitbackup
ファイルを利用したkitシステム全体のバックアップ及び復元が実行可能です。app/document
をv1.0にアップデートしました。app/alert
をv2.0にアップデートしました。app/appman
をv1.0にアップデートしました。app/dialog
をv2.0にアップデートしました。app/pmgr
をv3.1にアップデートしました。app/settings
をv4.0にアップデートしました。app/welcome
をv1.2にアップデートしました。app/ytplayer
をv1.1にアップデートしました。グローバルスコープ上のメソッドは徐々に削除されています。
appInfo
メソッドが削除されました。close
メソッドが削除されました。kill
メソッドが削除されました。System.min
メソッドが削除されました。