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コマンド行オプション‘-batch’は、 Emacsを非対話的に実行します。 このモードでは、Emacsは端末からコマンドを読まず、 端末のモードを変更せず、スクリーンに出力もしません。 これは、実行するLispプログラムを指定できるようにするためです。 それが終るとEmacsも終了します。 実行すべきプログラムは、 fileという名前のライブラリをロードする‘-l file’、 および、 引数なしで関数functionを呼び出す‘-f function’で 指定します。
バッチモードでは、ストリームとしてt
を指定した
message
やprin1
などでエコー領域に
表示されるLispプログラムの出力は、
Emacsの標準エラー記述子へ出力されます。
したがって、Emacsは非対話的な
アプリケーションプログラムのようにふるまいます。
(コマンドの表示などのEmacs自身がエコー領域に出力するものは
完全に抑制される。)