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メイル(mail)モードには、特定のヘッダフィールドへ移動したり ヘッダのアドレスを補完する特別なコマンドがあります。
mail-to
)。
mail-subject
)。
mail-cc
)。
mail-bcc
)。
mail-fcc
)。
mail-complete
)。
ポイントを特定のヘッダフィールドに移動するコマンドは5つあって、 すべてプレフィックスC-c C-fで始まります (‘C-f’は『フィールド』(fields)のf)。 これらは上に示してあります。 当該フィールドが存在しなければ、 これらのコマンドはそのフィールドを作成します。 これらの特定のフィールドに移動するコマンドを用意したのは、 これらのフィールドを編集する可能性が高いからです。
‘To:’、‘CC:’、‘BCC:’などのメイルアドレスを含む
ヘッダフィールドを編集中には、
M-<TAB>(mail-complete
)と打てば
メイルアドレスを補完できます。
完全な名前が決定できるならば、アドレスに対応する完全な名前を挿入します。
変数mail-from-style
と同様に、
変数mail-complete-style
は、
完全な名前を挿入するのか、どのスタイルを使うのかを制御します
(see Mail Headers)。
補完のため使う正しいメイルアドレスは、 ローカルのユーザー名一覧と個人のメイルの別名からとられます。 正しいメイルアドレスの情報源を追加することもできます。 これに関するオプションを調べるには、カスタマイズバッファを使ってください。
メッセージの本文でM-<TAB>と打つと、
テキスト(text)モードと同様にispell-complete-word
を起動します。