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サーバとしてどんな種類のマシンが適切かという質問への手短な答は、要求は こじんまりとしたものであるということです—32M のメモリやそれ以下のサー バでさえ、かなり大きなソース木とかなりの量の活動を扱うことができます。
もちろん、本当の答はもっと複雑です。既知の大量のメモリ消費をする部分の 見積りは、メモリの要求を見積るのに十分でしょう。ここにはそのような部分 が2つ書いてあります。他のメモリ消費は比較的小さいはずです (もしそうで ないものがあれば、この説明文書を更新できるように、BUGS に書かれ ているように、我々に知らせてください)。
大量のメモリ消費をする最初の部分は、cvs サーバを使っているときの 大きな取り出しです。サーバは、扱っているそれぞれのクライアントのための 2つのプロセスからなります。子プロセスのメモリ消費は非常に少く抑えられ ているはずです。親プロセスのメモリ消費は、特にクライアントとのネットワー ク接続が遅ければ、一つのディレクトリのソースの大きさよりも少し大きくな るか、2メガバイトほどかどちらか大きいものになることが予想されています。
それぞれの cvs サーバの大きさを予想上の一度に活動するサーバ数で掛 けたものによって、サーバのメモリの要求の輪郭を得ることができます。たい ていの場合、親プロセスでのメモリ消費は物理メモリではなくてスワップメモ リでしょう。
大量のメモリ消費の2番目の部分は、大きなファイルを格納しているときの
diff
です。これはバイナリ・ファイルでさえも必要です。大体の目安
は、格納したい最大のファイルの大きさの10倍を用意することですが、5倍が
適当でしょう。例えば、10メガバイトのファイルを格納したいときは、格納を
するマシン (クライアント/サーバ ならサーバマシン、クライアント/サーバ
でなければ、cvs を実行しているマシン) に100メガバイトのメモリがあ
るのが良いです。これは物理メモリでなく、スワップであるかもしれません。
メモリが必要なのは短時間だけなので、そのような格納が同時に2つ以上なさ
れるときのためのメモリを準備する必要は特にありません。
クライアントの資源消費はさらに少ないです—オペレーティングシステムを 動作させるために十分な能力のあるマシンなら、ほとんど問題はないでしょう。
ディスク容量に対する要求の情報は、Creating a repository を参照し てください。