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変数とそれに類似した構成要素を定義するためのコマンドは以下のものです.
@defvr
category name@defvr
コマンドは変数のようなものの一般的な定義コマンドです —
構成要素は値を記録します.定義された構成要素のカテゴリを記述するための,
用語を選択する必要があります.例えば,“変数”は構成要素が変数の場合使用
されます.@defvr
コマンドを行の最初に書き,同じ行に構成要素のカテ
ゴリと構成要素の名前を続けてください.
タイトルのようにカテゴリ名を大文字にしてください.カテゴリ名が“User Option”のようにスペースを含む場合,カッコで囲んでください.そうしない場 合,二番目の単語は構成要素の名前だと誤解されます.例えば,以下のようにし ます.
@defvr {User Option} fill-column このバッファローカル変数は, 補充された行の最大幅を指定します. ... @end defvr
単独行の@end defvr
で定義を終了してください.
テンプレートは以下の通りです.
@defvr category name body-of-definition @end defvr
@defvr
はnameに対し,変数索引の項目を作成します.
@defvar
name@defvar
コマンドは,変数の定義コマンドです.@defvar
は
‘@defvr Variable ...’と同じです.
例えば,以下のようにします.
@defvar kill-ring ... @end defvar
テンプレートは以下の通りです.
@defvar name body-of-definition @end defvar
@defvar
は,nameに対し変数索引の項目を作成します.
@defopt
name@defopt
コマンドは,ユーザオプション(user options),すなは
ち,ユーザが好みで変更する変数に対する定義コマンドです.Emacsは多くのそ
のようなものがあります(see Variables).
@defopt
は‘@defvr {User Option} ...’と同じで,
@defvar
のように動作します.