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ファイルの実名(truename)とは、 シンボリックリンクをすべて辿り尽くしてから、 要素として現れる‘.’ や‘..’ を簡略化して得られる名前です。 厳密にいえば、ファイルが一意の実名を持つ必要はありません。 ファイルの異なる実名の個数は、当該ファイルに対するハードリンクの個数に 等しいのです。 それでも、実名はシンボリックリンクによる名前の変動を取り除くため、 実名は有用です。
関数
file-truename
はファイルfilenameの実名を返す。 これはシンボリックリンクをすべて辿り尽くして得られる名前である。 引数は絶対ファイル名であること。
関連情報については、See Buffer File Name。