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この関数はfromとtoのあいだのテキストを符号化する コーディングシステムを選ぶが、 必要ならばユーザーに問い合わせる。
省略可能な引数preferred-coding-systemは、 最初に試すコーディングシステムを指定する。 それが指定領域のテキストを処理できるならば、それを使う。 この引数を省略すると、
buffer-file-coding-system
のカレントバッファでの値をまず試す。領域内にpreferred-coding-systemで符号化できない マルチバイト文字がある場合、 この関数は、当該テキストを符号化可能なコーディングシステム一覧から ユーザーに選択してもらい、ユーザーが選択したものを返す。
特殊機能: fromが文字列であると、 文字列を調べる対象とし、toは無視する。
補完を用いてユーザーにコーディングシステムを指定させるために使える 2つの関数はつぎのとおりです。 See Completion。
この関数は、文字列promptをプロンプトとして ミニバッファを使ってコーディングシステムを読み取り、 コーディングシステム名をシンボルとして返す。 ユーザーの入力が空であると、 defaultは返すべきコーディングシステムを指定する。 それはシンボルか文字列であること。
この関数は、文字列promptをプロンプトとして ミニバッファを使ってコーディングシステムを読み取り、 コーディングシステム名をシンボルとして返す。 ユーザーが空を入力しようとすると再度問い合わせる。 see Coding Systems。