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導入の講座はほとんど終りです.中級のコマンドを学ぶために,もう少し続けて ください.
ほとんどのInfoファイルには索引があり,それは実際には,メニュー以外に何も ない大きなノードになっています.メニューは,索引でリストアップされている トピックごとに一つのメニューになっています.ファイルのメインメニューから, mコマンドで索引のノードを見つけることが可能です.トピックを記述し ているノードに移動するために,索引ノードでもう一度mを使用すること も可能です.
ショートカットInfoコマンドiもあり,それはすべてのことを行ないます. それは与えられたトッピック(文字列)を索引で検索し,そのトッピックに対する 索引にリストアップされているノードに移動します.完全な説明は,See Info Search.
別のノードに移動していて,それまでの移動段階を再追跡したい場合,l コマンド(lはlastに対応します)でそうすることができ,そのとき 一度に一つのノードを移動します.ノードからノードに移動する間,Infoは特別 な履歴リストに訪問したノードを記録します.lコマンドで,履歴リスト のノードにもう一度訪れることになります.lコマンドが成功するたび, 履歴を一ステップ戻ります.
指導に従っている場合は,lコマンドで‘Help-M’に戻ります.もう一 度lコマンドを実行することでuを取り消し,‘Help-FOO’ に戻 ります.もう一度lを実行することでmコマンドを取り消し, ‘Help-M’に戻ります.
Emacsでは,lでコマンドInfo-last
を実行します.
>> lを三回入力し,それぞれのlが行うことを理解するため,それ ぞれの入力の間で停止してください.もう一度その記述に従うとここまで戻って くるでしょう.
lとpの違いに注意してください.lは前回あなたがい た場所に移動し,pは常にヘッダで‘Previous’ノードとされるノード (このノードでは‘Prev’は‘Help-M’に導くものです)に移動します.
‘d’コマンド(EmacsではInfo-directory
)で,ディレクトリノードに
すぐに移動します.このノードは,Infoに入ったときに最初に見るもので,存在
する全てのノードに(直接,あるいは間接的に他のメニューを通じて)導くメニュー
があります.ディレクトリノードは,システムにインストールされている,また
はされているはずの,すべてのマニュアルとInfoドキュメントをリストアップし
ています.
>> dを試し,lでここに戻ってください(ええ,戻ってくださ い).
tコマンドでマニュアルの‘Top’ノードに移動します.マニュアルの
メインメニューを見たい場合や,特定のトップレベルのメニュー項目を選択した
い場合に便利です.tで実行されるEmacsコマンドはInfo-top-node
です.
相互参照の上やその近くでMouse-2をクリックしても,その参照先をたどっ ていきます.マウスポインタを相互参照に移動し,それに応答してテキストに下 線が引かれたマウスポインタが変化する状態を見ることで,相互参照がマウスに 反応することが分かるはずです.
>> 今nを入力し,この講座の最後のノードを見てください.
より高度なInfoの機能は,See Expert Info.