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uniqは与えられたファイル,または与えられない場合や‘-’の input名に対し,ユニークな行を書き出します.概要です.
uniq [option]... [input [output]]
デフォルトでuniqはその入力行を出力し,そして,出力行が繰り返 さないように隣接した繰り返している行の最初のものだけを出力します.オプ ションで,そうする代わりに,繰り返さない行を表示しない,さらに,すべて の繰り返し行を表示することも可能です.
入力ファイルはソートされている必要はありませんが,繰り返している行は隣
接している場合のみ検出されます.隣接していないものを除去したい場合,お
そらくsort -u
を使用したいと思うでしょう.
比較には,LC_COLLATEロカールカテゴリで指定された文字の順番を使用 します.
outputファイルが無い場合,uniqは標準出力に書き出します.
このプログラムは,以下のオプションも受け入れます.Common options も参照してください.
古いシステムでは,uniqは時代遅れのオプション
-nをサポートしています.POSIX 1003.1-2001
(see Standards conformance)ではこれを許可していません.代わりに
-f nを使用してください.
古いシステムでは,uniqは時代遅れのオプション
+nをサポートしています.POSIX 1003.1-2001
(see Standards conformance)ではこれを許可していません.代わりに
-s nを使用してください.
組が分離されていて,入力に二つ以上の空白行があるとき,出力が不明瞭にな ることに注意してください.それを避けるため,連続した改行を単一の改行に 置換するように,入力を‘tr -s '\n'’でフィルタリングしてください.
これは,gnuの拡張です.
終了ステータスのゼロは成功を示し,ゼロ以外の値は失敗を示します.