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強調コマンドは,関数やファイル名のリストのような,ファイルからの便利な情 報を抽出するために使用することが可能です.例えば,Emacs Lisp(またはキー ボードマクロ)でのプログラムを書くために,指定されたコマンドで印が付いて いる単語と句が含まれているそれぞれの段落の後に,索引項目を挿入することも 可能です.まだ項目を作成していない場合,関数の索引を構築するためこれを行 うことが可能でしょう.

コマンドは様々な目的を満たします.

@code{sample-code}
プログラムの一部のリテラル例となるテキストを示します.
@kbd{keyboard-characters}
キーボード入力を示します.
@key{key-name}
キーボードのキーに対する慣習的な名前を示します.
@samp{text}
文字列のリテラル例となるテキストを示します.
@var{metasyntactic-variable}
メタ構文変数を示します.
@env{environment-variable}
環境変数を示します.
@file{file-name}
ファイル名を示します.
@command{command-name}
コマンド名を示します.
@option{option}
コマンドラインオプションを示します.
@dfn{term}
用語使用の紹介や定義を示します.
@cite{reference}
本の名前を示します.
@acronym{acronym}
頭文字を組み合わせた言葉を示します.
@url{uniform-resource-locator}
ワールドワイドウェブ(WWW)のユニフォームリソースロケータ(URL)を示します.
@email{email-address[, displayed-text]}
電子メールアドレスを示します.