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キーワード置換にも欠点があります。 ファイル中に表われる文字列 ‘$Author$’ は、 rcs によってキーワードと見倣されます。 この文字列を ‘$Author: ceder $’ などと解釈させずに、 そのまま使いたい事があるでしょう。
不幸なことに、選択的にキーワード置換を止めることはできません。 ‘-ko’ によって完全にキーワード置換を止めることができます (see Substitution modes)。
rcs キーワードが最終製品に現われるとしても、
ソース・ファイル中には使いたくない場合が多くあります。
例えばこのマニュアルのソースには ‘$Author$’ ではなく、
‘$@asis{}Author$’ と記述しています。
nroff
や troff
であれば、
ヌル文字である \&
をキーワード中に埋め込めば
同様の効果を発揮します。