call
exprvoid
型の戻り値を表示することなく、
式exprを評価します。
ユーザ・プログラムの中からある関数を呼び出したいが、
void型の戻り値を出力させたくない場合、
このprint
コマンドの変種を使用することができます。
void
型でない戻り値は表示され、
値ヒストリに保存されます。
A29Kでは、
ユーザに制御される変数call_scratch_address
によって、
GDBがデバッグ対象の関数を呼び出すときに使用するスクラッチ領域が指定されます。
通常はスクラッチ領域をスタック上に置きますが、
この方法は命令空間とデータ空間を別々に持つシステム上では機能しないため、
これが必要になります。