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@example
: 例のテキスト
@example
コマンドは,コンピュータの入力や出力のような実行している
テキスト以外の例を示すために使用されます.
これは,@example
コマンドと@end example
コマンドの間に書かれている テキストの例です. 字下げされますが補充されません. 印刷されたマニュアルでは,テキストは等幅フォントで植字され, 余分な空白と空白行は意味があります.Infoファイルでは, それぞれの行を五個のスペースで字下げされ, 似たような結果が得られます.
@end example
コマンドを行の最初に単独行に書いてください.例の終り
に@end example
コマンドで印を付け,それも行の最初に単独行で書いて
ください.
例えば,以下のようにします.
@example mv foo bar @end example
以下を生成します.
mv foo bar
@example
と@end example
を含む行は出力に現れません.出力の
見ためが良くなるように,@example
の前に空白行を置き,もう一つの空
白行を@end example
の後に置くべきです.始めの@example
と終
りの@end example
の中の空白行は出力に現れることに注意してください.
注意:(逐語的な環境以外の)例の行や問題となりうるTexinfoのあらゆ る場所でタブを使用しないでください!TexinfoのTeXの実装ではタブを一つの スペースとして扱い,表示されているようにはなりません.(必要な場合,Emacs でタブをその領域を占める複数のスペースに変換するためM-x untabify を使用することが可能です.)
例は,論理的に言うと段落の“真中にある”ものと,例の後に字下げされずに続
けられるテキストとなります.@noindent
コマンドはテキストの部分が
新しい段落のように字下げされるのを妨げます.
(@code
コマンドは文の中に埋め込まれるコードの例に使用されますが,
前後のテキストを区切りません.See @code
.)