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O_NOFOLLOWフラグのサポートがが無いシステムで,この形式の問題を避ける戦
略はより複雑です.find
がディレクトリを変更するたびに,移動先のディ
レクトリを調査し,chdir()
システムコールを発行し,期待されている
サブディレクトリまで調査します.それ以外の場合,エラーメッセージを出力
し,find
はただちに終了します.この手法は,find
に意図しな
いファイルシステムの部分を検索させる,ファイルシステム操作の攻撃を妨げ
ます.しかし,“automount”のマウントポイントで問題となる無駄な断定を行
わないよう,特殊なステップが必要になります.