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envは,変更された環境変数でコマンドを実行します.概要です.
env [option]... [name=value]... [command [args]...] env
‘variable=value’の形式の引数は,環境変数 variableを値valueに設定します.valueは空にもできます (‘variable=’).変数を空の値に設定することは,アンセットする こととは異なります.
残りの最初の引数は,呼び出すプログラム名を指定します.それはPATH 環境変数で検索されます.あらゆる残りの引数は,引数としてそのプログラム に渡されます.
環境変数指定に続いてコマンド名が指定されていない場合,結果となる環境変 数が出力されます.これは,printenvのコマンド名を指定すること に似ています.
プログラムは以下のオプションも受け入れます.Common optionsも参照 してください.
0 commandが指定されておらず,環境変数が出力される場合.
1 env自身が失敗した場合.
126 commandは見つかったが,呼出しできない場合.
127 commandが見つからない場合.
それ以外はcommandの終了ステータスになります.