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行内に文字を入力するには、 単にその文字をタイプします。 タイプされた文字はカーソルの位置に表示され、 カーソルは1桁分右へ移動します。 1文字打ち間違えた場合は、 削除文字(erase character)を使って、 後退しながら打ち間違えた文字を削除することができます。
ときには、 本当は入力したかった文字を入力せず、 その誤りに気が付くことなく、 さらに数文字を入力してしまうということがあります。 このような場合には、 <C-b>によってカーソルを左に移動し、 誤りを訂正することができます。 訂正後、 <C-f>によってカーソルを右に移動することができます。
行の途中にテキストを追加すると、 挿入されたテキストのためのスペースを空けるために、 カーソルの右側にある文字が右方向に押しやられることに気がつくでしょう。 同様に、 カーソル位置にあるテキストを削除すると、 文字が削除されたために生じる空白を埋めるために、 カーソルの右側にある文字が左方向に引き戻されます。 入力行のテキストを編集するための最も基本的な操作の一覧を以下に示します。