正規表現に一致するものをみつけるコマンドは、他にもいくつかあります。
それらは、ポイント位置からバッファの末尾までを操作対象とします。
さらに、パターンに大文字が含まれていないときや、
case-fold-search
がnil
以外であるときには、
大文字小文字の違いを無視して一致を探します。
出力を表示したバッファ‘*Occur*’は、
もとの文脈での出現位置を探すためのメニューとして機能する。
‘*Occur*’に表示された出現をMouse-2でクリックするか、あるいは、
ポイントをそこに置いて<RET>を打つ。
この操作により、探索を行ったバッファに切り替え、
選択した出現のもとの位置にポイントを移動する。
さらに、Emacsからgrep
を使って、
一連のファイルに対して正規表現に一致するものを探して、
一致するものを含むファイルを順番に、あるいは、
任意の順に訪問できます。
See Grep Searching。