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18.4.5 数値引数の指定

digit-argument (M-0, M-1, ... M--)
既に蓄積済みの引数にこの数字を追加するか、 または、 この数字によって新しい引数を開始します。 負の引数を指定するには、 先頭を<M–>とします。
universal-argument ()
これは、 引数を指定する別の方法です。 このコマンドの後に、 場合によって先頭にマイナス記号の付く、 1つ以上の数字が続く場合には、 それらの数字が引数を定義します。 このコマンドの後ろに数字が続く場合には、 universal-argumentを再実行することによって、 その数字引数を終わらせることができます。 しかし、 このコマンドの後ろに数字が続かない場合の再実行は、 無視されます。 特殊なケースとして、 このコマンドの直後に数字でもマイナス記号でもない文字が続く場合、 次に実行されるコマンドの引数カウントは4倍されます。 引数カウントの初期値は1です。 したがって、 この関数を最初に実行した後には、 引数カウントは4になり、 2回目に実行した後には16になります。 以下、 同様です。 デフォルトでは、 キーへのバインドはされていません。