Cスタイルとは、カスタマイズされた字下げスタイルの集合です。
Emacsには、Cモードや関連するモードのためにあらかじめ定義された、
gnu
、k&r
、bsd
、stroustrup
、
linux
、python
、java
、whitesmith
、
ellemtel
、cc-mode
といった字下げスタイルがあります。
デフォルトのスタイルはgnu
です。
望みのスタイルを選択するには、コマンドM-x c-set-styleを使います。
引数としてスタイル名を指定します
(Cスタイル名では大文字小文字は区別しない)。
選択したスタイルは新たに訪問したバッファにだけ影響し、
すでに編集中のバッファには影響しません。
さまざまなメジャーモードのスタイルを指定するために
変数c-default-style
を設定することもできます。
その値は連想リストである必要があり、
その各要素は、1つのメジャーモードと
そのモードで使う字下げスタイルを指定します。
たとえば、
(setq c-default-style '((java-mode . "java") (other . "gnu")))
は、Javaモードには対しては選択を明示し、 他のC流モードには`gnu'をデフォルトとします。
Cの字下げスタイルを新たに定義するには、関数c-add-style
を呼びます。
(c-add-style name values use-now)
ここで、nameは新しいスタイルの名前(文字列)、
valuesは要素が(
variable .
value)
の形をした
連想リストです。
variableには、Variables for C Indentに
書かれているものを指定してください。
use-nowがnil
以外ならば、
新しいスタイルの定義後すぐにそれに切り替えます。