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22.3.3 モード行の%記法

以下は、認識される%記法とその意味の表です。 `%%'以外の記法では、 最大表示文字数を指定する10進数を`%'のあとに追加できます。

%b
関数buffer-nameで得られたカレントバッファ名。 see Buffer Names
%f
関数buffer-file-nameで得られた訪問したファイルの名前。 see Buffer File Name
%F
選択しているフレームのタイトル(ウィンドウシステム上のみ)か名前。 see Window Frame Parameters
%c
ポイントの現在のコラム番号。
%l
ポイントの現在の行番号。
%*
バッファが読み出し専用であれば`%'(buffer-read-onlyを参照)、
バッファが変更されていれば`*'(buffer-modified-pを参照)、
さもなければ`-'。 see Buffer Modification
%+
バッファが変更されていれば`*'(buffer-modified-pを参照)、
バッファが読み出し専用であれば`%'(buffer-read-onlyを参照)、
さもなければ`-'。 `%*'との違いは、変更された読み出し専用バッファに対してのみである。 see Buffer Modification
%&
バッファが変更されていれば`*'、さもなければ`-'である。
%s
process-statusで得たカレントバッファに属するサブプロセスの状態。 see Process Information
%t
訪問したファイルがテキストファイルであるかバイナリファイルであるかを表す。 (特定のオペレーティングシステムでのみ意味を持つ。)
%p
ウィンドウの上端の上にあるバッファのテキストの割合、 あるいは、`Top'、`Bottom'、`All'のいずれかである。
%P
ウィンドウの下端の上にあるバッファのテキスト (ウィンドウに見えてるテキストと上端の上にあるテキスト)の割合に バッファの先頭が見えていれば`Top'を加えたもの、 あるいは、`Bottom'、`All'のいずれかである。
%n
ナロイングしていると`Narrow'、さもなければなにもなし。 (Narrowingnarrow-to-regionを参照)。
%[
(ミニバッファのレベルを除く)再帰編集レベルの深さを表す。 各編集レベルごとに1つの`['。 see Recursive Editing
%]
(ミニバッファのレベルを除く)各再帰編集レベルごとに1つの`]'。
%%
文字`%'。 %記法を許す文字列に`%'をそのまま含めるための方法である。
%-
モード行の残り部分を埋めるに十分な個数のダッシュ。

つぎの2つの%記法はまだ使えますが、 変数mode-nameglobal-mode-stringを 使って同じ効果を得られるのでこれらは廃れた記法です。

%m
mode-nameの値。
%M
global-mode-stringの値。 現在、display-timeglobal-mode-stringの値を変更する。