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37.12 バッチモード

コマンド行オプション`-batch'は、 Emacsを非対話的に実行します。 このモードでは、Emacsは端末からコマンドを読まず、 端末のモードを変更せず、スクリーンに出力もしません。 これは、実行するLispプログラムを指定できるようにするためです。 それが終るとEmacsも終了します。 実行すべきプログラムは、 fileという名前のライブラリをロードする`-l file'、 および、 引数なしで関数functionを呼び出す`-f function'で 指定します。

バッチモードでは、ストリームとしてtを指定した messageprin1などでエコー領域に 表示されるLispプログラムの出力は、 Emacsの標準エラー記述子へ出力されます。 したがって、Emacsは非対話的な アプリケーションプログラムのようにふるまいます。 (コマンドの表示などのEmacs自身がエコー領域に出力するものは 完全に抑制される。)

— 変数: noninteractive

この変数は、Emacsがバッチモードで動作しているとnil以外である。