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エラーメッセージはerrprint
を使って表示することができます。
errprint(message, ...)
このマクロが行うのはmessageと残りの引数を標準エラー出力に表示する ことだけです。
errprint
は展開されると消滅します。
errprint(`Illegal arguments to forloop ') error-->Illegal arguments to forloop =>
末尾の改行は自動的に印字されません。したがって例にあるように
引数の一部として与えなければなりません。
(BSDフレーバーのm4
はerrprint
呼び出しごとに改行を1つ末尾に
付加します。)
エラーの場所を特定するためには、組み込みユーティリティマクロが2つ用意 されています。
__file__ __line__
これらは現在の入力ファイルの名前をクォートしたものと そのファイル内での現在の入力行番号に展開されます。
errprint(`m4:'__file__:__line__: `Input error ') error-->m4:56.errprint:2: Input error =>