次: , 前: Selective Display, 上: Display


9.5 モード行の付加機能

行番号(line-number)モードがオンであると、 ポイントの現在の行番号をモード行に表示します。 このモードのオン/オフを切り替えるには、 コマンドM-x line-number-modeを使います。 通常はオンです。 行番号は、バッファの百分率を示すposのまえに、 行番号であること示す文字`L'とともに表示されます。 マイナモードやこのコマンドの使用方法について詳しくは、 See Minor Modes

バッファが非常に大きい(line-number-display-limitの値以上に大きい) 場合には、この行番号を表示しません。 計算が非常に遅くなるので、 バッファが大きい場合にはEmacsは行番号を計算しません。 バッファをナロイング(see Narrowing)してある場合、 表示される行番号はバッファの参照可能な部分に対するものです。

桁番号(column-number)モードをオンにすると、現在の桁番号も表示できます。 このモードでは、`C'に続けて現在の桁番号を表示します。 このモードのオン/オフを切り替えるには、 M-x column-number-modeと打ちます。

Emcasでは、すべてのモード行に、時刻とシステムの負荷状況を表示できます。 この機能をオンにするには、M-x display-timeと打ちます。 このときモード行に追加される情報は、 通常は、バッファ名のあと、括弧で囲まれたモード名のまえに表示されます。 その表示はつぎのようになります。

     hh:mmpm l.ll

ここで、hhmmは、時分を表し、 つねに`am'か`pm'が続きます。 l.llは、システム全体で実行中のプロセスの個数の最近の平均数です。 (オペレーティングシステムが情報を提供しなければ、 いくつかの内容が消えていることもある。) 時刻を24時間表示したければ、 変数display-time-24hr-formattを設定します。

負荷レベル表示に続く語`Mail'は、 未読のメイルがある場合に表示されます。