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評価可能なLisp式をフォーム(form、形式)と呼びます。 フォームを評価すると、Lispオブジェクトである結果を生じます。 本書の例題では、これを`=>'で表します。
(car '(1 2)) => 1
これは、『(car '(1 2))
を評価すると1になる』と読みます。
フォームがマクロ呼び出しの場合には、 Lispが評価すべき新たなフォームに展開します。 展開結果を`==>'で表します。 展開したフォームの評価結果を示す場合もあれば、 示さない場合もあります。
(third '(a b c)) ==> (car (cdr (cdr '(a b c)))) => c
あるフォームを説明するときに、 同一の結果を生じる別のフォームを示すことがあります。 2つのまったく等価なフォームを`=='で表します。
(make-sparse-keymap) == (list 'keymap)