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2.3.13 マクロ型

Lispマクロ(Lisp macro)は、 Lisp言語を拡張するユーザー定義の構造です。 関数に似たオブジェクトで表現しますが、引数渡しの意味は異なります。 Lispマクロは、リストの最初の要素がシンボルmacroであり、 リストのcdrlambdaシンボルを 含むLisp関数オブジェクトであるフォームです。

Lispマクロオブジェクトは、通常、組み込み関数defmacroで 定義しますが、 Emacsにとっては、macroで始まるリストはマクロです。 マクロの書き方の説明は、See Macros

警告: Lispマクロとキーボードマクロ (see Keyboard Macros)は、まったく別のものです。 単に『マクロ』といった場合には、Lispマクロを意味するのであって、 キーボードマクロのことではありません。