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印刷用のEmacsコマンドには、バッファ全体ないしその一部を、 ページヘッダ付き/なしのどちらででも出力する機能があります。 dired(see Misc File Ops)とdiary(see Diary Commands)の 印刷機能についても参照してください。
print-buffer
と同様だが、現在のリージョンのみを印刷する。
lpr-buffer
と同様だが、現在のリージョンのみを印刷。
(Postscriptコマンドを除く)印刷コマンドは、
lpr-switches
の値をもとに追加オプションをlpr
に渡します。
この変数の値は文字列のリストであり、
各文字列は`-'で始まるオプションである必要があります。
たとえば、Emacsから行う印刷で1行を80文字に設定するには、
lpr-switches
をつぎのように設定します。
(setq lpr-switches '("-w80"))
変数printer-name
を設定すれば、使うプリンタを指定できます。
変数lpr-command
は、実行すべきプリンタプログラムを指定します。
デフォルトの値はオペレーティングシステムに依存します。
多くのシステムでは、デフォルトは"lpr"
です。
変数lpr-headers-switches
も同様に、
ページヘッダを作るための追加オプションを指定します。
変数lpr-add-switches
は、
プリンタプログラムに(lpr
には適した)
オプション`-T'とオプション`-J'を指定するかどうか制御します。
この変数の値がnil
ならこれらのオプションを指定しません。
プリンタプログラムがlpr
と互換性がないなら、
変数lpr-add-switches
はnil
にすべきです。