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8.1 モード行

モード行(mode line)とは,Infoウィンドウの下の方に現われる反転表示 の行です.それは,そのすぐ上のウィンドウの内容を説明します.この情報は, ファイルとウィンドウに現われているノードの名前,ノードを表示するため消費 している画面の行数,そして,ウィンドウの上にあるテキストの百分率表示を含 んでいます.それは,このInfoファイルに対する間接的なタグ表を更新する必要 があるかどうかと,ディスク保存時にInfoファイルが圧縮されていたかどうかを 伝えます.

ノード`Top'を表示している,dirと名付けられた圧縮されていない ファイルを含んでいるウィンドウのモード行の例は以下のようになります.

     -----Info: (dir)Top, 40 lines --Top-------------------------------------
                 ^^   ^   ^^^        ^^
               (file)Node #lines    where

ノードがディスク上の圧縮されているファイルにあるとき,モード行に二つの小 さい`z'が示されます.さらに,ノードを含んでいるInfoファイルがサブファ イルに分けられている場合,ノードを含むサブファイルの名前も,同様にモード 行に現われます.

     --zz-Info: (emacs)Top, 291 lines --Top-- Subfile: emacs-1.Z-------------

長い行の折り返し(同様に次の行折り返されるもの,see toggle-wrap)は,モード行の左端に`$'で示されます.

     --$--Info: (texinfo)Top, 480 lines --Top-- Subfile: texinfo-1-----------

ディスク上に対応するInfoファイルが無いような内部ノードをInfoが作成する場 合,ノード名は周りにアスタリスク(`*')が付きます.名前自身はウィンド ウの内容を伝えます.以下のモード行の見本は,おそらく完了を示している内部 に構成されているノードを表示しています.

     -----Info: *Completions*, 7 lines --All---------------------------------