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Infoドキュメントで,相互参照(cross references)を見ることも多いでしょ う.相互参照は以下のように見えます.See Cross. そのテキ ストは本物の利用可能な相互参照で,`Cross'という名で,ノード名 `Help-Cross'を指しています.
相互参照をたどる方法は二つあります.カーソルをその上に移動し,メニューと
同様に<RET>を押すことでできます.<RET>で,カーソルがある相互参照
をたどります.また,fを入力し,相互参照の名前(この場合は
`Cross')を引数として指定することもできます.EmacsのInfoでは,
fでInfo-follow-reference
を実行します.
fコマンドでは,相互参照を名前で選択するので,カーソルの位置は問題 になりません.カーソルが相互参照上やその近くにある場合,fはデフォ ルトとしてそれを参照する名前として提案します.<RET>を入力することで, その参照先をたどります.しかし,別の参照先の名を入力した場合,fは その名前を持つ別の参照先をたどります.
>> `f'を入力し,`Cross'を続けて,<RET>を入力してください.
参照先の名前を入力するとき,入力したものを編集するために<DEL>(または <BACKSPACE>)が使用可能です.参照先をたどるときに気が変わってしまった 場合は,コマンドをキャンセルするためにControl-gを使用することも可 能です.fコマンドでは補完も利用可能です.現在のノードで<TAB>を 入力すると,すべての相互参照を補完することが可能です.
現在のノードで全ての相互参照のリストを得るため,`f'の後で?を 入力することが可能です.`f'はリストを出力した後でも相互参照名の指定 を待っているので,実際には参照をたどるつもりが無い場合,`f'をキャン セルするためControl-gを入力すべきです.
>> このノードの相互参照のリストを得るためf?を入力してください.そ
して,Control-gを入力し,`f'を停止する方法を理解してくださ
い.
メニュー間を移動する<TAB>キーとM-<TAB>キーで,メニュー外部 の相互参照へも移動します.