apachectl restart
でメモリリークします。mod_rubyはRubyインタプリタをApache(WWWサーバ)に組み込み、Apacheが直接 RubyのCGIスクリプトを実行できるようにします。 mod_rubyを使うと、通常のCGIよりもスクリプトは高速に起動されます。
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mod_rubyの公式ウェブサイト<URL:http://www.modruby.net/> で入手できます。
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Debian GNU/LinuxやFreeBSDでは標準パッケージとして提供されています。
RPMはVine Linuxで提供されています。
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英語のメーリングリスト<URL:mailto:modruby@modruby.net>と 日本語のメーリングリスト<URL:mailto:modruby-ja@modruby.net>)があります。
購読するには<URL:mailto:modruby-ctl@modruby.net> あるいは<URL:mailto:modruby-ja-ctl@modruby.net>に、
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のような本文のメールを送ってください。
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その答は「はい」であり「いいえ」です。
mod_rubyのデフォルトの$SAFEの値は1なので、CGIプログラマのミスによって セキュリティホールを作ってしまう可能性は低くなります。たとえば、 eval(cgi["foo"][0])はSecurityErrorになります。
一方、mod_rubyでは複数のスクリプトが一つのRubyインタプリタを利用するため、 あるスクリプトがグローバルな状態を変更すると、他のスクリプトにも影響が 及びます。 したがって、ISPなどで信頼できない不特定多数のユーザにmod_rubyの使用を 許すようなことは避けてください。
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重い処理をする(実行時間が長い)スクリプトでは起動にかかるコストは 相対的に小さくなるため、mod_rubyによるプロセス生成コストの削減の 効果はあまりないのではないか、と考える人もいるかもしれません。
しかし、テスト結果によると、実際にはそのようなスクリプトでも、特に 高負荷時に大きな効果があることが確認されています。 これは、mod_rubyでは実行されるプロセス数が大幅に減るため、サーバ マシンへの負荷が軽減されるためだと考えられます。
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私は(幸運にも)Windowsマシンを持っていないので、まだ動きません。
Apache 2.0をサポートするようになったら動くかもしれません。
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httpd.confでClearModuleListが記述されている場合は、それ以降に 以下のように記述する必要があります。
AddModule mod_ruby.c
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次のスクリプトはmod_ruby上では正しく動作しません。
print "Content-Type: text/plain\r\n\r\n" print "hello world"
これはmod_rubyはNPH-CGIであり、HTTPステータスラインを 出力しないためです。 次のように自分でHTTPステータスラインを出力する必要が あります。
print "HTTP/1.1 200 OK\r\n" print "Content-Type: text/plain\r\n\r\n" print "hello world"
あるいはcgi.rbを利用することもできます。
require "cgi" cgi = CGI.new print cgi.header("type"=>"text/plain") print "hello world"
このスクリプトの方が前のものよりよいでしょう。
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mod_rubyでは複数のスクリプトで一つのRubyインタプリタを共有します。
require 'foo'
を実行した場合、ライブラリがロードされるのは
最初の一回だけなので、その後require 'foo'
を実行しても
ライブラリが再びロードされることはありません。
# apachectl stop # apachectl start
として、Apacheを再起動するか、デバッグ中はrequire
の代りに
load
を使ってください。
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mod_rubyではデフォルトの$SAFE
の値は1
になるため、
汚染された文字列で危険な操作を行うとSecurityErrorが発生します。
その操作が危険でないと分かっている場合は、untaint
で
汚染された文字列を浄化してやることでSecurityErrorを回避できます。
query = CGI.new filename = query.params["filename"][0].dup filename.untaint file = open(filename)
不用意なuntaint
はセキュリティホールを作ってしまう可能性が
あるので、十分注意してください。
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HTTPステータスラインで200 OKを返す(デフォルトの動作)と、 Locationへッダを与えてもそのURLにジャンプしてくれません。
r = Apache.request r.status_line = "302 Found" r.headers_out["Location"] = "http://www.modruby.net/" r.content_type = "text/html; charset=iso-8859-1" r.send_http_header print "<html><body><h1>302 Found</h1></body></html>"
のようにステータスラインを指定するか、
r = Apache.request r.headers_out["Location"] = "http://www.modruby.net/" exit Apache::REDIRECT
のように終了ステータスを設定してください。
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mod_rubyではCGI::Sessionは自動的にクローズされません。 したがって明示的にクローズしてやる必要があります。
session = CGI::Session.new(...) begin ... ensure session.close end
この問題はCGI::Session特有のものではありません。 ファイルなども同様にクローズする必要があります。
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スクリプトのバグなどでインタプリタの状態がおかしくなると、その後の スクリプトの実行に問題が出る可能性があります。 そのような場合はApacheを再起動してください。
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Rubyのコンパイルにegcs-1.1.2を使っている場合、ApacheがSegmentation Faultで 落ちる時があります。 その場合、Rubyの最新版(1.6.2以降)で試してみてください。
それ以外の場合で落ちる時は作者の前田修吾 に報告していただけるとありがたいです。
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apachectl restart
でメモリリークします。現状のRubyのAPIではインタプリタがmalloc()したメモリをfree()する方法がないため、 apachectl restartを実行するたびに、Apacheが使用するメモリが増えていってしまいます。
当面、
# apachectl stop # apachectl start
のように、Apacheをいったん停止させてから、再び起動するようにしてください。
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おそらく、libruby.soがインストールされた場所が、実行時のライブラリの 検索パスに、含まれていません。
多くのLinuxディストリビューションでは、/usr/local/libは実行時のライブラリの 検索パスに含まれません。 mod_rubyを/usr/local以下にインストールする場合は、次のような行を /etc/ld.so.confに追加し、ldconfigを実行してください。
/usr/local/lib
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mod_rubyスクリプト中で直接既存のクラスを再定義することはできません。 (代りに、新しいクラスが定義されます。) なぜなら、mod_rubyスクリプトはKernel#load(filename, true)によって ロードされるからです。
既存のクラスを再定義する必要がある場合は、ライブラリの中で再定義を行い、 mod_rubyスクリプトからそのライブラリをrequireするようにしてください。
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