前: Three Arguments, 上: xref
@xref
相互参照では,四番目の引数はリファレンスが現れるファイルと異なるInfoファ イルのアンカー名を指定し,五番目の引数は印刷されたマニュアルでのそのタイ トルを指定します.
カンマやピリオドを,相互参照を終了する@xref
の閉じカッコに続ける
必要があることを覚えておいてください.以下の例では,終端のカンマに文節が
続きます.
テンプレートは以下のようになります.
@xref{node-name, cross-reference-name, title-or-topic, info-file-name, printed-manual-title}.
以下が例です.
@xref{Electrical Effects, Lightning, Thunder and Lightning, weather, An Introduction to Meteorology}, for details.
以下を生成します.
*Note Lightning: (weather)Electrical Effects, for details.
Infoファイルの名前はカッコで囲まれ,前にノード名があります.
印刷されたマニュアルでは,参照は以下のようになります.
See section “Thunder and Lightning” in An Introduction to Meteorology, for details.
印刷されたマニュアルのタイトルは,イタリック体で植字されます.他のマニュ アルを参照するときは,相互参照が参照するページをTeXは知ることができな いので,ページ番号はありません.
長いバージョンの@xref
を使用するとき,二番目に引数を省略することも
よくあります.この場合,トピックを記述する三番目に引数はInfoでの相互参照
名として使用されます.
テンプレートは以下のようになります.
@xref{node-name, , title-or-topic, info-file-name, printed-manual-title}, for details.
それは,以下を生成します.
*Note title-or-topic: (info-file-name)node-name, for details.
そして,以下を生成します.
See section title-or-topic in printed-manual-title, for details.
例えば,以下のようにします.
@xref{Electrical Effects, , Thunder and Lightning, weather, An Introduction to Meteorology}, for details.
以下を生成します.
*Note Thunder and Lightning: (weather)Electrical Effects, for details.
そして,以下を生成します.
See section “Thunder and Lightning” in An Introduction to Meteorology, for details.
滅多にありませんが,単一の印刷されたマニュアルにある他のInfoファイルへ参 照したいときもあります — それは,複数のTexinfoファイルが同じTeXの実 行に組み込まれるにもかかわらず,別々のInfoファイルを作成するときです.こ の場合,四番目の引数のみを指定し,五番目はその必要がありません.