次: , 前: Format with tex/texindex, 上: Hardcopy


19.3 texi2dviでの書式化

texi2dviコマンドは,自動的にtextexindexの両方を, ソートされた索引や相互参照が解決されているDVIファイルを生成するのに必要 な回数実行します.それは,前のセクションで記述された, textexindextextexの順番で単純化され ています.

入力ファイルfoo.texitexi2dviを実行するため,以下のように してください(`prompt$ 'はシェルプロンプトです).

     prompt$ texi2dvi foo.texi

この例で示したように,texi2dviの入力ファイル名は(`.texi', `.texinfo'等の)拡張子を含める必要があります.MS-DOSやおそらく他の環 境では,オペレーティングシステムがシェルで`texi2dvi'スクリプトを呼 び出すことを期待する代わりに,`sh texi2dvi foo.texi'を実行する必要 があるかもしれません.

おそらく,texi2dviの最も役に立つオプションは, `--texinfo=cmd'です.これは,TeXを実行する前の一時的な入力 ファイルのコピーで,@setfilenameの行の後にcmdを単独行で挿 入します.こうすることで,@smallbook (see smallbook), @afourpaper (see A4 Paper)や,@pagesizes (see pagesizes)のように,異なる印刷書式を,実際にドキュメントソース を変更することなく指定することが可能になります.(texinfo.cnfで, サイト全体に対しこうすることもできます.see Preparing for TeX.)

他のオプションのリストは,`texi2dvi --help'を実行してください.