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関数match-data
とset-match-data
は、
マッチデータ全体を一度に読んだり書いたりします。
この関数は、最後の探索で一致したテキストに関するすべての情報を収めた 新たに構築したリストを返す。 要素0が式全体に一致した部分の先頭位置であり、 要素1が式全体に一致した部分の終了位置である。 つぎの2つの要素は最初の部分式に一致した部分の先頭/終了位置、 といった具合である。 一般に、要素 は
(match-beginning
n)
に対応し、 要素 は(match-end
n)
に対応する。バッファで行った一致ではすべての要素はマーカか
nil
であり、string-match
により文字列で行った一致では すべての要素は整数かnil
である。探索関数の呼び出しとその探索結果としてのマッチデータを参照するための
match-data
の呼び出しのあいだには、 別の探索があってはならない。(match-data) => (#<marker at 9 in foo> #<marker at 17 in foo> #<marker at 13 in foo> #<marker at 17 in foo>)