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ストリーム(stream)は、文字を出し入れする対象、 つまり、入力用に文字を供給したり、出力として文字を受け取ったりといった ことに使えるオブジェクトです。 多くの異なる型をこのように使えます。 マーカ、バッファ、文字列、関数です。 ほとんどの場合、入力ストリーム(文字の供給源)は、 キーボード、バッファ、ファイルから文字を取得します。 出力ストリーム(文字の消費先)は、*Help*バッファなどのバッファや エコー領域に文字を送ります。
オブジェクトnil
は、他の意味に加えて、
ストリームとしても使えます。
変数standard-input
やstandard-output
の値になります。
また、オブジェクトt
も、
ミニバッファ(see Minibuffers)を使う入力ストリームや
エコー領域への出力(see The Echo Area)を意味します。
ストリームには表示形式も入力構文もなく、その基本型で表示します。
構文解析関数や表示関数を含むストリームに関連した関数の説明は、 See Read and Print。