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Emacsからコンパイラを実行し、コンパイルエラーを起こした行を
訪れることができるように、grep
を実行して
一致した行を訪れることができます。
これは、grep
が報告した一致を『エラー』として扱うことで行います。
それには、M-x grepと打鍵してから、
grep
をどのように実行するかを指定するコマンド行を入力します。
普通にgrep
を実行するときに指定する引数と同じものを使います。
つまり、grep
流の
(普通、シェルの特殊文字をクォートするためにシングルクォートで囲んだ)
正規表現に続けて、ワイルドカードなどを用いたファイル名を指定します。
grep
の出力は`*grep*'バッファに入ります。
ファイル内の対応する行を探すには、コンパイルエラーの場合と同様に、
C-x `と<RET>を使います。
M-x grepに前置引数を指定すると、
ポイントの周りから(探すべき)タグを推測して
デフォルトのgrep
コマンドにそれを含めます。
M-x grep-findはM-x grepコマンドと同様ですが、
シェルコマンドに与える最初のデフォルトが違います。
find
とgrep
の両方を実行して、
ディレクトリ木構造下の各ファイルを探索します。
Dired and Findのfind-grep-dired
コマンドも参照してください。