次: value Example, 前: set value, 上: set clear value
@ifset
と@ifclear
flagが設定されているとき,Texinfo書式化コマンドは,それ以降の
@ifset
flagと@end ifset
コマンドの組の間にあるテキ
ストを書式化します.flagがクリアされているとき,Texinfo書式化コマ
ンドはテキストを書式化しません.@ifclear
は同様に処理しま
す.
条件によって書式化されるテキストは,@ifset
flagと
@end ifset
コマンドの間に,以下のように書いてください.
@ifset flag conditional-text @end ifset
例えば,`large'と`small'モデルに対するマニュアルのような,二つの形態があ る一つのドキュメントを作成することが可能です.
潅木を傷つけずに掘り出すために, この機械を使用することが可能です. @set large @ifset large それは,十分大きく育った木も掘り出すことも可能です. @end ifset すぐに植え直すことを忘れないでください...
例では,書式化コマンドは,large
フラグが設定されているので,
@ifset large
と@end ifset
の間のテキストを書式化します.
flagがクリアされているとき,Texinfo書式化コマンドは@ifset
flagと@end ifset
の間のテキストを書式化しません.テ
キストは無視され,印刷された出力にもInfo出力にも現れません.
例えば前の例で,@set large
コマンドの後(で,条件テキストの前)に
@clear large
コマンドを書いてフラグをクリアする場合,Texinfo書式
化コマンドは,@ifset large
と@end ifset
コマンドの間のテキ
ストを無視します.書式化された出力では,“潅木を傷つけずに掘り出すために,
この機械を使用することが可能です.すぐに植え直すことを忘れないでください
...”という行のみ見えるでしょう.
@clear
flagコマンドでフラグがクリアされている場合,書式化
コマンドは@ifclear
と@end ifclear
コマンドの組の間のテキス
トを書式化します.しかし@set
flagでフラグが設定されている
場合,書式化コマンドは@ifclear
と@end ifclear
コマンドの間
のテキストを書式化しません.というよりはむしろ,それらのテキスト
を無視します.@ifclear
コマンドは以下のようにします.
@ifclear flag