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25.11 rmailのサマリ機能

サマリ(summary)とは、 rmailファイルにあるメイルの概要を示すために 1メッセージにつき1行の情報を収めたバッファです。 各行には、メッセージ番号、送信者、ラベル、 サブジェクト(`Subject'の内容)が表示されます。 ほとんどすべてのrmailコマンドはサマリバッファでも有効で、 サマリの現在行が指すメッセージに適用されます。 サマリバッファでポイントを動かすと、 ポイントがある行が指すメッセージを選択します。

1つのサマリバッファは、それに対応した1つのrmailファイルにしか適用されません。 複数のrmailファイルを編集している場合には、 それぞれに専用のサマリバッファを作れます。 サマリバッファの名前は、rmailバッファの名前に`-summary'を 付け加えたものです。 通常、一度に表示されるサマリバッファは1つだけです。