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関数
frame-list
は、削除されていないすべてのフレームから成るリストを返す。 これは、バッファに対するbuffer-list
に相当する。 得られるリストは新たに作成したものであり、 このリストを変更してもEmacs内部にはなんの効果もない。
この関数は、現在可視のフレームだけのリストを返す。 see Visibility of Frames。 (選択されているフレームだけが実際に表示されている場合でも、 端末フレームはすべてつねに『可視』とみなす。)
関数
next-frame
により、 任意の位置から始めてすべてのフレームを便利に巡回できる。 巡回順の中でframeの『つぎ』のフレームを返す。 frameを省略したりnil
であると、 デフォルトでは選択されているフレームを使う。第2引数minibufは、対象とするフレームを指定する。
nil
- ミニバッファ専用のフレームを除外する。
visible
- すべての可視なフレームを対象にする。
- 0
- すべての可視なフレームやアイコンにしたフレームを対象にする。
- ウィンドウ
- ミニバッファとして特定のウィンドウを使っているフレームのみを対象にする。
- その他
- すべてのフレームを対象にする。
Cyclic Window Orderingのnext-window
とprevious-window
も
参照してください。