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アクションの中で`@n'機能
(see Special Features for Use in Actions)を
使っている場合には、トークンとグループのテキスト中の位置を
見失わないように、yylex
の中で位置情報を提供する必要があります。
関数yyparse
は、ちょうど解析されたトークンのテキスト中の位置が、
広域変数yylloc
に記憶されていると仮定します。
そこで、yylex
は、yyloc
に正しいデータを記憶する必要があります。
変数yylloc
は構造体で、アクションの中で使われる場合にのみ、
メンバを初期化する必要があります。
メンバは、first_line
、first_column
、
last_line
、last_column
の4つです。
この機能を使うと、構文解析器が著しく遅くなることに注意してください。