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1.6 一般的な構文の慣習

このセクションでは,全てのTexinfoドキュメントで使用されている一般的な慣 習を記述しています.

注意:タブ文字を(逐語的なモード(verbatim mode)以外の)Texinfoファ イルで使用しないでください! TeXは,可変幅のフォントを使用し,それは 全ての環境で動作するように,タブを適切に定義することは現実的ではないこと を意味します.従って,TeXはタブを単一のスペースとして扱うので,タブの ように見えません.さらに,makeinfoはタブに対し特別なことをしない ので,例えば入力ファイルのタブ文字は出力で異なる字下げとして現れるかもし れません.

この問題を避けるためTexinfoモードは,<TAB>キーを押したとき,GNU Emacsに多数のスペースを挿入させます.

また,タブを一つの領域の複数のスペースに変換するため,Emacsで untabifyを実行することも可能です.