GNU Makefile Standardsは多くの異なったクリーンのルールを指定します. See Standard Targets for Users.
一般に,クリーンされるファイルはAutomakeが自動的に決定します.もちろん,
Automakeはクリーンするファイルを追加で指定するために定義することが可能
な変数も認識します.これらの変数はMOSTLYCLEANFILES
,
CLEANFILES
,DISTCLEANFILES
,そして
MAINTAINERCLEANFILES
です.
ルールによって削除されるファイルは,GNU Standardsで常に明示されている
というわけではないので,我々は,François Pinardが最初に公式化した
ものを信じて,発見的手法で適用してきました.
make
がビルドするもので,通常それをリビルドしたいときがあるもの
(例えば,.oファイル)はmostlyclean
でそれを削除します.
make
でビルドされたものはclean
で削除します.
configure
でビルドされたものは,distclean
で削除します.
maintainer-clean
で削除します.しかし,maintainer-clean
で
は,./configure && make
を実行するために必要なものを削除すべきで
はありません.
我々は,皆さんのMakefile.amで発見的に同じように設定するよう,こ のことに従って欲しいと思っています.