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26.5 diredでのファイルの訪問

diredには、diredバッファに表示したファイルを訪問したり調べたりするための コマンドがあります。 これらは現在行のファイルに作用します。 そのファイルが実際にはディレクトリであると、 これらのコマンドはそのサブディレクトリに対して (別のdiredバッファを作って)diredを起動します。

f
C-x C-fと打鍵したのと同様に、 現在行が表すファイルを訪問する(dired-find-file) see Visiting
<RET>
fと等価。
o
fと同様だが、ファイルのバッファを別のウィンドウに表示する (dired-find-file-other-window)。 diredバッファは最初のウィンドウに表示されたまま残る。 これはC-x 4 C-fでファイルを訪問するのに似ている。 see Windows
C-o
現在行が表すファイルを訪問して別のウィンドウに表示するが、 そのウィンドウを選択しない(dired-display-file)。
Mouse-2
クリックした行が表すファイルを訪問する (dired-mouse-find-file-other-window)。 oコマンドのように、 ファイルの表示には別のウィンドウを使う。
v
M-x view-fileを用いて現在行が表すファイルを閲覧する (dired-view-file)。

ファイルを閲覧することはファイルを訪問することに似ているが、 ファイルの中で移動できることに重きを置き、 ファイルの変更は許されない。 see View File