前: Rpcalc Gen, 上: RPN Calc


2.1.7 構文解析器ファイルのコンパイル

構文解析器ファイルをコンパイルする方法を示します。 1

     # カレントディレクトリのファイルの一覧を見る。
     % ls
     rpcalc.tab.c  rpcalc.y
     
     # Bison構文解析器をコンパイルする。
     # 数学ライブラリ内のpow関数をリンクするために`-lm'を指定する。
     % cc rpcalc.tab.c -lm -o rpcalc
     
     # 再び、ファイルの一覧を見る。
     % ls
     rpcalc  rpcalc.tab.c  rpcalc.y

できたrpcalcファイルは、実行可能プログラムです。 rpcalcを実行させる例を示します。

     % rpcalc
     4 9 +
     13
     3 7 + 3 4 5 *+-
     -13
     3 7 + 3 4 5 * + - n              単項マイナスを示す`n'に注意
     13
     5 6 / 4 n +
     -3.166666667
     3 4 ^                            べき乗関数
     81
     ^D                               入力の終わり
     %

脚注

[1] 【訳注】UNIX上でccコマンドを使ってコンパイルする方法を示します。