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行番号(line-number)モードがオンであると、 ポイントの現在の行番号をモード行に表示します。 このモードのオン/オフを切り替えるには、 コマンドM-x line-number-modeを使います。 通常はオンです。 行番号は、バッファの百分率を示すposのまえに、 行番号であること示す文字`L'とともに表示されます。 マイナモードやこのコマンドの使用方法について詳しくは、 See Minor Modes。
バッファが非常に大きい(line-number-display-limit
の値以上に大きい)
場合には、この行番号を表示しません。
計算が非常に遅くなるので、
バッファが大きい場合にはEmacsは行番号を計算しません。
バッファをナロイング(see Narrowing)してある場合、
表示される行番号はバッファの参照可能な部分に対するものです。
桁番号(column-number)モードをオンにすると、現在の桁番号も表示できます。 このモードでは、`C'に続けて現在の桁番号を表示します。 このモードのオン/オフを切り替えるには、 M-x column-number-modeと打ちます。
Emcasでは、すべてのモード行に、時刻とシステムの負荷状況を表示できます。 この機能をオンにするには、M-x display-timeと打ちます。 このときモード行に追加される情報は、 通常は、バッファ名のあと、括弧で囲まれたモード名のまえに表示されます。 その表示はつぎのようになります。
hh:mmpm l.ll
ここで、hhとmmは、時分を表し、
つねに`am'か`pm'が続きます。
l.llは、システム全体で実行中のプロセスの個数の最近の平均数です。
(オペレーティングシステムが情報を提供しなければ、
いくつかの内容が消えていることもある。)
時刻を24時間表示したければ、
変数display-time-24hr-format
にt
を設定します。