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27.10.4 日誌への追加コマンド

カレンダー(calendar)モードの中には、 日誌の項目を作成するコマンドがいくつかあります。

i d
選択した日に日誌項目を追加する(insert-diary-entry)。
i w
選択した曜日に日誌項目を追加する(insert-weekly-diary-entry)。
i m
選択した月の日に日誌項目を追加する(insert-monthly-diary-entry)。
i y
選択した年の日に日誌項目を追加する(insert-yearly-diary-entry)。

カレンダーウィンドウ内で日を選択してi dコマンドを打てば、 選択した日に日誌項目を作成できます。 このコマンドは、別のウィンドウに日誌ファイルの末尾を表示し、 日付を挿入します。 そうしたら、日誌項目の残りの部分を打ち込みます。

特定の曜日に日誌項目を作成したい場合には、 その曜日を選択して(どの場所でもよい)i wと打ちます。 これで、総称的な日付として曜日名が挿入されます。 そうしたら、日誌項目の残りの部分を打ち込みます。 同様にして、月の特定の日を選択してからi mコマンドを打って、 項目の残りの部分を打ち込みます。 同じように、i yコマンドで、 毎年の特定の日に項目を挿入できます。

これらのコマンドはすべて、デフォルトでは印付けされる項目を作成します。 印付け禁止の項目を作成するには、コマンドに数引数を指定します。 たとえば、C-u i wは毎週の印付け禁止項目を作ります。

日誌ファイルを修正したときには、 Emacsを終了するまえにファイルを必ず保存してください。