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@enumerate
: 数字や文字が付いたリストの作成
@enumerate
は,アイテムのラベルが黒丸の代わりに,連続した整数や文
字となる以外,@itemize
に似ています(see @itemize
).
@enumerate
コマンドを行の最初に書いてください.コマンドは引数を要
求しませんが,オプションとして数字または文字を受け入れます.引数を用いな
いと,@enumerate
は数字`1'でリストを開始します.`3'のよ
うな数字の引数を用いると,コマンドはその番号からリストを開始します.
`a'または`A'のような大文字または小文字を用いると,コマンドはそ
の文字でリストを開始します.
項目分けされたリストと同じ方法で,列挙されたリストのテキストを書いてくだ
さい.列挙したいそれぞれの段落を始める前に,単独行に@item
を置い
てください.@item
で始まる行に他のテキストは一切書かないでくださ
い.
リストの項目の間に空白行を書くべきです.一般にInfoファイルが読みやすくな ります.
引数の無い@enumerate
の例は以下のようになります.
@enumerate @item 根本的な原因. @item 直接の原因. @end enumerate
これは以下を生成します.
3を引数とした例は以下のようになります.
@enumerate 3 @item 元となる原因. @item 逆の原因. @item 永続する原因. @end enumerate
これは以下を生成します.
選択肢に関する短い概要は以下のようになります.概要は,aの引数で
@enumerate
を使用して組み立てられています.
@enumerate
引数を用いないと,番号付リストを生成し,それは数字の1で始まります.
@enumerate
positive-integer
(正の)数字の引数を用いると,その数字で番号付のリストを開始します.他の文 章で中断されたリストを続けるために,これを使用することが可能です.
@enumerate
upper-case-letter
大文字の引数を用いると,それぞれの項目がその大文字で始まる文字で印が付い たリストを開始します.
@enumerate
lower-case-letter
小文字の引数を用いると,それぞれの項目がその小文字で始まる文字で印が付い たリストを開始します.
アウトラインのように,番号付のリストを入れ子にすることも可能です.