次: , 前: Menu Keymaps, 上: Menu Keymaps


21.12.1 メニューの定義

キーマップに全面プロンプト文字列(overall prompt string)、 つまり、キーマップの要素として文字列が現れれば、 メニューとして使えます。 その文字列でメニューの目的を記述します。 プロンプト文字列を持ったキーマップを作成するもっとも簡単な方法は、 make-keymapmake-sparse-keymap(see Creating Keymaps)を 呼ぶときに、引数として文字列を指定します。

メニュー上での項目の順番は、 キーマップ内のバインディングの順番と同じです。 define-keyは、新たなバインディングを先頭に追加するので、 順番を気にするのならば、メニューの底の項目から始めて 上の項目へ向かってメニュー項目の定義を入れます。 既存のメニューに項目を追加する場合には、 define-key-after(see Modifying Menus)を使って メニュー内での位置を指定できます。