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9.3 VMS上での実行

VMS上のBisonのコマンドライン構文は、VMSの慣習に合わせて、 他のシステム上のBisonのコマンドライン構文と異なっています。

VMSでは、すべてのBisonのオプションについて、 `--'の代わりに`/'に続く長い名前のオプションを書き、 オプション名中の`-'を`_'に変えます。 VMS上での実行例を示します。

     bison /debug/name_prefix=bar foo.y

これは、POSIX上での次のコマンドラインと等価です。

     bison --debug --name-prefix=bar foo.y

VMSファイルシステムでは、foo.tab.cのようなファイル名が許されないので、 構文解析器の名前は、上記の例の場合には、foo_tab.cになります。