次: , 前: Cross-refs, 上: Expert Info


2.7 Infoファイルのタグ表

大きなInfoファイルにタグ表を与えることで,ノードへのアクセスを速くするこ とが可能です.プログラムのタグ表と異なり,Infoファイルのタグ表はファイル 自身に存在し,Infoがファイルを読み込むときはいつでも自動的に使用されます.

タグ表を作成するため,Emacs Infoモードを使用しているファイルのノードへ行 き,M-x Info-tagifyを入力してください.ファイルを保存するため, C-x C-sを使用する必要があります.Texinfoパッケージの一部の makeinfoコマンドで生成されたInfoファイルは,常に最初にタグ表があ ります.

一度Infoファイルにタグ表を持たせると,それが最新であることを確かめる必要 があります.(Texinfoソースを編集するのではなく)Infoファイルを直接編集し, テキストが削除される結果として,タグ表が記録している位置からノードがファ イルの中で千文字以上移動される場合,Infoはもはやそのノードを見つけること ができないでしょう.タグ表を更新するため,再びInfo-tagify コマン ドを使用してください.

Infoファイルのタグ表はファイルの終わりにあり,以下のようになっています.

     ^_^L
     Tag Table:
     File: info, Node: Cross-refs^?21419
     File: info,  Node: Tags^?22145
     ^_
     End Tag Table

ノードごとに一行を含んでいて,この行が,(ノード名の直後で終る)ノードヘッ ダの初めの部分,`DEL'文字,そしてファイル内でのノードを開始する文字 の位置を含んでいることに注意してください.