ファイル権限へ基本的な記号的な処理で,特定ユーザのファイルの読み込み, 書き込み,そして実行の権限を,追加,削除,そして設定します.これらの処 理は以下の書式です.
users operation permissions
上記の三つの部分の間のスペースは,可読性のみのために表示しています.記 号的なモードではスペースを含めることはできません.
users部は,変更されるファイルのユーザアクセス権限を伝えます.それ は,一文字以上の以下の文字から成り立ちます(または,空にすることもできま す.そのとき生じることは,see Umask and Protection).これらの文字の 一つ以上が与えられるとき,その順番は重要ではありません.
u
g
o
a
operation部は,ファイルにアクセスするユーザの効果を変更する方法を 伝え,以下のシンボルの一つになります.
+
-
=
permissions部は,ファイルの変更されるアクセスの種類を伝えます.ゼ ロ以上の文字になります.users部を用いた場合,一文字以上与えられた ときは,その順序は重要ではありません.permissions部の省略は, `='の時のみ役に立ち,それは指定されたusersにそのファイルに対 するすべてのアクセス権を取り除きます.
r
w
x
例えば,全員にファイルの読み込みと書き込みの権限を与え,実行を与えない ために,以下を使用してください.
a=rw
ファイルの所有者以外のすべてのユーザから書き込み権限を削除するため,以下を 使用してください.
go-w
上記のコマンドは,ファイルの所有者のアクセス権に効果が無く,その他のユー ザが,ファイルの読み込みと実行が可能かどうかにも効果がありません.
ファイルの所有者以外全員に,そのファイルに対しあらゆる権限を与えないた めに,以下のモードを使用してください.他のユーザは,ファイルがあるディ レクトリに書き込み権限がある場合,ファイルを削除可能です.
go=
同じことを指定するもう一つの方法です.
og-rxw