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27.10 日誌

Emacsの日誌機能は、カレンダーと連動して、 1日を単位に約束やその他の予定を管理します。 日誌機能を使うには、用事と日付を書き込んだ 日誌ファイル(diary file)をまず作っておく必要があります。 そうしておくと、Emacsは自動的にこのファイルを取り込んで、 今日/数日先/指定した日付の予定を表示します。

デフォルトでは、Emacsは日誌ファイルとして~/diaryを使います。 これはcalendarプログラムが使うファイルと同じです。 以下に~/diaryファイルの例を示します。

     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     12/22/1988  20回目の結婚記念日!
     &1/1.       新年おめでとう!
     10/22       ルースの誕生日
     * 21, *:    給料日
     Tuesday  10時から院生たちと週間ミーティング
              スポウイット、シェン、ビットナー、カポールと約束
     1/13/89     13日の金曜日!!
     &thu 4pm    ロイドとスカッシュをする
     mar 16      親父の誕生日
     April 15, 1989 所得税の納付期限
     &* 15       勤務表の提出期限

この例では、大部分の予定の項目に余分な空白を入れて整列してありますが、 これは純粋に好みの問題です。

日誌を手で作成しようとしているかもしれませんが、 Emacsには、日誌の項目を眺めたり、追加したり、変更したりする コマンドが数多くあります。