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A.14.1 rdiff のオプション

rdiff では、以下の標準オプションが利用できます (完全な記述は see Common options):

-D date
date 以前の最も新しいリビジョンを利用します。
-f
指定したリビジョンが見付からなかった場合、 (そのファイルを無視せずに) 最も新しいリビションを用います。
-l
Local、つまり現在の作業ディレクトリでのみコマンドが 実行されます。
-R
ディレクトリを再帰的に検査します。 このオプションは指定しなくても実行されます。
-r tag
tag で指定されたリビジョンを用います。

さらに以下のオプションも使用可能です:

-c
Context 形式で出力します。 これが既定形式なので指定する必要はありません。
-s
パッチの代りに変更要旨だけが報告されます。 指定したリリース間で変更されたり追加されたファイルの情報が 標準出力に送られます。 これは例えば、二つの日付やリビジョン間で変更された ファイルを一覧するのに便利です。
-t
先頭にある二つのリビジョン間の差分を標準出力に送ります。 これは、そのファイルの最新の変更点を見るときに使います。
-u
Context 形式ではなく、unidiff 形式を用います。 古いバージョンの patch プログラムは unidiff 形式を扱えないので、 パッチをネットに投稿するつもりならば、 `-u' を使用しない方が賢明でしょう。
-V vn
rcs のバージョン vn における展開方法に従って、 キーワードを展開します (rcs のバージョン 5 で展開方法が変更されました)。 このオプションはもう使用できないことに注意してください。 CVS は rcs バージョン 5 がするように常にキーワードを展開します。