自分のWrapperをカスタマイズする |
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Wrapperバージョン3.3.7のリリースで、 Wrapperは、リソースのいくつかを変更したり、 Windows上で外観をカスタマイズしたり、などの能力の備えた機能の提供を開始しました。 Wrapperバイナリ版「wrapperw.exe」をカスタマイズするとき、 "--customize"コマンドで指定された新しいリソースで新しいバージョンのバイナリが作成されます。 その結果となるバイナリはロックされ、もはやカスタマイズはできなくなります。 新しいカスタマー・バイナリを作成するとき、次の引数を結合できます。 引数 "--target {target.exe}" は、常に必要です。 全てのファイル名のパスが、呼び出し元への相対的な配置場所である必要はなく、 Wrapperバイナリの配置場所への相対であることに注意してください。 例えば、次のコマンドでは、「wrapperw.exe」バイナリと 同じディレクトリーにターゲット・ファイルを作成し、同様に、そのディレクトリーに新しいアイコンや スプラッシュ・スクリーンを探すことになります:
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実行ターゲット: |
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Wrapperバイナリがカスタマイズされるとき、 常に、カスタマイズ・バージョン用に、新しい ファイル名を指定する必要があります。 既に同じファイル名が存在する場合には、Wrapperは常にそのファイルを上書きします。
全てまとめてパラメーターを置くと、このような コマンドラインとなります:
このコマンドは、 「wrapperw.exe」が配置していある同じディレクトリーに、 カスタマイズされたアイコンやスプラッシュ・スクリーンと共に、 新しい実行ファイル「MyApp.exe」を作成します。 |
アイコンをカスタマイズする |
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Wrapperは、デフォルト・アイコンを同梱して配布されていますが、 しかしながら、Wrapperを同梱している商品のアイコンで置き換えたいという開発者の希望のために、 Wrapperは、素晴らしいアプリケーション・ランチャーでもあるという役目も提供しています。 アイコン・ファイルは、標準のマルチ・レイヤー・アイコン・ファイルであり、 サポートされる必要がある全ての解像度やアイコン・サイズを含んでいます。
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スプラッシュ・スクリーンをカスタマイズする |
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Wrapperのコンソールレス版「wrapperw.exe」は、 デフォルトで、スタート時にスプラッシュ・スクリーンを表示します。 このスプラッシュ・スクリーンは、Wrapperを同梱している商品の合わせたイメージ画像で置き換えることでカスタマイズすることができま Java内部からではなく、Wrapperにスプラッシュ・スクリーンを表示させることは、 アプリケーション・スタートアップをとてもresponsiveらしくさせる利点があります。 その理由は、スプラッシュ・スクリーンはJVM起動前に表示され、 Javaアプリケーションのクラスがロード(読み込み)されて初期化されて見える状態を維持しているためです。 [wrapper.splashscreen.mode] プロパティを使って、スプラッシュ・スクリーンの動作についてコントロールすることができます。 この引数では、スプラッシュ・スクリーンを表示しないため、 「wrapper.exe」バイナリでは非合法です。
現在のところ、唯一、ビットマップ (*.bmp) ファイルをサポートしています。 画像サイズやビット深さの制限はありません。 |