.class ファイルの削除

ほとんどの場合、「構築」メニューの「生成物を削除」項目と「すべての生成物を削除」項目によって、.class ファイルの削除を行えます。ただし、対応する .java ファイルとは名前が異なる .class ファイルを削除するには、「生成物を削除」や「すべての生成物を削除」を行う前に「クラスファイルを構文解析」プロパティを有効にする必要があります。

基本的な削除を行う手順は以下のとおりです。

  1. エクスプローラウィンドウでフォルダまたはファイルを選択します。
  2. メインウィンドウから「構築」 「生成物を削除」または「構築」 「すべての生成物を削除」を選択します。

    「構築」 「生成物を削除」は、ソースのフォルダにある <ソース名>.class を削除します。コンパイラの「ターゲット」プロパティが設定されている場合、このコマンドは宛先フォルダにある <ソース名>.class を削除します。フォルダが選択されている場合、このコマンドはそのフォルダ内の .class ファイルすべてを削除します。このコマンドは、サブフォルダ内の .class ファイルや対応する .java ソースがない .class ファイルを削除しません。

    「構築」 「すべての生成物を削除」は「生成物を削除」と似ていますが、フォルダとそのサブフォルダにある .class ファイルすべてを削除します。

対応する .java ファイルとは名前が異なる .class ファイルを削除する手順は以下のとおりです。

  1. メインウィンドウから、「ツール」 「オプション」を選択します。
  2. 「オプション」ウィンドウで、「オブジェクトの種類」ノードを展開します。
  3. 「Java ソースオブジェクト」ノードを選択します。
  4. 「クラスファイルを構文解析」プロパティを True に設定します。
  5. メインウィンドウから「構築」 「生成物を削除」または「構築」 「すべての生成物を削除」を選択します。

    IDE は、Java ソースファイルとのマッチングを行わずにあらゆる .class ファイルを検査します。

ソースファイルがないクラスのライブラリや JAR を扱っている場合には、このプロパティを有効にするかどうかについて慎重になる必要があります。また、ソースファイルを持たない .class ファイルを IDE が認識するには時間がかかります。
関連項目
クラスファイルのターゲットディレクトリの指定

著作権と商標について