システムおよびディレクトリの変更に柔軟に対応するには、コマンド (またはほかの変数) で変数を使用します。たとえば、バージョン管理システムの実行可能ファイルへのパスが変更され、ハードコーディングされたパスの代わりに変数をコマンドで使用している場合、そのパスを編集するだけで、変数を使用するすべてのコマンドが更新済みのパスを使用するようになります。
各プロファイルには、ユーザーが編集できる変数群があらかじめ用意されています。独自の変数を作成することもできます。
変数は、次の 3 つのカテゴリに分類できます。
また、コマンドに追加してユーザーにパスワードを入力するよう指示できる特殊な PASSWORD
変数もあります。パスワードが正常に入力されると、残りのセッション用に保存され、コマンドで要求されるたびに入力する必要がありません。セッションは、IDE 内でプロジェクトを切り替えたとき、または IDE を終了したときに終了します。
VCS ファイルシステムをマウントするたびに、カスタマイザによってすべての基本変数の値を入力するよう求められます。新しい基本変数を作成する場合は、その変数用のフィールドがプロファイルの「カスタマイザ」ダイアログに追加されます。基本変数と補助変数の両方とも変数エディタで変更できます。
関連項目 | |
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カスタム VCS プロファイルの作成 新しい変数の作成 変数の構文と使用法 実行時変数 VCS プロファイルカスタマイザの設定 変数の置換フォーマット |