国際化ウィザードによる文字列の国際化

「国際化ウィザード」では、リソースバンドル内のハードコードされた文字列を国際化文字列と置換できます。リソースバンドル用のフィールドとメソッドを、ウィザードで生成できます。

ウィザードを使用してソースコードを自動的に国際化する手順は、次のとおりです。

  1. 「ツール」 「国際化」 「国際化ウィザード」を選択します。
  2. 「ソースを追加」をクリックし、1 個または複数の国際化対象ファイルを追加します。「次」をクリックして次に進みます。
  3. 表示されているすべてのソースのキーと値のペアを 1 つのリソースバンドルに含めるには、「すべてを選択」をクリックします。1 つのソースファイルにつき 1 つのリソースバンドルを選択するには、「リソースを選択」をクリックします。「次」をクリックして次に進みます。
  4. (オプション) キーと値のペアを変更します。この機能を使用するには、「国際化」オプションの「国際化ウィザード -- 詳細」プロパティが「True」に設定されている必要があります。この機能を利用できるのは、Java ソースを国際化する場合だけです (たとえば、JavaServer ページではこの拡張機能を利用できません)。
    1. 変更するソースを「ソース」コンボボックスから選択します。
    2. 「フィールドを生成」チェックボックスを選択します。

      次の手順で指定する仕様に基づき、ソースファイルにフィールドが作成されます。

    3. フィールドに適用する修飾子を選択します。
    4. 識別子の名前を「識別子」フィールドに入力します。
    5. 「フォーマット」をクリックし、「初期コードフォーマットエディタ」で使用するコードフォーマットを選択します。

      リソースバンドルを指すフィールドが作成されます。ソースファイル内のハードコードされた文字列が、正しい国際化文字列をフィールドから取り出すコードと置換されます。

    6. 「次」をクリックして次に進みます。
  5. キーまたは値を変更するには、キーまたは値を選択し、新しい名前または値を入力します。文字列フォーマットを変更するには、目的の行末の省略記号「...」ボタンをクリックします。
  6. 「完了」をクリックすると、最終パネルに表示されている文字列が国際化されます。

    文字列フォーマットやキーと値のペアの変更は、目的の行末の省略記号「...」ボタンをクリックしても行えます。

関連項目
国際化のカスタマイズ

コードフォーマットの置換

メッセージフォーマットの引数の追加

著作権と商標について