IDE の作業スペース

作業スペースとは、特定の作業に合わせてウィンドウを配置したものです。IDE には、編集、GUI 編集、ブラウズ、実行、デバッグの 5 つの作業スペースがあります。

たとえば、ユーザーインタフェースを編集する場合は、GUI 編集作業スペースを使用します。 GUI 編集作業スペースには、デフォルトで、コンポーネントインスペクタ、フォームエディタ、およびソースエディタが表示されます。プログラムをデバッグする場合は、デバッグ作業スペースを使用します。 デバッグ作業スペースには、デバッガウィンドウ (ブレークポイントの設定、スレッドの監視、および変数の監視を行う)、出力ウィンドウ (デバッガからのメッセージを表示する)、およびソースエディタ (ソースコードのブレークポイントを表示する) が含まれます。

作業スペースを開くには、メインウィンドウのタブをクリックします。作業スペースを自動的に読み込むこともできます。たとえば、フォームエディタを開くと、デフォルトでは自動的に GUI 編集作業スペースに切り替わります。作業スペースの自動読み込みは、「オプション」ウィンドウで設定できます。

作業スペースは、「プロジェクト設定」ウィンドウの「作業スペース」ノードのコンテキストメニューを使用して作成できます。作業スペースを削除するには、メインウィンドウの該当する作業スペースタブをマウスの右ボタンでクリックして「<作業スペース名> を削除」を選択します。

現在使用している作業スペースによって、開くことができるウィンドウが限定されるわけではありません。メインウィンドウの「表示」メニューを使用して、任意のウィンドウをいつでも開くことができます。プロジェクトの保存時や IDE の終了時には、それぞれの作業スペースの状態が保存されます。このため、次にプロジェクトを開いたとき、または IDE を起動したときに、前回終了時とまったく同じウィンドウが作業スペースに表示されます (「テンプレートから新規作成」などのダイアログはモード付きなので、作業スペースやプロジェクトの一部として保存できません)。

関連項目
作業スペースの作成
作業スペースの名前変更
作業スペースの削除
IDE の設定

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