Seasar DI Container with AOP

まえがき

JSPを使っていて、ちょっとレイアウトを確認したいだけなのに、いちいちアプリケーションサーバを立ち上げて、デプロイしないといけないことに、苛立ちを覚えたことはありませんか。

HTMLをJSPに変更するという、単調だけど間違えやすい作業にうんざりしたことはありませんか。

これまでのJSPベースの開発では、HTMLでつくったモックを一度JSPに変更すると、アプリケーションサーバにデプロイしないとレイアウトを確認することも出来なくなります。また、JSPに変換する作業も単調で面倒なものです。S2JSFでは、もとのHTMLにわずかな属性やタグを追加するだけで、サーバサイドと連携できるようになります。また、アプリケーションサーバがなくてもプレビューすることが出来ます。サーバサイドのクラスもPOJOを使うことが出来るので、余分なことを覚える必要がなく、テストも簡単です。

今回のEA1の目的は、S2JSFの感じをつかんでもらうことです。入力系のコンポーネントは、InputText(<iniput type="text"...>)しか、機能しません。今後入力形のコンポーネントを随時増やしていきます。

S2JSFリファレンス

セットアップ

Seasar2と同様にJDK1.4以上が必要です。S2JSFVx.x.x.zipを解凍してできたs2jsfディレクトリをEclipseで、 「ファイル→インポート→既存のプロジェクトをワークスペースへ」でインポートしてください。 これで、私と全く同じ環境になります。Seasarは、バージョン2.1以降が必要です。

サンプルはS2JSFExamleVx.x.x.jarとして別途用意されているので、ダウンロードして解凍してください。先程と同様に、Eclipseで、「ファイル→インポート→既存のプロジェクトをワークスペースへ」でインポートします。サンプルは、Tomcat5Tomcat Pluginを使うことを前提にしています。もし、まだインストールしていない場合は、インストールしておいてください。

Tomcatを起動し、ブラウザからhttp://localhost:8080/s2jsf-exampleにアクセスすると、S2JSFのサンプルを見ることが出来ます。