Regnessem Logo

概要

Regnessemはインスタントメッセージクライアントソフトです. デフォルトの構成では MSN メッセンジャーサービスへ接続することができます. 機能の詳細については機能リストをご覧下さい.

動作環境

以下の環境で動作を確認しています.

その他の環境では動作するかも知れませんし,動作しないかもしれません.

構成ファイル

アーカイブに含まれるもの

    ./nsmsgs.exe                Regnessem 本体 
    ./License-J.txt             ライセンス文書(日本語) 
    ./License-E.txt             ライセンス文書(英語) 
    ./Readme/                   お読み下さい
    ./Plugins/                  プラグインフォルダ 
    ./Plugins/SimpleUI.dll      デフォルト UI プラグイン
    ./Plugins/Msn.dll           デフォルト MSN プラグイン
    ./Plugins/Msnp8.dll         MSNP8 プラグイン
    ./Plugins/FileIO.dll        ファイル入出力プラグイン
    ./Plugins/SimpleUI/         デフォルトUI関連ファイル 
    ./Plugins/SimpleUI/Skins/   テーマフォルダ 
    ./Plugins/FileIO/           ファイル入出力プラグインフォルダ
    

Regnessemが生成するかもしれないファイル

    ./Plugins/SimpleUI/SimpleUI.ini   デフォルトUI設定ファイル
    ./Plugins/Msn/Msn.ini             MSNプラグイン設定ファイル
    ./Plugins/Msnp8/Msnp8.ini         MSNP8プラグイン設定ファイル
    ./Plugins/FileIO/FileIO.ini       ファイル入出力プラグイン設定ファイル
    

インストールとアンインストール

インストール

アーカイブを解凍して出来た全てのファイルを同一のフォルダにコピーして下さい. 最低限 nsmsgs.exe(Regnessem本体)と SimpleUI.dll が Plugins フォルダ内にあ れば実行可能です.

インストーラ版では,ダブルクリックするなどして実行するとインストーラが起動しますので, 指示に従ってインストールして下さい.

アップグレード

アーカイブを解凍して出来た全てのファイルを以前の Regnessem のファイルに上書 きするだけです. アップグレードに際して注意すべき点があるかもしれません. アップグレードを実行する前に必ず 以前のバージョンからの変更点 をご一読下さい.

アンインストール

本アーカイブに含まれるファイルはレジストリを使用しませんので,インストールし たファイルを削除するだけです.

インストーラ版を使ってインストールした場合は, コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」 (WindowsXPの場合)からアンインストールを行って下さい.

利用法

メインウィンドウの接続メニューからログインプロファイルの編集を選択し, 利用するプロトコル,ユーザアカウントのプロファイルを作成して下さい.

作成したプロファイルの名前(プロファイル名)は接続メニューのログインに列挙されますので, プロファイルを選択することで接続することができます. また,プロファイルを作成する際に,「起動時に自動的に接続する」にチェックすることで, Regnessem を実行する際に自動的に接続することも可能です.

それ以上の利用法については…

実行時引数

    -debug : デバッグウィンドウを表示
    

α11からの変更点

アップグレードに際しての注意点

プロファイルに保存されたパスワードについて, α9以前のRegnessemとα10以降では互換性のない場合があります.
既存のプロファイルでサインインできない場合は,お手数ですが,プロファイルの変 更により,パスワード部分だけ再度設定して頂きますようお願いいたします.

System 0.5.12

機能拡張

SimpleUI.dll 0.1.11

機能拡張

Msn.dll 0.5.11

機能拡張

FileIO.dll 0.1

ファイル送受信のサポート用の新規プラグインです.

Msnp8.dll 0.1

MSNP8(MSNメッセンジャープロトコルVersion 8)をサポートする新規プラグインです. MSNP8 は完全には解析されていませんので動作すべき機能が動作しない可能性もあります. ご了承下さい.

既知の不具合

ファイル送受信の設定について

ファイル送受信にはファイル入出力プラグイン(FileIO.dll)と各プロトコルプラグイン (標準ではMsn.dllMsnp8.dll)が関係しており,それぞれに設定項目があります.

FileIO.dll

[受信ファイルの保存場所]
受信したファイルの保存場所を指定します.フォルダがない場合にもフォルダを作成することはなく,受信したファイルは破棄されます.

Msn.dll

[下記のアドレスでファイル送信する]
ルータのアドレス変換機能を利用している場合に,外部からPCへアクセスするためのグローバルIPとポート番号を指定します.ポート番号の変換を行っていない場合は,標準ポート番号の6891を指定して下さい.
[強制クライアントモード]
標準のMSNプロトコルではファイル送信を行う側がサーバになり,受信側はクライアントとなります.強制クライアントモードにすることで,送信する場合にもクライアントになるようにできます.ファイアウォールの内側にあるPCからファイル送信を行う場合など,サーバになれない場合に利用して下さい.なお,以下のような制限があります.
  • MSNP8で追加された機能ですので,MSNP8を利用していないクライアントとのファイル送受信には有効には働きません
  • 相手もファイアウォール内にある場合はクライアントモードで接続を試みるかもしれません.双方がクライアントモードの場合にはファイル送受信は自動的にキャンセルされます.

Msnp8.dll

[ルータのアドレスではなくPCのアドレスを使う]
MSNP8では外部からPCへアクセスするためのグローバルIPを,メッセンジャーのサーバから取得します.ルータ内のPC同士でファイルの送受信を行うなどの特殊な事情で,このアドレスではなくPCが持つプライベートIPを利用したい場合にこの項目を設定して下さい.
[強制クライアントモード]
Msn.dllと同様です.MSNメッセンジャー6.0ではサーバから取得したグローバルIPとPCが持つプライベートIPを比較して,これが異なる場合は強制クライアントモードで動作しますが,Msnp8.dll はこれに関わらず,送信時はサーバになるという標準的に動作しますので,必要な場合はこの項目を設定して下さい.

謝辞

転載等について

インフォメーション

ホームページ

http://regnessem.sourceforge.jp

開発プロジェクト

http://sourceforge.jp/projects/regnessem

メーリングリスト

メーリングリストを用意しています. Regnessem開発用の意見交換の場としてご利用下さい.

    regnessem-announce  :Regnessem 最新情報
    regnessem-devel     :Regnessem 本体開発者向け
    regnessem-plugin    :Regnessem プラグイン開発者向け