バージョン履歴の操作 (Subversion)
関連項目
たとえばバグのバックポートで特定のコミットを探す必要がある場合などに、ファイルの履歴の検索が役立つことがあります。IDE の「履歴を検索」ウィンドウでは、リビジョン番号によってファイルの履歴の概要を確認することができます。
IDE の「履歴を検索」ウィンドウで、ファイルの履歴を表示できます。このためには、バージョン管理下にあるファイル (「プロジェクト」、「ファイル」、「お気に入り」ウィンドウなど) を選択し、右クリックメニューから「Subversion」>「履歴を検索」またはメインメニューから「バージョン管理」>「履歴を検索」を選択します。または、「バージョン管理」ウィンドウで、ファイルの右クリックメニューから「履歴を検索」を選択できます。
特定のリビジョンの検索
「履歴を検索」ウィンドウで、いくつかの条件に基づき、ファイルまたはフォルダの履歴から特定のリビジョンを検索することができます。次の条件があります。
- メッセージ。 コミットで送信された説明テキスト。
- ユーザー名。 コミットの作成者。
- 変換元の要素. タグ、リビジョン番号、または日付。指定した値よりあとにコミットが行われた履歴が検索されます。
- 変換先の要素。タグ、リビジョン番号、または日付。指定した値より前にコミットが行われた履歴が検索されます。
特定のリビジョンを検索する
- 特定のリビジョンを探したいファイルまたはフォルダを選択します。
- メインメニューから「バージョン管理」>「Subversion」>「履歴を検索」を選択します。または、選択したファイルの右クリックメニューから「Subversion」>「履歴を検索」を選択することもできます。「履歴を検索」ウィンドウに、ファイルのリビジョン履歴が表示されます。
- 「メッセージ」、「名前」、「開始点」、「終了点」フィールドに検索条件を入力します。「参照」ボタンを使用し、タグ、分岐、リビジョン、または日付を指定して、検索範囲を絞ることもできます。
- 「検索」をクリックします。「履歴を検索」ウィンドウに、ファイルのリビジョン履歴が表示されます。
- 相違を実行したり、特定のコミットからの変更を取り消したり (すなわち、「ロールバック」する) するには、表示されたリビジョンの履歴で、各リビジョンの右側にある「相違」リンクおよび「元に戻す」リンクを使用すると実行できます。
「履歴を検索」ウィンドウでのリビジョンの比較
「履歴を検索」ウィンドウで「相違」ボタン (
) を使用し、同じファイルのリビジョンを比較することができます。
「履歴を検索」ウィンドウでリビジョンの相違を表示する
- ツールバーにある「相違」ボタンをクリックします。
- ローカルの作業用コピーと比較するリビジョンを選択します。「履歴を検索」ウィンドウにファイルのリビジョンの相違が表示されます。「前の相違」ボタン (
) および「次の相違」ボタン (
) を使用して、相違間を移動できます。
- 関連項目
- Subversion でのファイルリビジョンの比較
- ファイルリビジョンのマージ
- マージ衝突の解決
著作権と商標について