ローカル履歴: 相違ビューア
関連項目
IDE の相違ビューアでは、以前保存したバージョンのファイルを選択し、現在のバージョンのファイルと比較できます。相違ビューアを使用して、2 つのバージョンを並べて表示できます。このとき、比較しているバージョン間の相違は色分けで強調されます。
相違ビューアにアクセスするには、ファイル (たとえば「プロジェクト」ウィンドウまたは「ファイル」ウィンドウから) を選択し、「ローカル履歴を表示」を選択します。
- このメニュー項目がアクティブになるのは、以前保存したバージョンのファイルが存在している場合のみです。
相違ビューアの上区画に、選択されたファイルのすべての使用可能バージョンを示す表が表示されます。
- バージョン。ファイルが保存された日付に基づいて、ファイルのバージョンが一覧表示されます。バージョンは日付順に一覧表示されます。一番上が最新のバージョンです。
- ラベル。ファイルに関連付けられているすべてのラベルが一覧表示されます。
- ラベルは、ファイルバージョンのメタデータとして使用できます。特定のファイルバージョンにラベルを追加するには、ラベル列の下のバージョン行をクリックし、ラベルを直接入力します。
相違ビューアの上区画にある表からバージョンを選択して、2 つのファイルバージョン間の相違を表示できます。バージョンを選択すると、表行が濃いグレーで強調表示され、下の相違ビューアの左側に選択したバージョンが表示されます。相違ビューアの右側には、現在のファイルバージョンが表示されます。
- 相違ビューアの上区画にある表から、右クリックメニューを使用して、バージョンに対してコマンドを直接呼び出すことができます。
- 履歴から戻す。現在のファイルを選択されたバージョンに戻します。
- 履歴から削除。選択されたバージョンをローカル履歴リポジトリから削除します。
次の UI コンポーネントを使用すると、ファイルバージョン間のナビゲーションが簡単になり、相違が視覚的にわかりやすくなります。
- 次のツールバーにあるボタンを使用して、ファイルバージョン間の個々の相違をナビゲートできます。
- 前へ (
)。バージョン間で見つかった前の相違を強調表示します。
- 次へ (
)。バージョン間で見つかった次の相違を強調表示します。
- ファイル内の相違では、次の強調表示色が使用されます。
- 青 ( )。
古いリビジョンのあとで変更された行を示します。
- 緑 ( )。
古いリビジョンのあとで追加された行を示します。
- 赤 ( )。
古いリビジョンのあとで削除された行を示します。
- 次のアイコンを使用して、相違ビューア内で直接変更を行うことができます。
- 置換 (
)。前のリビジョンから現在のリビジョンに、強調表示されたテキストを挿入します。
- すべて移動 (
)。ファイルの現在のバージョンを、選択した前のバージョンの状態に戻します。
- 削除 (
)。以前のバージョンが反映されるように、現在のバージョンから強調表示されたテキストを削除します。
- バージョン間の相違を示すために使用される上記の色設定は、IDE でデフォルトで設定されています。メインメニューの「ツール」>「オプション」を選択し、「フォントと色」をクリックすると、これらの設定を変更できます。「相違」タブでは、任意の色が選べます。
- 関連項目
- ローカル履歴設定の調整
- ローカル履歴関連の手順早見表
- IDE の CVS サポートについて
- IDE の Subversion サポートについて
著作権と商標について