XML ドキュメントの編集について
関連項目
XML (Extensible Markup Language) は、汎用の SGML を Web 上で提供、受信、処理するために考案された SGML のサブセットです。形式が決まっていないため、XML では、さまざまな種類のドキュメントを作成するための独自のマークアップ言語をデザインできます。
IDE では、XML ドキュメントは、XML ノード (
) で表されます。IDE には、自身がサポートするさまざまな種類の XML ドキュメントの作成や編集、検査、妥当性検査に役立つツールが用意されています。
IDE における XML ドキュメントの種類
IDE は、次をはじめとして、数種類の XML ドキュメントをサポートしています。
IDE における XML プロトコル
- SAX。 Simple API for XML (SAX) は、XML 用のシリアルアクセスプロトコルです。SAX は、SAX パーサーにドキュメントハンドラを登録することにって Java プログラムで使用可能な イベント駆動型の API です。登録後、パーサーは、新しい XML タグ、エラー、またはほかの特殊な条件を検出するたびにコールバックメソッドを呼び出します。
通常、SAX プロトコルは、サーブレットおよびネットワーク指向のプログラムとともに使用します。SAX は、XML のドキュメントの処理に利用できる仕組みの中で現在もっとも速く、よりメモリー負担の少ないものです。
- DOM。 DOM (ドキュメントオブジェクトモデル) プロトコルは、XML ドキュメントをプログラムのオブジェクトのコレクションに変換します。オブジェクトモデルに変換したあとは、適切な方法でオブジェクトモデルを操作できます。この仕組みは、いつでもデータの任意の部分にアクセスできることから、ランダムアクセスプロトコルとも呼ばれます。一般に、このプロトコルは、XML ドキュメントを表示、変更するアプリケーションで使用されます。
- 関連項目
- IDE における XML ドキュメントの手順
- IDE XML 関連の手順早見表
- グローバルな XML 設定
著作権と商標について