「タスクリスト」ウィンドウ
「タスクリスト」ウィンドウ (以前のバージョンの IDE では「予定」ウィンドウと呼ばれる) には、各種ファイル内の解決が必要な事項を統合したリストが表示されます。
「タスクリスト」ウィンドウでエントリをクリックして、解決が必要なタスクがあるファイルの行にジャンプできます。
「タスクリスト」ウィンドウのエントリは、一部の種類のエラー、およびファイル内の特定文字パターンによって作成されます。
タスクリストエントリの構成内容の一部を、次に示します。
- パターン TODO、XXX、または FIXME が含まれたコードコメント
- CVS やその他のバージョン管理システムでマージ衝突を表すパターン <<<<<<
- (Java プロジェクトの場合) @todo キーワードを含む Javadoc コメント
- (Java プロジェクトの場合) コンパイラエラーが登録されている行
「タスクリスト」ウィンドウで実行できる操作は、次のとおりです。
- ソースエディタ内での「予定」タスクへのジャンプ。
- ウィンドウに表示された「予定」タスクリストのソートとフィルタ処理。
- 「予定」タスクフィルタの作成と変更。
「タスクリスト」ウィンドウを開くには、メインメニューから「ウィンドウ」>「タスクリスト」(Ctrl-6) を選択します。見つかった TODO タスクが「タスクリスト」に表示されます。「タスクリスト」の列見出しをクリックすると、タスクのリストをソートできます。「タスクリスト」ツールバーを使用して、表示された「予定」タスクの修正や処理ができます。
「タスクリスト」ウィンドウのツールバー
「タスクリスト」ウィンドウのツールバーには、次のボタンがあります。
- 現在のファイル。選択されている場合、ソースエディタで現在選択されているファイルがスキャンされ、そのファイル内に見つかった「予定」タスクが表示されます。エディタで新しいファイルを開くと、そのファイルがスキャンされ、そのファイル内の「予定」タスクのみが表示されます。
- 主プロジェクトと依存プロジェクト。選択されている場合、ソースエディタ内で開いているファイルがすべて IDE によってスキャンされ、開いているファイル内のタスクがすべて表示されます。エディタでファイルを開くとファイルがスキャンされ、そのファイル内のタスクが表示中のタスクのリストに追加されます。
- 開かれているすべてのプロジェクト。
- フィルタ。このボタン上のドロップダウンリストをクリックし、表示対象項目をフィルタできます。また、フィルタの作成や変更もできます。
- タスクをカテゴリでグループ化。
- 関連項目
- 「オプション」ウィンドウ: 予定設定
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