public class Process_FileFtp extends AbstractProcess implements ChainProcess
Process_FileFtp は、上流から受け取った FileLineModel を処理する、 ChainProcess インターフェースの実装クラスです。 上流から受け取った FileLineModel の ファイルから、localPath のローカル共通パスを remotePath のFTP共通パスに、PFT伝送します。(-command=PUT 処理のみ) ファイルそのものの階層構造は、維持されるため、ローカルからFTPサーバー へのフォルダコピーに近いイメージになります。 Process_FileCopy との違いは、ファイルのエンコード変換は行いません。ただし、 FTP伝送での改行コードの変換は、-mode=ASCII で指定できます。 もうひとつ、Process_FileCopy では、inPath と outPath でのCOPY処理でしたが、 このクラスでは、localPath と、remotePath でそれぞれの共通パスを指定します。 上流プロセスでは、Name 属性として、『File』を持ち、値は、Fileオブジェクト である、Process_FileSearch を使用するのが、便利です。それ以外のクラスを 使用する場合でも、Name属性と、File オブジェクトを持つ LineModel を受け渡し できれば、使用可能です。 引数文字列中に空白を含む場合は、ダブルコーテーション("") で括って下さい。 引数文字列の 『=』の前後には、空白は挟めません。必ず、-key=value の様に 繋げてください。
Process_FileFtp -host=FTPサーバー -user=ユーザー -pass=パスワード -localPath=ローカル共通パス -remotePath=FTP共通パス [-mode=[ASCII/BINARY] ] [-passive=[true/false] ] -host=FTPサーバー :FTPサーバー -user=ユーザー :ユーザー -pass=パスワード :パスワード -localPath=ローカル共通パス :上流で検索されたファイルパスのローカル側共通部分 -remotePath=FTP共通パス :上流で検索されたファイルパスのFTP側共通部分 [-mode=[ASCII/BINARY] ] :扱うファイルの種類を指定します(初期値:ASCII) [-passive=[true/false] ] :パッシブモード(ローカルからサーバーへ接続を張る)を利用するかどうか(初期値:true) (false:アクティブモード(通常のFTPの初期値)で通信します。) [-mkdirs=[true/false] ] :受け側ファイル(GET時:LOCAL、PUT時:FTPサーバー)にディレクトリを作成するかどうか(初期値:true) (false:ディレクトリが無ければ、エラーにします。) [-encode=エンコード名 ] :日本語ファイル名などのエンコード名を指定します(初期値:UTF-8) [-timeout=タイムアウト[秒] ] :Dataタイムアウト(初期値:600 [秒]) [-display=[false/true] ] :trueは、検索状況を表示します(初期値:false) [-debug=[false/true] ] :デバッグ情報を標準出力に表示する(true)かしない(false)か(初期値:false[表示しない])
5.1.5.0 (2010/04/01) 新規追加 ※ 注意 Windwosにおいて、大量ファイルのFTP伝送を行う場合は、注意が必要です。 Windowsにおけるソケットの最大値は、5000がデフォルト値です。 また、TIME_WAITのデフォルト値は、4分(=240秒)です。 FTPの様にデータ伝送時に毎回、ソケットを作成すると、ポートが枯渇します。 この値を変更するには、レジストリに以下のキーを設定する必要があります。 ■ソケットの最大数(5,000~65,534の間で設定): HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\MaxUserPort (DWORD) ■TIME_WAITの時間(30~300秒の間で設定): HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\TcpTimedWaitDelay (DWORD) ※ 設定後は再起動しないと設定が反映されません。 |
CR, TAB
コンストラクタと説明 |
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Process_FileFtp()
デフォルトコンストラクター。
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修飾子とタイプ | メソッドと説明 |
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LineModel |
action(LineModel data)
引数の LineModel を処理するメソッドです。
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void |
end(boolean isOK)
プロセスの終了を行います。
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void |
init(ParamProcess paramProcess)
プロセスの初期化を行います。
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static void |
main(String[] args)
このクラスは、main メソッドから実行できません。
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String |
report()
プロセスの処理結果のレポート表現を返します。
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String |
usage()
このクラスの使用方法を返します。
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getArgument, logging, println, putArgument, putArgument, setLoggerProcess, toString
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
logging, println, putArgument, putArgument, setLoggerProcess
public Process_FileFtp()
public void init(ParamProcess paramProcess)
init
インタフェース内 HybsProcess
paramProcess
- データベースの接続先情報などを持っているオブジェクトpublic void end(boolean isOK)
end
インタフェース内 HybsProcess
isOK
- トータルで、OKだったかどうか[true:成功/false:失敗]public LineModel action(LineModel data)
action
インタフェース内 ChainProcess
data
- オリジナルのLineModelpublic String report()
report
インタフェース内 HybsProcess
public String usage()
usage
インタフェース内 HybsProcess
public static void main(String[] args)
args
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