スケッチ・パッド

 ごく簡単な「お絵描き」ツール。フリーハンドで線や文字を描いたり、画像を貼り付けたりできます。

 線や文字、画像などを扱えます。これらはそれぞれ独立した透明なフィルム(レイヤーと呼びます)に図形を描くイメージで、レイヤーごとに移動したりサイズを変えたりできます。

Pen

「道具」の「Pen」を選択するとお絵かき用の赤枠が表示されます。この枠内をマウスでなぞると線を描けます。「色」をクリックしてペンの色を選んだり、太さや透明度を変更できます。

 図形を描き終わったら「階層」の「編集」チェックをはずすと、赤枠がグレー枠になります。この状態では描いた図形をマウスで移動できます。  

青枠
編集モードを示します
グレー枠
編集モードを終了し、マウスでドラッグできることを示します。枠内をダブル・クリックすると枠は消えます(再クリックでグレー枠が現れます)。

ToothPaste

「Pen」と同じですが、チューブから押し出した「練り歯磨き」のような線を描けます(ペンのサイズを充分太くして使ってください)。

Line

 注釈などに使う線を引くツール。マウス・ボタンをクリックした点を起点に、マウス・ボタンを離した点までの線が引けます(線の太さ、色や透明度は変えられます)。

 図形を描き終わった後の操作は「Pen」と同じです。

Text

「Text」ボタンを押して現れた入力パネルに文字列を入力します。文字は Pen と同様に、太さ・透明度・色を変更できます。

 文字を入力した後の操作は「Pen」とほぼ同じですが、編集チェック・ボックスはありません。枠で囲まれている間は常に編集可能状態で、太さや色などを変更できますが、文字自体を書き直したい場合は で文字を一旦削除し、新規に作りなおしてください。

Image

 「道具」の「Image」を選択すると「ここに画像をドラッグ」という赤枠が表示されます。ここに画像をドラッグ・ドロップしてください。表示された画像は「太さ」スライダーで拡大・縮小したり、マウスで好きな位置へドラッグできます。

白紙

 「道具」の「白紙」を選択すると、すべてのレイヤーが削除されます。

太さ

「太さ」スライダーで Pen, ToothPaste, Line の太さ、Text のフォントや Image のサイズを調整できます。

 Image は 1/10 以下、3倍以上のサイズにはなりません(もし、この限界を超えたい希望があれば、具体的使用例とともにリクエストください)

透明度

「透明度」スライダーで Pen、ToothPaste、Line、Text の透明度を調整できます。

下層のレイヤーを手前に移動

 図形や画像はそれぞれ独立したレイヤー(透明フィルムのようなもの)上に存在しますが、上のレイヤーに覆われた下のレイヤーは操作することができません。このような時は「階層」ポップアップ・メニューで下のレイヤーを手前に取り出すことができます。

 ポップアップメニューの数値はレイアーの階層を示し、最も下層が0で、数値が上がるほど手前のレイヤーを示します。ポップアップ・メニューを選択すると、その数値の階層にあるレイヤーが一番手前になり、移動や編集ができるようになります(それに伴い階層順序が変わるので、数値が示していたレイアーも変化してきます)。

 ポップアップ・メニューの「選択解除」を選択すると、青枠やグレー枠はすべて消えます。

作成したスケッチの保存

 右下の「保存」ボタンを押すと描いた画像が保存されます。「画像読込」の状態からスケッチ・パッドを開いた場合は「カルテ添付用」として、「図譜」から開いた場合は「図譜用」として保存されます。

Update: 2014-03-12