FRONT は受付業務を行うクライアントですが、受付端末と医師端末で動かします。
受付で登録した来院者を医師端末で一覧してカルテを開くことができ、
医師が診療費を「集計」すると、受付でそれを確認できます。
- 利用者ごとのレイアウト設定
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受付端末と医師端末などでのレイアウトの違いは、NOAManager の NOADesigner 機能で設定できます。
- 新患の受付
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カルテID空欄のまま「患者受付」ボタンを押すと、新患登録モードになります。
新患登録パネルが開きますので、生年月日を入力してください。
同じ生年月日の方が登録されていれば、その一覧が表示されます。
登録されていないことを確認したら「...その他」行をクリックすると、
患者氏名などを入力する画面になります。
所定の項目を入力し「新患登録」ボタンを押せば登録完了です。
過去に削除され「空き番号」になっているIDを使いたい場合は、
「末尾一桁を強制変更」して使うことができます。
「新患登録年月日」も「強制変更」できます。
- 再来の受付
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カルテID入力欄にIDを入力し「患者受付」ボタンを押してください。
受診者リストに追加されます。
あるいは、この欄へ「漢字氏名」や「ローマ字」「生年月日」を入力してみてください。
キーに一致した患者リストが表示されるので、
該当する行を選択し「患者受付」ボタンをクリックしてください。
生年月日は、西暦なら「1986/3/23」和暦なら「s61/3/23」のように
年月日を / で区切って入力します。和暦の場合は行頭に s, h, t, m
などをアルファベット小文字でつけてください。なお 100歳以上の場合など
正確に西暦換算できませんので、最初から西暦で入れた方が正確です。
「anotherId」でも検索できます。
たとえば anotherId が「あ1200」だとすれば
行頭に半角ドット「.」を付け
「.あ1200」のようにして検索してください。
* カルテID入力欄は、本日のページでしか現れません。
- 日時指定での登録
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再来受付は登録時点のタイムスタンプが自動的に刻印されますが、
「道具」メニューの「日時指定受付」で、日時を指定した登録が出来ます。過去に登録漏れだったものの登録に使います。
「日時指定受付」メニューは NOADesigner で設定しておかないと表示されません。
- 外来・入院チェックボックス
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チェックの入ったもののみ表示されます。外来・入院の区別は基本的には
FRONT で行えません。カルテの「診療費計算」の結果が反映されるものです。
- 予約者の登録
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NOADesigner で「予約ツール」を設定しておくと、道具メニューの中に現れます。詳細は予約ツールの HELP をご覧ください。予約者では「予約」カラムに予約時刻が表示されます(予約者以外では空欄)。
- 予約者の受診確定
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予約時刻と実際の受診受付時刻とは、一致しないのが普通です。
予約者は「予約」カラムに「予約時刻」が表示され、受付時刻がピンクのタグで表示されます。このピンク・タグをクリックすると、受付時刻の刻印を予約時刻が実際の受付時刻に変更でされます。
もし予約に戻したい場合は、受付時刻を再度クリックして予約時刻に戻すことができます(予約者以外は、受付時刻をクリックしても無視されます)。
- 受付時刻
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患者を受け付けた「受付時刻」が表示されます。予約されているがまだ受付けていない場合は「ピンク」、受付された場合は「黒文字」、診察終了後は「グレー文字」でステータスの違いを表示します。
「受付」というタイトルをクリックして、受診者リストの表示順序を逆にすることができます。
- カルテ ID
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修正・削除権限を持つユーザの場合、カルテ ID または anotherID をクリックするとカルテが開きます。
- 氏名
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「診療待ち」は黒文字、「診療終了し会計待ち」は青文字、「会計終了」はグレーで表示されます。
- 実施計画
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NOA の「計画」欄の内容が表示されます。例えば「検査結果説明」などの実施予定を、次回来院時に受付へ伝えるためのものです。FRONT で「実施計画」欄をクリックして内容を変更することもできます。
- 伝達
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NOA を使っているドクターへメッセージを送るためのもの。「伝達」カラムをクリックすると「メッセージ伝達パネル」が表示されます。詳細はそのパネルの HELP をご覧ください。