NOA のインストール
まずデータベースを起動

 設定を始める前にデータベースを起動しておくことが必要です。MAMP を起動し Apacheサーバと MySQLサーバが起動しグリーンが灯ったことを確認してください。MAMP の環境設定はとりあえず default のままで構いません。

データベースに NOA 環境の自動設定

 左メニューの「施設・ユーザ登録」をクリックしてください。 自動的に NOA データベースが作られ、赤い文字がチラチラ動いてメニューや薬剤などのサンプル・データが読み込まれます。

 サンプルデータの読込終了メッセージが出た後、もし「読込みがうまくいかない場合」という文言が表示された場合は、それをクリックし「NOAデータベースを削除」ボタンを押してください。読込みがうまくいったなら、再度左メニューの「施設・ユーザ登録」をクリックしてください。施設情報設定画面が現れます。

 データベース構築後は、メニューを開いてもこのデータベース設定作業はスルーされます。

施設・ユーザ登録

 その中の説明文を参照しながら施設情報を設定します。施設情報を設定したら、下端の「職員ID」ポップアップでユーザ情報を設定します。

 ユーザ設定では、まず NOA システムを管理するユーザを「修正、削除を許可」モードで設定します。このユーザが管理者権限を持ち NOA や FRONT のレイアウト設定をできます。

ブラウザーの文字コード設定
 NOA を使うには標準で文字コードを UTF-8 にしておく必要があります。文字コードが UTF-8 になっていないと文字化けが起こりログインもできません。なお iPad や iPhone で使う場合 Safari や Chrome には文字コード設定機能がありません。これら iOS で使うには iCabMobile というブラウザーがお勧め、こちらには文字コード設定機能があり NOA を使えます。
NOA を使ってみる

 以上の設定が終われば NOA を使えるようになります。http://localhost:8888/NOA のような URL でウエブ・ブラウザーから NOA を開いてください。MAMP が自分と同じマシーンにある場合は localhost ですが、LAN 上の他マシーンにある場合は localhost の部分をサーバの IP アドレスか local-name に置き換えてアクセスします。

 サーバの IP アドレスが DHCP で自動的に割り振られている場合は IP アドレスが動的に変化してしまいますので、サーバのアドレスを固定IP(手入力)設定にするか local-name を使った方が良いでしょう。local-name とはサーバ・マシーンの「システム環境設定」「共有」で設定された「コンピュータ名」です。サーバのコンピュータ名が ocean だとすると、クライアントからは http://ocean.local:8888/NOA でアクセスすることになります。

 NOA は文字コード UTF-8 を使うようになっています。ブラウザーの初期設定で文字コードを UTF-8 に設定し使ってください。ログイン画面におかしな文字が表示されている時は UTF-8 に設定されておらず文字化けしているためです。この状態ですとログインできません。

 NOA を開いたら右側ツール・メニューの「NOA HELP」をクリックして説明をご覧ください。

Update: 2013-04-24