- 伝票入力とサーバへの保存
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伝票へ値を入力し「(伝票の)確定」ボタンを押すと、結果がカルテに書き戻されます。
カルテの該当入力欄が編集モードになっていない場合は、データの書き戻しはできません。
- カルテ記述内容を伝票に表示
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「カルテの検査欄」を開くと、内容が「伝票」として表示されます。
このように「カルテ」と「伝票」の間は自由に行ったり来たりできます。
カルテの「検査」欄で「(60 kg)」のような部分を「(62 kg)」と訂正して「確定」し
再度開くと、伝票の中も 62 kg に訂正されます。「値」と「単位」の間には必ず「半角スペース」を
一つ入れてください。
同様に「(60 kg)」を「(65 KG)」と訂正して「確定」し
再度開くと、伝票も 65 KG に訂正されます。「伝票で設定されている単位」より
「カルテに記載した単位」が優先されます。
- カルテへの書戻し動作
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伝票の「確定」ボタンを押すと編集内容がカルテへ書き戻され、同時に伝票画面が閉じ、カルテも編集モードを抜けます。
伝票を閉じずカルテも編集モードのままにしたい場合は、伝票右上の赤いピンをクリックします。ピンが立った形になり「確定」を押しても伝票は閉じずカルテも編集モードのままになります。
「整形」にチェックを入れておくと、段落をつけた見やすい形式でカルテへ反映されます。「確定保存」にチェックを入れておくと「確定」ボタンのクリックとともに、データはサーバに保存され、カルテ本体も編集モードから抜けます。
伝票の種類を選んで利用する
- 伝票の選択
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上部のポップアップメニューを選択し「追加」ボタンのクリックで、
選択された伝票が下に表示されます。
- 規定値の入力
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伝票にあらかじめ規定した値を入れておきたい場合、やり方として3つの方法があります。
- 主訴欄のグループメニューに登録しておく方法
グループメニューに登録した検査欄にあらかじめ値を入れておきます。
- 伝票編集で default 値を設定しておく方法
値を設定したい項目をハンマーアイコンで開き、default値を設定します。
- 伝票の「+」メニューに登録しておく方法
「+」メニューは、伝票タイトル右の「+」アイコンをクリックすると開きます。伝票の各欄に規定値を入れ「+」メニューの「...その他」をクリックして、その設定につけるタイトル名を入れて下さい。
再度伝票を開くとポップアップ・メニューにタイトル名が現れ、選択すると値が伝票に書込まれます。
「空欄」クリックで伝票を空欄にできます。
- 伝票の簡単な作り方
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カルテ側で簡単なテンプレートを作成しておきます。
テンプレートの書式は
伝票名(項目名()項目名()...)
のように、半角カッコでくくった形式です。
このようなものを作成し、それで伝票ツールを開いてください。
作成したテンプレートが伝票として右のツール・エリアに表示されます。
- 伝票の編集
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ポップアップメニュー右の「ハンマー」アイコンのクリックで、
その伝票の編集画面になります。その前に伝票が複数あった場合は、
一番上の伝票が編集対象になります。
編集が終わったら一番下の「登録」ボタンをクリックすると、
その内容が DB に格納され、編集画面が終了します。
一番下の「とりやめ」ボタンをクリックすると、
編集中の内容は DB に格納されず、伝票入力画面へもどります。
- 伝票の削除
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右上の「伝票を削除」ボタンをクリックすると、
この伝票フォーマットが DB から削除されます。
- 項目の追加
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左端の青いアイコンのクリックで、その位置に項目が追加されます。
項目名を入れてください。その右の入力欄は「単位(Kg など)」の表示が必要な場合のみ
単位を入力してください。
- 項目の削除
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右端の赤アイコンのクリックで、その行が削除されます。
- 項目の詳細設定
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右の「ハンマー」アイコンで、詳細設定パネルが開きます。
- default 値
- 伝票を開いた時、あらかじめ初期値として表示しておきたい値があれば入力します。
- 基準値
- この設定をもとに値が基準に合致しているかどうか自動判別します。基準より高ければ赤、
基準範囲内なら黒、基準より低ければ青、と値の表示色を変えてくれます。
範囲指定の場合:最低..最高(数値のみ)
単一指定の場合:基準値
複数指定の場合:基準値,基準値,基準値
- ポップアップメニュー
- ポップアップメニューとして表示したい項目を
一項目一行ずつ入れてください。
この説明を読んでわからない場合は、
実際にやってみるのが一番です。試してみてください。
入力が終わったら右下の「確定」ボタンを押すと、
詳細設定パネルが消えます。これらすべての設定終了後、
右下の「登録」ボタンを押すと、設定がサーバへ記憶されます。
- テンプレート出力
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「伝票編集」モードの「テンプレート出力」ボタンのクリックで、
テンプレートをテキスト形式で吐き出してくれます。
この場合「体重(60 kg)」のように、単位も添えて出力されます。
説明文を除いた
一番下の「ラベル(...)」形式の部分を保存しておけば、
万一テンプレートを失っても
これをカルテ中に入力、確定した後、再度開けば右側にテンプレートとして
開きますので、これを編集モードにして再登録することができます。
テンプレート編集中に
誤ってテンプレートを壊したり失うことがあります。
特に複雑なテンプレートでは、
このように元のテンプレートを保存しておくと、すぐ復元できるので安心です。
- 伝票テンプレートにない項目を追加
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例えば、以下のような伝票フォーマットがあったとします。
身体測定(体重()身長())
カルテ中で以下のように「メモ()」を追加してみます。
身体測定(体重()身長()メモ())
「注意」上の例の「身体測定( ... )」のように、全体を包む箱を必ずひとつ置いてください。単に「green()blue()」などの記述では正しく動作しません。「color(green()yellow())」のようにする必要があります。
これを一旦「確定」してから再度開いてみてください。
右側のツール・エリアの伝票に「メモ」という項目が追加されて表示されます。
しかし、そのメモという項目を含めるよう伝票を編集しない限り、
伝票に表示されるだけで、伝票テンプレートには反映されません。
ただし、kg cm など「単位」はこの方法では設定できません。
テンプレート作成後「ハンマー」アイコンによる伝票編集で追加してください。