ファイルのバージョンを表示して比較する

IDE では、バージョン管理されたファイルの各バージョンを並べて比較できる、2 つの区画で構成された相違ビューアがあります。変更された行は青で強調表示されます。前のバージョンから追加された行は緑で強調表示され、削除された行は赤で強調表示されます。

Diff コマンドを使用してファイルを比較する手順は、次のとおりです。

  1. エクスプローラで、ファイルをマウスの右ボタンでクリックし、バージョン管理コマンドのサブメニューを選択して、「グラフィカルな相違表示」または「相違」(IDE の組み込み CVS クライアントを使用しているファイルの場合) を選択します。
  2. 「相違」ダイアログで、比較するバージョンをバージョン番号または日付を入力して選択し、「コマンドを実行」をクリックします。

    作業中のバージョンを最後にリポジトリにチェックインしたバージョンと比較する場合は、何も入力しないで「コマンドを実行」をクリックします。

ボタンをクリックするとファイル内の直前の相違にスキップでき、 をクリックすると、次の相違にスキップできます。

また、リビジョンエクスプローラでファイルのバージョンを比較することもできます。このウィンドウにはバージョン番号をツリーで表示し、選択したバージョン番号のステータスの詳細を表示する 2 つの区画があります。リビジョンエクスプローラは、エクスプローラのバージョン管理ファイルのノードをマウスの右ボタンでクリックし、「リビジョンエクスプローラ」(このコマンドは、コンテキストメニューに直接表示されるか、またはバージョン管理システムのサブメニューに表示されます) を選択して開きます。リビジョンエクスプローラで、Ctrl キーを押しながらファイルの 2 つのバージョンを選択して、選択したノードの 1 つをマウスの右ボタンでクリックし、コンテキストメニューから「相違」を選択します。
関連項目
リビジョンエクスプローラ
バージョン管理コマンドの呼び出し
VCS ファイルシステムの設定
VCS ファイルシステムの汎用設定
CVS コマンド

著作権と商標について