CVS ファイルシステムの相対マウントポイントの設定

CVS ファイルシステムをマウントした際、Java パッケージルートが CVS ルートと異なっている場合があります。CVS コマンドが正しく機能するためには、CVS ルートでディレクトリをマウントしてください。CVS ファイルシステムを Java パッケージルートよりも高いレベルでマウントしている場合は、Java クラスが正しく処理されるように相対マウントポイントを設定できます。

ソース階層に Java パッケージルートと並列のディレクトリが含まれていて、IDE 内のそれらディレクトリにもアクセスする場合は、複数の相対マウントポイントを指定することができます。「CVS マウント」ウィザードで、Ctrl キーを押しながら複数のマウントポイントを選択できます。

「CVS マウント」ウィザードによる作業で、以前にチェックアウトした作業ディレクトリをマウントするときに、相対マウントポイントを指定できます。

CVS 組み込みクライアントファイルシステム内で相対マウントポイントを設定または変更する手順は、次のとおりです。

  1. エクスプローラで、CVS ファイルシステムのルートノードをマウスの右ボタンでクリックし、コンテキストメニューから「カスタマイズ」を選択します。
  2. 「既存のソースをマウント」ラジオボタンを選択して「次」をクリックします。
  3. 「相対マウントポイントの設定」パネルで、相対マウントポイントに設定するディレクトリを選択して「次」をクリックします。
  4. 「サーバー設定」パネルで、「完了」をクリックします。

CVS コマンド行サポートファイルシステム内で相対マウントポイントを設定または変更する手順は、次のとおりです。

  1. エクスプローラで、CVS ファイルシステムのルートノードをマウスの右ボタンでクリックし、コンテキストメニューから「カスタマイズ」を選択します。
  2. 「カスタマイザ」ダイアログで、「相対マウントポイント」フィールドの隣にある「ブラウズ」ボタンをクリックします。
  3. 「相対マウントポイントブラウザ」で、相対マウントポイントに設定するディレクトリを選択して「了解」をクリックします。
  4. 「了解」をクリックして「カスタマイザ」ダイアログを閉じます。
関連項目
CVS ファイルシステムのマウント
CVS コマンドの呼び出し
CVS ファイルシステムの再設定
CVS コマンド

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