コンポーネントパレットへの Bean の追加

表示させながらデザインする際に使用するために、コンポーネントパレットに独自の Bean を追加して、IDE を拡張できます。Bean をインストールしたら、コンポーネントパレットでこの Bean を選択し、自分のフォームに追加できます。クラスファイル (拡張子 .class) またはシリアライズプロトタイプ (.ser ファイル) を追加できます。

IDE の外で作成した Bean の場合、コンポーネントパレットに追加する前にその JAR またはディレクトリをファイルシステムにマウントする必要があります。

エクスプローラから Bean を追加する手順は、次のとおりです。

  1. エクスプローラウィンドウで Bean をマウスの右ボタンでクリックし、コンテキストメニューから「ツール」 「コンポーネントパレットに追加」を選択します。
  2. Bean を表示させるコンポーネントパレットタブの名前を「パレットカテゴリ」ダイアログで選択します。「了解」をクリックします。

    選択した「タブ」区画のコンポーネントパレットに、新規 Bean が表示されます。

JAR ファイルからBean を追加する手順は、次のとおりです。

  1. メインメニューから「ツール」「新規 JavaBean をインストール」を選択します。
  2. 「JavaBean をインストール」ダイアログで、Bean の JAR ファイルとパスを指定し、「了解」ボタンをクリックします。
  3. Bean リストが表示されます。Bean を選択し、「インストール」をクリックします。

    期待した Bean が表示されない場合、JAR マニフェストにおける Bean のエントリに Java-Bean: True 属性が付いていないことを意味します。Bean の正しいパッケージ方法については、JavaBeans の仕様書を参照してください。仕様書は、 http://java.sun.com/beans/docs/spec.htmlにあります。

  4. Bean を表示させるコンポーネントパレットタブの名前を「パレットカテゴリ」ダイアログで選択します。「了解」をクリックします。

    選択した「タブ」区画のコンポーネントパレットに、新規 Bean が表示されます。

専用のアイコンを持っている Bean もあります。アイコンを持っていない Bean を追加すると、IDE によってデフォルトアイコンが割り当てられます。コンポーネントパレットにインストールされている各 Bean の名前を調べるには、Bean の上にポインタを置いてツールチップを表示します。

関連項目
Bean の作成
ファイルシステムのマウント
コンポーネントパレットのカスタマイズ
Bean のアイコンの設定

著作権と商標について