インデント設定エンジンでは、ソースエディタで生成または入力するテキストの書式設定を決定します。
インデント設定エンジンの選択または設定を行う手順は、次のとおりです。
「インデント設定エンジン」プロパティエディタを使用し、インデント設定エンジンの設定を表示して変更します。「簡易インデント設定エンジン」を選択した場合は、タブ処理用のプロパティが表示されます。「Java インデント設定エンジン」を選択した場合は、タブプロパティのほかに、Java コードを処理するための以下のプロパティが表示されます。
コメントの先頭に星印を追加 | 「True」の場合は、ブロックコメント内の全行の先頭にアスタリスク (*) を自動的に付けます。 |
中括弧の前に改行を追加 | 「True」の場合は、生成コード内の次の行に中括弧を自動的に入れます。 |
括弧の前に空白文字を追加 | 「True」の場合は、生成コード内の開始括弧の前に空白文字を 1 つ追加します。 |
タブを空白文字に展開 |
「True」の場合は、タブキー入力時に空白文字を挿入します (タブ文字ではなく)。挿入する空白文字の数は、「タブ間隔を構成する空白文字の数」プロパティで設定します。
「False」の場合は、タブキーが入力されたときに「タブ間隔を構成する空白文字の数」プロパティで設定した数だけ挿入ポイントを移動しますが、可能であれば、タブ文字 (¥t) をファイルに挿入することと、先行する空白文字をタブ文字と置換すること、のいずれか 1 つまたは両方を行います。ソースエディタは、「タブのサイズ」プロパティの値に基づいてタブ文字を入れる場所を計算します (「タブのサイズ」プロパティは、「インデント設定エンジン」の設定値ではなく、ソースエディタの主プロパティの中にあります)。 「タブを空白文字に展開」が「False」であり、かつ「タブ間隔を構成する空白文字の数」が「タブのサイズ」プロパティ値と異なる場合、タブキーを入力したときに作成されるインデントは、空白文字とタブ文字の組み合わせとなります。「タブ間隔を構成する空白文字の数」を「タブのサイズ」の倍数または除数に設定しておくと、タブ文字の位置を予想しやすくなります。 |
タブ間隔を構成する空白文字の数 |
タブキーを押したときにインデントされる空白文字の数を設定します。
直前の行がインデントされている場合、「タブ間隔を構成する空白文字の数」の設定値に関係なく、新しい行の上で最初にタブキーを押したときに、直前の行のインデント位置に挿入ポイントが位置付けられます。 |
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直前の非空白行がインデントされている場合、「タブ間隔を構成する空白文字の数」の設定値に関係なく、新しい行の上で最初にタブキーを押したときに、直前のインデント位置に挿入ポイントが位置付けられます。 |
関連項目 | |
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ソースエディタのプロパティ タブの操作 |