インポート文の作成

識別子の完全修飾名の数が、「ソース内の完全修飾名の最大数」プロパティ設定のしきい値を超えた場合、「インポート管理ツール」ウィザードの手順 2 においてインポート文が作成されます (「ソース内の完全修飾名の最大数」プロパティを設定するには、「プロジェクト」 「設定」 「インポート管理ツール設定」を選択します)。

インポート文が使用する識別子の数が「ソース内の完全修飾名の最大数」設定のしきい値未満である場合は、インポート管理ツールは、このインポート文を削除して完全修飾名を作成します。

表示されている識別子それぞれについて、インポート管理ツールは以下を表示します。

インポート管理ツールが提案するアクションをオーバーライドする手順は、次のとおりです。

  1. 変更する「アクション」をクリックし、新たなアクションをコンボボックスから選択します。

    「インポート文を作成」を設定した場合は、ソース内の完全修飾識別子は未修飾識別子と置換されます。「FQN を使用」を選択し、かつこの識別子に対するインポート文が現在存在する場合、このインポート文は削除されます。

    「変更なし」を設定した場合は、インポート管理ツールは変更処理を提案しませんが、「インポート文を作成」や「FQN を使用」をユーザーが指定することは可能です。

フォームエディタによって生成される識別子を変更することはできないため、フォームエディタが生成したコードに存在する識別子はこのウィザードパネルには表示されません。

識別子のリストには、インポート管理ツールが無視できるものが表示されることがあります (デフォルト時に自動的にインポートされる java.lang パッケージからのクラスなど)。たとえば、インポート文や完全修飾名なしで識別子 String を使用した場合は変更処理は不要であるため、インポート管理ツールは「変更なし」を提案します。ただし、完全修飾名を使用する場合に備え、String 識別子はウィザードに表示されます。

関連項目
インポート管理ツールの使用方法
識別子の解釈処理
未使用インポート文の削除
インポート管理ツールの設定
高速インポートによるインポート文の追加

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