the Minnu's filer2 のページ



UNIX(Linux, FreeBSD, cygwin)のコンソール上で動作する2画面ファイラ(ファイラー、ファイルマネージャー、ファイル管理ソフト)です。Rubyインタプリタ搭載です。
  1. 手軽なファイル操作

  2. ワンキーで簡単にファイルのコピーや削除、移動ができます。視覚的にファイルのコピーや移動を確認できるので安心です。ファイルの削除にはゴミ箱機能もついてます。

  3. 仮想端末機能

  4. mfiler2で実行されたコマンドは新しく開いた仮想端末上で実行されます。ウィンドウシステムに頼らなくても一つの端末上で複数のコマンドを立ち上げて並列的に作業することができます。

  5. 容易なディレクトリ間移動

  6. インクリメンタルサーチ機能やタブ機能、メニューによる登録制の任意ディレクトリ移動機能、「戻る」機能など豊富なディレクトリ移動機能があります。

  7. 豊富なカスタマイズ機能

  8. キーバインドのフルカスタマイズはもちろんのことRubyインタプリタを組み込んでいるので Rubyで作成したコマンドをキーに割り当てたり、コマンドライン上で実行することもできます。

  9. テキスト端末上で動作

  10. telnetやssh経由で実行することができます。

ダウンロード

mfiler2.tgz ダウンロード

インストール

コンパイルの仕方

mfiler2.tgzを適当な場所に展開してmakeを実行してください。少し待てばmfilerというファイルとmattrというファイルができます。その二つをPATHの通ったディレクトリに移動してください。mfilerというのがプログラム本体でmattrというのはファイルの属性を変更するコマンドです。

注意1) Vine Linuxでコンパイルするときはmake -f makefile.compile_ncursesでコンパイルしてください。他のOSでもmfiler2のコマンドラインでemacs -nwなどcursesアプリを実行後カーソルキーがおかしくなる場合は同じようにコンパイルしてみてください。

注意2) NetBSD, Solaris8などcursesライブラリを-lncursesでなく-lcursesでリンクするOSでコンパイルするときはmake -f makefile.link_cursesでコンパイルしてください。

注意3) コンパイルにはlibcrypt, libcursesが必要になります。たぶん、標準で用意されていると思いますが、先に用意しておいてください。Debianの場合はlibncurses-devも忘れずにインストールしてください。

注意4) 新しいバージョンを再インストールする場合は.mfilerも置き換えてください。前のバージョンのままだと不整合がでる場合があります。

実行前の下準備

1) mfiler2.tgzの中にある.mfilerをホームディレクトリにコピーしてください。コピーをしないとキー操作ができないので忘れないように注意してください。cygwinでは.mfiler-cygwinを.mfilerに改名してホームディレクトリにコピーしてください。

2) 環境変数SHELLには好きなシェル(bash, tcsh, zshなど)、環境変数PAGERには好きなページャー(less, more, lvなど)、環境変数EDITORには好きなエディッター(emacs -nw, viなど)を設定しておいてください。.mfiler内で使用します。

実行

コマンドプロンプトでmfilerとタイプして実行してください。mfiler (ディレクトリ名) とするとそのディレクトリから立ち上がります。

簡単な使い方

マニュアル

the Minnu's Filer2 マニュアル

掲示版

サポート掲示板

その他

ラインセンスはGPLに準拠します。プログラムの実行は自己責任でお願いします。感想や要望などありましたら気軽に掲示版に書いてください。動作レポートやコンパイル失敗した場合のレポートなどをもらえると助かります。あと仮想端末の画面を保存して復帰させる方法をご存知の方おられましたら、やりかたを教えてください。お願いします。

動作確認OS

Debian Linux sarge (x86, k7, Sparc)
FreeBSD 5.3-RELEASE
NetBSD2.0
Vine Linux 2.6r1
Solaris8

不具合動作OS

Cygwin mfiler独自の仮想端末機能に不具合。カラー表示には今のところ未対応。
MacOSX UTF-8には未対応なので漢字ファイルが化ける。
Solaris9 mfiler独自の仮想端末機能に不具合。GNU screen上でなら動作可能。

To Do

1.Rubyコマンドの補完。
2.UTF-8対応
3.仮想端末のリストア時,描写がたまにおかしくなるバグを修正。

ヒストリー

2006年9月21日 version 1.40d option_bold_exe, option_bold_dirを追加しました。
2006年9月21日 version 1.40c コマンドライン引数にディレクトリを書くとそのディレクトリをカレントにして立ち上がるようにしました。
2005年9月19日 version 1.40b cygwinでコマンドライン補完の候補名がちゃんと描写されないバグを修正。
2005年9月18日 version 1.40a cygwinのコマンドラインで起動したソフト(lftpなど)の入力エコーが効かなくなるバグを修正。
2005年9月15日 version 1.40 cygwinに正式対応。cygwinで漢字ファイル表示に対応しました。
2005年9月12日 version 1.35c ルートディレクトリを'w'キーでコピーしようとすると失敗するバグを修正。
2005年9月9日 version 1.35b 拡張子".mark"に対する操作がうまく働いてなかったので修正。ファイルをマークしてxによるコマンド操作が正常に動作するようになりました。
2005年9月9日 version 1.35a cygwin-ckでのマスクのバグを直しました。
005年9月8日 version 1.35 ファイルマスク機能を入れました。MacOSXでのコンパイルエラーに対応しました。
2005年9月7日 version 1.34e FreeBSDでのコンパイルエラーを直しました。
2005年9月5日 version 1.34c 特定の漢字ファイル上にカーソルを移動したら落ちるバグを修正。
2005年9月5日 version 1.34b uplinkさんのコードによってcygwinのckターミナル上で漢字表示ができるようになりました。
2005年9月2日 version 1.34a cygwinでのコンパイルエラーが起こる箇所を変更しました。
2005年9月1日 version 1.34 デフォルトで仮想端末機能をオフにしました。/dev/ptmxがある場合UNIX98 pty環境で動かすようにしました。
2005年8月15日 version 1.33 %s, %r での不具合を直しました。
2005年8月14日 version 1.33 Vine Linuxでの不具合に対応しました。NetBSDでのコンパイルエラーに対応しました。
2005年8月9日 version 1.33 ptyがパーミッションの問題で開かない場合別のptyを試すようにしました。(今までcould not open slave pty. pleas check permision of Xと表示されていた)
2005年8月9日 version 1.33 Solaris8のktermでメニューが化ける症状に対応。
2005年8月8日 version 1.33 option_gnu_screenを追加しました。仮想端末終了時にカーソルキーなどが効かなくなるバグを直しました。option_no_ptyを追加。
2005年8月6日 version 1.33 起動時に端末の設定を保存して終了時に戻すようにしました。Solarisでmfiler2終了時に端末がおかしくなるバグが消えました。
2005年8月5日 version 1.33 Solaris8に対応しました。ソートが早くなりました。内部的には使用ライブラリを変えたので、もしかしたらバグがあるかも知れません。
2005年8月2日 version 1.32 NetBSDでのコンパイルエラーに対応しました。
2005年8月1日 version 1.32 uplinkさんよりmfiler2の終了時に子プロセスをkillするプログラムを追加しました。
2005年7月31日 version 1.32 Vine Linuxでのコンパイルエラーに対応しました。
2005年7月30日 version 1.32 cygwinで起動時に不具合があったので修正しました。
2005年7月29日 version 1.32 uplinkさんよりcygwinの仮想端末のパッチを頂きました。cygwinで仮想端末の機能が使えるようになりました。ありがとうございます。ゴミ箱に移動する時に、同じファイルがあった場合上書きせずに、ゴミ箱中のファイルを一旦消してから移動するようになりました。cygwinなど表示の遅い端末のため仮想端末のバッファの再描写量を減らしました。cygwinでコマンドラインで実行したプログラムを実行中にCTRL-Cを押すとmfiler2ごと落ちるバグを修正。
2005年7月28日 version 1.31 mark_all_files()を追加。/がイクリメンタルサーチのon/offになりました。\がルートディレクトリに移動になりました。HOME, ENDがマークの反転になりました。iがディレクトリサイズの合計になりました。
2005年7月28日 version 1.30 リストア時の再描写が長くなるので仮想端末のバッファを元に戻しました。
2005年7月27日 version 1.30 cygwinに一応対応しました。
2005年7月26日 version 1.30 ファイル移動時の上書きにバグがありました。必要なファイルが消える場合があるので、できるだけバージョンアップお願いします。仮想端末のバッファを増やしました。リストア時に描写がおかしくなる頻度が大幅に低下しました。
2005年7月25日 version 1.29 :がシェル起動になりました。
2005年7月23日 version 1.29 option_shift_isearchを追加。option_trashbox_nameを追加。
2005年7月20日 version 1.28 アプリをサスペンドした時に端末のサイズを変えてリストアすると端末のサイズが変わらないバグを修正。
2005年7月17日 version 1.27 仮想端末をリストア時にたまに画面が崩れるバグを修正。
2005年7月17日 version 1.26 終了する時に確認するようになりました。ディレクトリの選択移動のキーバインドがwからjに変わりました。ディレクトリコピーのキーバインドがoからwに変わりました。表示オプションのキーバインドがMeta-oからsに変わりました。確認時のYes/Noの順番が変わりました。
2005年7月16日 version 1.24 kill_ptyを追加。Rubyコマンドを実行した場合画面が崩れるバグを修正。
2005年7月15日 version 1.23 カーソルキーなどを押しっぱなしにした時などに落ちるバグを直しました。
2005年7月15日 version 1.22 option_check_copy_fileを追加。
2005年7月15日 version 1.22 インクリメンタルキーバインドのOn/Off機能を追加。デフォルトのキーバインドを大幅変更。普通のファイラの用にワンキー操作になりました。
2005年7月14日 version 1.21 Meta-hの追加。
2005年7月13日 version 1.20 仮想端末機能のバグがとれました。
2005年7月13日 version 1.18 サスペンド復帰後際描写するようになった。
2005年7月12日 version 1.17 仮想端末機能を入れました。まだ不安定です。
2005年7月5日 version 1.12 キー操作の変更。Meta-nでファイル新規作成, Meta-kで新規ディレクトリ作成に変更。Meta-fでfindではなくファイル関連メニューを表示するようにした。
2005年7月5日 version 1.12 ファイルのコピー、移動、削除、ゴミ箱へ移動処理を内部コマンド化。adir_mark(), sdir_mark()がRubyのArrayを返すようになりました。mfiler2を起動した端末を閉じてもプロセスが残らないようになりました。パーミッションのないディレクトリに入った時に落ちるバグを修正。
2005年7月3日 version 1.10 option_individual_cursorを追加
2005年7月3日 version 1.10 属性変更コマンドmattrの追加。
2005年7月2日 version 1.09 メニューがキーボードで選択可能になりました。
2005年7月2日 version 1.09 ファイルコピー時やファイル移動時にCTRL-Cが効かなくなる問題を解決。
2005年7月1日 version 1.08 ゴミ箱に同名のディレクトリがある場合、ファイルが消せない問題を解決。コピーやファイル移動の処理が手軽になりました。
2005年6月30日 version 1.07 XアプリをGNU screen上のmfilerで起動できるようにするため%sマクロを追加しました。ファイル削除をするとゴミ箱に移動するように変更しました
2005年6月29日 version 1.07 ディレクトリタブ切替えキーを左右カーソルからtabキーに変えました。
2005年6月26日 version 1.07 ディレクトリのタブ機能を入れました。
2005年6月26日 version 1.06 インクリメンタルサーチで'[','_'などのキーが効かないバグを修正。
2005年6月24日 version 1.06 CPUを100%近く占有するバグを修正しました。
2005年6月23日 version 1.06 カラー端末に対応しました。表示関係のオプションを廃止しました。
2005年6月19日 version 1.05 日付表示のバグを直しました。長いオーナー名、グループ名の表示に対応しました。Rubyのコードの実行でエラーがあるとメッセージを出すようにしました。
2005年6月18日 version 1.05 インクリメンタルサーチのon, offなどオプションを追加
2005年6月17日 version 1.05 漢字ファイル、漢字入力(EUC)に対応。
2005年6月16日 version 1.05 漢字ファイル、漢字入力(EUC)に仮対応。
2005年6月15日 version 1.02 表示オプションに1画面表示を追加しました。
2005年6月14日 version 1.02 マクロを展開する時シングルクォートで括るようにしました。(.mfilerもそれに併せて修正してあります)
2005年6月13日 version 1.02 コマンドライン改良。書きかけのコマンドを残したままファイラー操作に戻っても、コマンドがまだ残るようにしました
2005年6月12日 version 1.02 バックスペースのキーコードが127の端末でも対応するようにしました
2005年6月10日 version 1.02 長いディレクトリ名が画面からはみ出すバグを修正。
2005年6月5日 version 1.02 コマンドを実行した後のsleepを無くしました。
2005年5月14日 version 1.02 定数METAとNOMETA追加。
2005年5月11日 version 1.02 GNU screen上でもコマンドラインで&が使えるようになりました。Xアプリも実行しやすくなったと思います。
2005年5月6日 version 1.01 コマンドラインで&が使えるようになりました。(GNU screnn上では使えない)
2005年5月4日 version 1.01 補完改良
2005年4月29日 version 1.01 バグ修正
2005年4月26日 version 1.01 コマンド名を変更しました。
2005年4月24日 version 1.00 コマンドラインで入力補完ができるようになりました。
2005年4月16日 version 0.96 英字キー入力によるファイル移動が子文字と大文字を区別しないようになりました。
2005年4月3日 version 0.95
2005年4月2日 version 0.94 バグ修正
2005年3月28日 version 0.94
2005年3月26日 version 0.93 バグ修正
2005年3月18日 version 0.93 バグ修正
2005年3月16日 version 0.93 バグ修正
2005年3月8日 version 0.93
2005年2月6日 version 0.92
2004年11月22日 version 0.9 修正
2004年11月21日 version 0.9

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