本パッケージの詳細は 6.7.2.「Linux API ヘッダー の構成」を参照してください。
Linux API ヘッダー (linux-5.5.3.tar.xz 内) は Glibc が利用するカーネル API を提供します。
Linux カーネルはアプリケーションプログラミングインターフェース (Application Programming Interface) を、システムの C ライブラリ (LFS の場合 Glibc) に対して提供する必要があります。 これを行うには Linux カーネルのソースに含まれる、さまざまな C ヘッダーファイルを「健全化 (sanitizing)」して利用します。
本パッケージ内にある不適切なファイルを残さないように、以下を処理します。
make mrproper
そしてユーザーが利用するカーネルヘッダーファイルをソースから抽出します。 推奨されている make ターゲット「headers_install」は利用できません。 なぜなら rsync が必要となり、この時点では利用できないからです。 ヘッダーファイルは初めに
./usr
にコピーし、その後に必要な場所にコピーされます。
make headers cp -rv usr/include/* /tools/include
本パッケージの詳細は 6.7.2.「Linux API ヘッダー の構成」を参照してください。