フリー開発環境で行う
下記サイトより登録してインストールキーを入手してください。
順番を間違うとDELPHI6\Libのファイルが消えたりするので注意が必要です。
http://www.borland.co.jp/delphi/del6up.html
なお、作業の詳細はサイトおよび添付文書を参照してください。
※ Windows XP をお使いで、アップデートパッチを当てられない場合
[プロパティ]−[互換性]−[互換モードでこのプログラムを実行する]
をチェックする
http://www.indyproject.org/download/Files/Indy9.html (9.0.17 Source code distribution)
ファイルはhttp://www.indyproject.org/indy/downloads/Indy_9_00_17_src.zipです。作成されたフォルダ“D6”の内容を“Delphi\Lib\Indy9”のフォルダを作りコピーします。
Delphi6 Personal を起動して、メニュー[コンポーネント]−[パッケージのインストール]を行います。
[追加]ボタンをクリックして、先ほどのフォルダ Indy9 から dclIndy60.bpl を選択します。
次にメニューの[ツール]−[環境オプション]から[ライブラリ]タブを選択します。
「ライブラリパス」に先ほどの Indy9 フォルダを追加します。
「$(DELPHI)\Lib\INDY9」となるはずです。
これでステップ実行でIndyのソースを追いかけることができますが、
それが不要ならば以下のように指定します。
「$(DELPHI)\Lib\INDY9\D6」
※「[ ] 実行時パッケージを使って構築」はチェックを 外します
・・・以上でIndyのインストールは完了です。
INDY9_Fixフォルダを追加します。そして優先度を本家Indyより上に指定します。
これで修正版が優先されます。オリジナルを書き換える必要はありません。
コンパイルオプションの設定は、プロジェクト−オプション−コンパイラを開き、
左下の文法オプションを以下のようにします。
[ ]VAR 文字列の厳密処理
[ ]完全な論理評価
[○]拡張構文
[○]型つき@演算子
[○]オープンパラメータ
[○]長い文字列を使う
[ ]型付き定数への代入
○がついたところだけチェックします。
とくにこの文法オプションの設定が大事です。例えば長い文字列〜を
オフにすると、String型と定義された文字列が内部的にはShortStringになり、
255文字を超えられなくなります。Katju88ではStringを多用しているので
かなりの影響が出ます。
次に「既存のパッケージへ追加」タブが開くので、 OK します。
ファイル名はDELPHI\Lib\dcluser.dpkとなるはずです。
これは Borland User Componentsとして標準的に使用するものになります。
メニューの [コンポーネント] - [コンポーネントのインストール] を
実行すると、 既存のパッケージへ追加する のタブが開いているはずです。
ソース\Doe\HogeTextView.pas
をユニットファイル名に指定します。
パッケージファイル名はさきほどのものになっているはずです。
[ OK ] します。
パッケージ - DCLUSR.dpk というウインドウが開くので、その左上の
[ コンパイル ] を実行します。
これでDoeコンポーネントが利用可能になりました。
“katju88.dpr”
あるいは、このファイルをダブルクリックしてDelphi6を起動することもできます。
ディレクトリ/条件タブを開きます。
検索パスが空になっているので、Katju88のソースが入ったフォルダを すべて追加して設定します。右側の「...」をクリックしてください。
コンパイルエラーが起きた場合は、作業環境が整っていません。※注意書きを見てください。
足りないソースファイル(*.pas)があるときは以下のサブフォルダ内から探して追加してください。
※ 「IdHttp.pas」など先頭に「Id」がつくのはIndy9のファイルです。
Indy9のファイルが足りないと表示されたときは「2 Delphi の設定」の
「Indy9のインストール」が正しく行われたか確認してください。
※2 TTopicListViewのコンポーネントがないというエラーが出た場合は、
TTopicListViewを先にコンパイルして、コンポーネントとして登録する必要があります。
メニューのコンポーネント−コンポーネントのインストールを選び、
新規パッケージに追加タブの、ユニットファイル名にuntTopicListView.pas を指定、
パッケージファイル名はTopicListView.dpk として DELPHI6\Projects\Bpl の下に作ります。
そして、メニューのコンポーネント−パッケージのインストールを選び、
さきほど作った TopicListView.dpkを追加してチェックボックスをオンにします。
これでKatju88のコンパイルに成功できればOKです。
Main.TASKBARがないというエラーが出た場合も同様に、Taskbarの部分だけをコンパイル
してコンポーネントに登録してください。
これで無事に作業環境が整いました。
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