livewell babyPool howto (properties形式での設定)

まずは実物から

以下がbabyPool.propertiesで(現在)指定できる内容を全て指定した状態です。この 中で必要な項目を指定して編集したファイルを babyPool.propertiesの名前で保存します。 必ず指定しなければならない(であろう)項目のdriverName, url, user, password 以外は標準値で良ければ指定しなくてもかまいません。

このパラメータの中で特に気を付けなければいけないのは、pingCommandです。これ はデータベース固有の値ですので、select 1が通 らない場合は他の(一番単純な)SQL文を指定して下さい。

各パラメータの意味は表パラメータ一覧表にあります。

name			= defaultPool
maxSize			= 10
minSize			= 5
timeout			= 0
growPoint		= 0.80
shrinkPoint		= 0.20
minCheckInterval	= 100
idleCheckInterval	= 1000

driverName		= org.postgresql.Driver
url			= jdbc:postgresql://127.0.0.1/hoge
user			= huga
password		= hoga
extention.testProp	= JDBC he watasu kakutyou property

pingCommand		= select 1
pingInterval		= 1000
      
パラメータ一覧表
名前 指定できる値(型) 意味 デフォルト
name String アプリケーションで一意なプールの名前です。同じ名前のプールを2つ以上作成出来 ません。JNDIから呼ばれるときにも使用されます。 defaultPool
maxSize 0 <= minSize < val (int) プールできる最大のインスタンス数です。これを超えてインスタンスを作成しません。 10
minSize 0 <= val < maxSize (int) プールが最低でも準備しておく必要のある最小のインスタンス数です。これ以下の インスタンス数になることは(インスタンスが作成できない場合等の状況を除いて) ありません。 5
timeout 0 <= val (int)ms インスタンス取得のタイムアウトです。0を指定すると取得できるまで待機します。 負の値を指定すると取得できない場合、即座にnullを返します。 0
growPoint 0 < shrinkPoint < val < 1 (float) 新しいインスタンスを生成し始めるプールの使用率です。 0.80
shrinkPoint 0 < val < growPoint < 1 (float) インスタンスを破棄し始めるプールの使用率です。 0.20
minCheckInterval 0 < val < idleCheckInterval (int)ms プール内のインスタンス数を調整する最短の時間間隔(ms)です。 100
idleCheckInterval 0 < minCheckInterval < val (int)ms プール内のインスタンス数を調整するアイドル時の時間間隔(ms)です。 1000
driverName String プールで使用するJDBC Driverのfull class name 空文字("")
url String driverNameのドライバが理解できるデータベースのURL 空文字("")
user String データベースのユーザ 空文字("")
password String データベースユーザのパスワード 空文字("")
extention.XXX String driverNameのDriverに指定する拡張プロパティで、XXXの部分がDriverに渡すプロパ ティ名になります。 無し
pingCommand SQL文(String) urlで接続したデータベースが理解できるSQL文です。接続確認(ping)に使用されます。 select 1
pingInterval 0 <= val (int)ms データベースへの接続を確認する最終アクセスからの時間間隔(ms)です。この時関 内に接続が再使用される場合はpingCommandは実行されません。0を指定すると「必ず 」実行するようになります。 1000

babyPool.propertiesの配置

ファイルを書き終わったら、先程のファイルを

classpath内のjp/livewell/baby/pool/jdbc/ へ移動します(まだ該当するディレクトリがなければ作成して下さい)。

以上でproperties形式での設定は終了です。


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