Caudiumサーバ

PHP 4はCaudium Webサーバ用Pikeモジュールとして構築可能です。PHP 3で はこの機能はサポートされていないことに注意して下さい。以下にPHP 4を Caudiumにインストールする手順を示します。

例 3-9. Caudiumへのインストール手順

1.  PHP 4をインストールする前にCaudiumがインストールされていることを
   確認して下さい。PHP 4を正しく動作させるためには、Pike
    7.0.268以降が必要です。この例では、
    Caudium が /opt/caudium/server/ にインストールされていることを
   仮定します。
2.  php-x.y.z (ただし、x.y.zはバージョン番号)に移動して下さい。
3.  ./configure --with-caudium=/opt/caudium/server
4.  make
5.  make install
6.  実行中の場合、Caudium を再起動して下さい。
7.  GUI設定画面にログインし、PHP 4サポートを追加したい仮想サーバー
   に移動して下さい。
8.  Add Moduleをクリックし、PHP 4 Script Support moduleの場所を入力し
   た後、追加して下さい。
9.  ドキュメントで'PHP 4 interpreter isn't available'と出力される場合、
   ,サーバーを再起動したかどうか確認して下さい。
   <filename>PHP4.so</filename>に関するエラーを確認するには、
   /opt/caudium/logs/debug/default.1 をチェックして下さい。
    <filename>caudium/server/lib/[pike-version]/PHP4.so</filename>
   が存在することも確認して下さい。
10. 必要な場合、the PHP Script Support moduleを設定して下さい。

もちろん、PHP 4で利用可能な多くの拡張モジュールのサポートを有効にし てCaudiumモジュールをコンパイルすることもできます。 詳細は、configureオプションの全リ ストを参照して下さい。

注意: MySQLサポートを有効にしてPHP 4をコンパイルする場合、必ず 通常のMySQLクライアントコードを使用するよう指定する必要があります。 そうでない場合、MySQLサポートを組み込み済みのPikeと衝突する 可能性があります。これを行うには、 --with-mysql オプションによりMySQLインストールディレクトリを指定します。