前: inforef, 上: Cross References
@uref{
url[,
text][,
replacement]}
@uref
は,ユニフォームリソースロケータ(url)への参照を生成します.
それは,一つの必須の引数urlと表示されるテキストを制御する二つの追加の引数
をとります.HTML出力では,@uref
はたどることが可能なリンクを生成
します.
二番目の引数が指定されている場合,それは表示するテキストです(デフォルトは url自身です).InfoとDVI出力ではurlも出力され,HTML出力ではそうなりません.
一方,三番目の引数が指定されている場合もテキストは表示されますが,urlは全 ての書式で出力されません.これは,テキストがmanページのように既に 十分参考にされているとき役に立ちます.三番目の引数が与えられた場合,二番目 の引数は無視されます.
簡単な一つの引数の形式では,urlはターゲットとリンクのテキストの両方になり ます.
The official GNU ftp site is @uref{ftp://ftp.gnu.org/gnu}.
以下を生成します.
The official GNU ftp site is ftp://ftp.gnu.org/gnu.
二つの引数の形式の例です.
The official @uref{ftp://ftp.gnu.org/gnu, GNU ftp site} holds programs and texts.
以下を生成します.
The official GNU ftp site holds programs and texts.
そして,Info出力はこのようになります.
The official GNU ftp site (ftp://ftp.gnu.org/gnu) holds programs and texts.
HTML出力はこのようになります.
The official <a href="ftp://ftp.gnu.org/gnu">GNU ftp site</a> holds programs and texts.
三つの引数の形式の例です.
The @uref{/man.cgi/1/ls,,ls(1)} program ...
以下を生成します.
The ls(1) program ...
しかしHTMLでは,以下のようになります.
The <a href="/man.cgi/1/ls">ls(1)</a> program ...
人々がたどることが可能なリンクを作成せず,単にurlを示すため,
@url
を使用してください(see @url
).
urlの明確な書式を表示することを好む人もいます.
<URL:http://host/path>
好みにより,この形式を入力ファイルで使用することも可能です.テキストから urlの検出を試みるあらゆるソフトウェアでは,便利にするために, `<URL:'無しで検出する必要があるので,我々は余分な`<URL:'と `>'を用い,出力をバラバラにすることは必要ないと思います.