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27.17 Postscriptの印刷

これらのコマンドは、バッファの内容をPostscriptに変換し、 プリンタへ送るか他のEmacsバッファに入れます。

M-x ps-print-buffer
カレントバッファをPostscript形式で印刷する。
M-x ps-print-region
現在のリージョンをPostscript形式で印刷する。
M-x ps-print-buffer-with-faces
カレントバッファをPostscript形式で印刷するが、 テキストで用いているフェイスをPostscriptの機能で表示する。
M-x ps-print-region-with-faces
現在のリージョンをPostscript形式で印刷するが、 テキストで用いているフェイスも表示する。
M-x ps-spool-buffer
カレントバッファのテキストをPostscriptに変換する。
M-x ps-spool-region
現在のリージョンをPostscriptに変換する。 カレントバッファをPostscriptに変換するが、使われているフェイスも表示する。
M-x ps-spool-region-with-faces
現在のリージョンをPostscriptに変換するが、使われているフェイスも表示する。

Postscriptコマンドps-print-bufferおよびps-print-regionは バッファの内容をPostscript形式で出力します。 前者はバッファ全体を出力しますが、後者はリージョンのみです。 これらに対応した`-with-faces'コマンドである ps-print-buffer-with-facesおよびps-print-region-with-facesは、 出力するテキストのテキスト属性のフェイス(フォントと表示色)を Postscriptの機能を用いて再現します。

カラーディスプレイを使っている場合、 バッファでフォントロック(font-lock)モードを使って色付けしたプログラムコードを ps-print-buffer-with-facesで(そのまま)印刷できます。

コマンド名が`print'のかわりに`spool'であるものは、 変換したPostscript出力をプリンタに送るかわりにEmacsバッファに置きます。