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18.5 Deuteronomy

長い間望まれていた主な特徴のリストが蓄積され,様々な人々のパッチの数年間 の効果は,残りのcruftを残したままでした.1994年4月のCygnus Supportに対す る仕事中に,私はautoconfの主な修正を始めました.Cygnus configureが関連した部分がほとんどですが,david zuhnとKen Raeburnの助けで,Autoconfに欠けているCygnus configureのほとん どの機能を追加しました.これらの機能は,config.subconfig.guess,`--host'と`--target'を使用するサポート, ファイルをリンクさせること,サブディレクトリでconfigureを実行 することを含みます.これらの機能に加え,Autoconfを使用するように,Kenは GNU asを対応し,Rob Savoye はDejaGNUを対応し ました.

私は,他の人々の要求に答えより多くの機能を加えました.多くの人々は, configureスクリプトが実行時の調査結果を共有できるよう求め,そ れは(特に,Cygnusのような,大きなソースツリーのコンフィグレーション時に) イライラする程遅かったためです.Mike Haertelは,サイト特定の初期化スクリ プトを加えることを提案しました.MS-DOSでアンパックが必要なものを配布して いる人々は,生成されるファイル名がconfig.h.inのように二つのドット を含むので,ファイル名の.in拡張子に優先するよう求めました.Jim Avera は,AC_DEFINEAC_SUBSTの引用を使用する問題の拡張試 験を行い,彼の洞察は重要な改良につながりました.Richard Stallmanは, Emacsのconfigureスクリプトをデバッグする人々を助けるため, /dev/nullの代わりにconfig.logにコンパイラ出力を送るよう頼 みました.

プログラム品質に不満があり,その他の変更をしました.メッセージに曖昧でな い調査結果が表示されるようにし,常に結果を出力するようにしました.マクロ の名前を組織化し,コーディングスタイルの矛盾をきれいにしました.Autoconf を使用するソースコードパッケージの改造を助けるため開発した,追加のユーティ リティを加えました.François Pinardの助けで,マクロがお互いのメッセー ジに干渉しないようにしました.(その機能は,GNU M4のパフォーマ ンスのボトルネックを明らかにし,彼はすぐに修正しました!) 人々が解決を望 むドキュメント周りの問題を再編成しました.そして,経験から,Autoconfを変 更したとき,明らかに退化する傾向が分かっているので,テストスイートを始め ました.

再び,貴重なフィードバックをくれたアルファテスターです.特に,François Pinard,Jim Meyering,Karl Berry,Rob Savoye,Ken Raeburnと,Mark Eichin です.

最終的に,バージョン2.0が用意できました.そしてたくさんの喜びがありまし た.(そして私は再び自由な時間を持ちます.私は考えます.これは正当な権利 だ.)