Emacs Lispにおける整数の値の範囲は、ほとんどの計算機では、
−134217728から134217727(28ビット長。つまり
から
です。
(計算機によっては、より広い範囲になる。)
Emacs Lispの算術演算関数は、桁溢れ(オーバフロー)を
検査しないことを覚えておいてください。
したがって、ほとんどの計算機では、
(1+ 134217727)
は−134217728となります。
整数の入力構文は、(10を基数とした)数字の並びであり、 先頭に符号があってもよく、また、最後にピリオドがあってもかまいません。 Lispインタープリタが生成する表示表現では、 先頭の`+'や最後の`.'はありません。
-1 ; 整数 -1 1 ; 整数 1 1. ; これも整数 1 +1 ; これも整数 1 268435457 ; 28ビット長整数では、これも整数 1
より詳しくは、See Numbers。