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12.5 自動保存、不慮の事故に対する備え

Emacsは(打鍵数に基づいて)定期的に、 訪問しているすべてのファイルを何も聞かずに保存します。 これを自動保存(auot-saving)と呼びます。 これは、システムがクラッシュしたときに 失ってしまう作業結果をある程度以下に制限します。

自動保存を実施する時間になるとEmacsは各バッファを調べて、 そのバッファに自動保存が指定されていて、かつ、 最後に自動保存した以後に変更されている場合は、 そのバッファを自動保存します。 実際にファイルを自動保存すると、 エコー領域にメッセージ`Auto-saving...'を表示します。 自動保存の最中に発生したエラーは捕獲されるので、 打ち込んだコマンドの実行に干渉することはありません。