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グローバルブレーク条件(global break condition)は、
指定した条件が満たされると、その場所に関わらず、実行を停止させます。
edebugは各停止位置においてグローバルブレーク条件を評価します。
これがnil
以外の値であると、
ブレークポイントに達したかのように、
実行モードに依存して実行を停止するか休止します。
条件の評価中にエラーが発生しても実行は停止しません。
条件式はedebug-global-break-condition
に保存されます。
コマンドXで新たな条件式を指定できます
(edebug-set-global-break-condition
)。
グローバルブレーク条件は、読者のコードのどこでイベントが発生するかを
調べるもっとも簡単な方法ですが、コードの実行速度をかなり遅くします。
ですから、使用しない場合には条件をnil
に再設定すべきです。