`@alias'コマンドは,新しいコマンドを既存のものと同じように定義しま す.これは追加のマークアップ名の定義に便利で,このため出力結果が同じであっ ても,入力の意味論的な情報を維持します.
`@alias'コマンドを単独行に書き,新しいコマンド名,等号,そして既存 のコマンド名を続けてください.等号の周りの空白は無視されます.このため以 下のようにします.
@alias new = existing
例えば,ドキュメントが本と他のメディア(例えば動画)の両方への引用を含んで
いる場合,通常の@cite{}
と同じことを行いますが,同じような余分
な意味論的情報をもたらすマクロ@moviecite{}
を定義したい可能性が
あります.このため以下のようにします.
@alias moviecite = cite
気まぐれな引数の解析のため,マクロは常に同じ結果となるわけではありません. また,別名はマクロより定義が簡単です.そのため,コマンドは重複しません. (また,専門語ファイルで大量に使用されました!)
別名は,直接的や間接的に,再帰的してはいけません.