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表示テーブルは、実際にはサブタイプがdisplay-table
である
文字テーブル(see Char-Tables)です。
表示テーブルの通常の要素は、文字コードで添字付けします。
添字cの要素は、文字コードcの表示方法を指定します。
値はnil
であるか、字形の値のベクトル(see Glyphs)です。
要素がnil
であると、その文字を通常の画面表示慣習
(see Usual Display)に従って表示する指定です。
表示テーブルを使って改行文字の表示を変更すると、 バッファ全体は長い1つの『行』として表示されます。
表示テーブルには6つの『追加スロット』もあり、
それらは特別な目的を果たします。
それらの意味をつぎに示します。
スロットの内容がnil
であると、
そのスロットに対して以下に述べる
デフォルトを使うことを意味します。
たとえば、ctl-arrow
にnil
以外の値を設定した効果を
模倣する表示テーブルの作成方法をつぎに示します。
(setq disptab (make-display-table)) (let ((i 0)) (while (< i 32) (or (= i ?\t) (= i ?\n) (aset disptab i (vector ?^ (+ i 64)))) (setq i (1+ i))) (aset disptab 127 (vector ?^ ??)))