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大きなInfoファイルにタグ表を与えることで,ノードへのアクセスを速くするこ とが可能です.プログラムのタグ表と異なり,Infoファイルのタグ表はファイル 自身に存在し,Infoがファイルを読み込むときはいつでも自動的に使用されます.
タグ表を作成するため,Emacs Infoモードを使用しているファイルのノードへ行
き,M-x Info-tagifyを入力してください.ファイルを保存するため,
C-x C-sを使用する必要があります.Texinfoパッケージの一部の
makeinfo
コマンドで生成されたInfoファイルは,常に最初にタグ表があ
ります.
一度Infoファイルにタグ表を持たせると,それが最新であることを確かめる必要
があります.(Texinfoソースを編集するのではなく)Infoファイルを直接編集し,
テキストが削除される結果として,タグ表が記録している位置からノードがファ
イルの中で千文字以上移動される場合,Infoはもはやそのノードを見つけること
ができないでしょう.タグ表を更新するため,再びInfo-tagify
コマン
ドを使用してください.
Infoファイルのタグ表はファイルの終わりにあり,以下のようになっています.
^_^L Tag Table: File: info, Node: Cross-refs^?21419 File: info, Node: Tags^?22145 ^_ End Tag Table
ノードごとに一行を含んでいて,この行が,(ノード名の直後で終る)ノードヘッ ダの初めの部分,`DEL'文字,そしてファイル内でのノードを開始する文字 の位置を含んでいることに注意してください.