Emacsでメッセージを送信するには、 まずコマンド(C-x m)を打って `*mail*'バッファを選択して初期化します。 続いて、このバッファでテキストとヘッダを編集し、 最後に別のコマンド(C-c C-sかC-c C-c)を 打ってメッセージを送信します。
compose-mail
)。
compose-mail-other-window
)。
compose-mail-other-frame
)。
mail-send
)。
mail-send-and-exit
)。
コマンドC-x m(compose-mail
)は、
`*mail*'という名前のバッファを選択し、
そのバッファ内に送信するメッセージの雛型を作ります。
C-x 4 m(compose-mail-other-window
)は、
別のウィンドウで`*mail*'バッファを選択し、
直前のカレントバッファは見えるようにしておきます。
C-x 5 m(compose-mail-other-frame
)は、
新たにフレームを作って`*mail*'バッファを選択します。
メイル作成バッファはEmacsの普通のバッファなので、 メイルを書いている途中で別のバッファに切り替えて あとで戻ってくる(あるいは戻らない)ことができます。 メッセージを書きかけのまま送信していないのに再度C-x mコマンドを使うと、 Emacsは古いメッセージを消してよいかどうか聞いてきます。 nと答えると、書きかけの古い内容の`*mail*'バッファが 選択されるので、古いメッセージを書き終えて送信できます。 C-u C-x mでもこのようにできます。 メッセージを送信すると`*mail*'バッファは『変更なし』と印が付けられ、 つぎにC-x mを使っても確認を求めないようにします。
`*mail*'バッファに書きかけのメッセージを残したまま 別のメッセージを送信したい場合には、 M-x rename-uniquelyを使って`*mail*'バッファを別の名前に 変更してください(see Misc Buffer)。 そして、C-x mコマンドや他のコマンドで 新しい`*mail*'バッファを作ります。 こうすれば個々のメイルバッファを独立に編集できます。