texi2dvi
での書式化
texi2dvi
コマンドは,自動的にtex
とtexindex
の両方を,
ソートされた索引や相互参照が解決されているDVIファイルを生成するのに必要
な回数実行します.それは,前のセクションで記述された,
tex
—texindex
—tex
—tex
の順番で単純化され
ています.
入力ファイルfoo.texiでtexi2dvi
を実行するため,以下のように
してください(‘prompt$ ’はシェルプロンプトです).
prompt$ texi2dvi foo.texi
この例で示したように,texi2dvi
の入力ファイル名は(‘.texi’,
‘.texinfo’等の)拡張子を含める必要があります.MS-DOSやおそらく他の環
境では,オペレーティングシステムがシェルで‘texi2dvi’スクリプトを呼
び出すことを期待する代わりに,‘sh texi2dvi foo.texi’を実行する必要
があるかもしれません.
おそらく,texi2dvi
の最も役に立つオプションは,
‘--texinfo=cmd’です.これは,TeXを実行する前の一時的な入力
ファイルのコピーで,@setfilename
の行の後にcmdを単独行で挿
入します.こうすることで,@smallbook
(see smallbook),
@afourpaper
(see A4 Paper)や,@pagesizes
(see pagesizes)のように,異なる印刷書式を,実際にドキュメントソース
を変更することなく指定することが可能になります.(texinfo.cnfで,
サイト全体に対しこうすることもできます.see Preparing for TeX.)
他のオプションのリストは,‘texi2dvi --help’を実行してください.