前もって定義されている索引に加えて,@defindex
と
@defcodeindex
コマンドを,新しい索引を定義するために使用してもか
まいません.これらのコマンドは,索引項目の印に使用する新しい索引を作成す
る@-コマンドを作成します.@defindex
コマンドは以下のように使用し
ます.
@defindex name
索引の名前は‘au’のような二文字の単語にするべきです.例えば,以下のよ うにします.
@defindex au
これは‘au’索引と呼ばれる新しい索引を定義します.同時に,新しい索引
作成コマンド@auindex
を作成し,索引項目の印付けに使用することが可
能になります.新しい索引コマンドを,前もって定義されている索引コマンドと
全く同じように使用してください.
例えば,セクション見出しに概念索引項目と二つの‘au’索引項目が続いた 例は以下のようになります.
@section Cognitive Semantics @cindex kinesthetic image schemas @auindex Johnson, Mark @auindex Lakoff, George
(明らかに,‘au’はここで“著者”の省略として提供されています.)
Texinfoは‘index’を使用した索引の名前を連結して,新しい索引コマンド
を構成します.このため,‘au’索引の定義は自動的に@auindex
コ
マンドの作成を行います.
前もって定義されている索引で使用したように,@printindex
コマンド
を索引を印刷するために使用してください.例えば以下のようにします.
@node Author Index, Subject Index, , Top @unnumbered Author Index @printindex au
印刷物でローマンフォントの代わりに@code
フォントで項目を印刷する
以外,@defcodeindex
は@defindex
コマンドに似ています.この
ように,それは@cindex
コマンドより@findex
コマンドに似てい
ます.
新しい索引をTexinfoファイルのend-of-headerの内部か直後に,あらゆる
@synindex
や@syncodeindex
コマンド(see Texinfo File Header)の前で使用すべきです.