GUDが実行を開始すると、
GDBの場合はgdb-mode-hook
、
DBXの場合はdbx-mode-hook
、
SDBの場合はsdb-mode-hook
、
XDBの場合はxdb-mode-hook
、
Perlのデバッグモードの場合はperldb-mode-hook
、
PDBの場合はpdb-mode-hook
、
JDBの場合はjdb-mode-hook
のフックを実行します。
これらのフックを使って、デバッガの対話バッファ用に
自前のキーバインドを定義できます。
See Hooks。
以下は、特定のコマンド文字列をデバッガに送るコマンドを定義し、かつ、 そのコマンドに対するキーバインドをデバッガの対話バッファに設定する 便利な方法です。
(gud-def function cmdstring binding docstring)
これは、デバッガプロセスにcmdstringを送る
functionという名前のコマンドを定義し、
そのコマンドの説明文字列をdocstringとします。
このように定義したコマンドは、どのバッファでも使えます。
bindingがnil
以外の場合、
gud-def
はGUDバッファのモードに対しては
このコマンドをC-c bindingにバインドし、
それ以外に対してはC-x C-a bindingにバインドします。
コマンド文字列cmdstringには、 functionが呼び出されたときにデータが埋め込まれる ‘%’系列を含めることもできます。
cmdstringで‘%p’を使用しなければ、 定義しようとしているfunctionは数引数を無視する。