12.7.3.1 ロック使用時の基本的な編集
(SCCSの場合とRCSのデフォルトの場合)ファイルに対してロックを使う場合、
C-x C-qは、ファイルをロックする、あるいは、
ファイルをチェックインするのいずれかを行います。
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ファイルがロックされていなければ、
C-x C-qはそれをロックし、
変更できるように書き込み可能にする。
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同じユーザーがファイルをロックしていて、かつ、変更されていれば、
C-x C-qはチェックインを行う。
このとき、新版に対する記録項目をまず読み取る。
see Log Buffer。
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同じユーザーがファイルをロックしているが、
ロックしてからまったく変更していないときには、
C-x C-qはロックを外してファイルをふたたび読み出し専用にする。
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他のユーザーがファイルをロックしている場合、
C-x C-qはそのユーザーから『ロックを横取りする』かどうか聞いてくる。
横取りするように答えると、ファイルをロックし直すが、
まえにロックしていたユーザーにはロックを横取りされたことを伝える。
以上の規則は、CVSでロックを使用している場合にも適用できますが、
『ロックを横取りする』ことはありません。