rcs出力書式は,異なるファイルのバージョンとシステムを管理するために 使用するフリープログラム,Revision Control Systemで使用するために設計さ れています.この出力書式を選択するために,-nや--rcsを 使用してください.前に書いたed書式(see Forward ed)に似てい ますが,それは前に書いたed書式の単一のピリオドを含む行と不完全 な行の問題を避けているので,ファイルの内容の任意の変更を表現することが可 能です.単一のピリオドを含む行でテキストセクションを終える変わりに,それ ぞれのコマンドで影響する行数を指定します.‘a’と‘d’を組み合わせ たコマンドが,‘c’の変わりに使用されます.また,二番目のファイルが変 更されている不完全な行で終る場合,出力も不完全な行で終ります.
‘diff -n lao tzu’の出力は以下のようになります(二つのファイルの完全 な内容は,see Sample diff Input).
d1 2 d4 1 a4 2 The named is the mother of all things. a11 3 They both may be called deep and profound. Deeper and more profound, The door of all subtleties!