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25.11.1 サマリの作成

現在のrmailファイルのサマリを作成するコマンドを説明します。 いったんrmailファイルに対するサマリバッファを作っておくと、 (メッセージの削除/抹消、新着メイルの取得などで) rmailファイルが変更されると自動的にサマリも更新されます。

h
C-M-h
すべてのメッセージのサマリを作成する(rmail-summary)。
l labels <RET>
C-M-l labels <RET>
指定したラベルのいずれかを含むメッセージのサマリを作成する (rmail-summary-by-labels)。
C-M-r rcpts <RET>
指定した受信者名のいずれかを含むメッセージのサマリを作成する (rmail-summary-by-recipients)。
C-M-t topic <RET>
指定した正規表現topicに一致するサブジェクトを持つ メッセージのサマリを作成する(rmail-summary-by-topic)。

コマンドhC-M-hrmail-summary)は、 現在のrmailファイルのサマリバッファを このファイルの全メッセージのサマリで満たします。 そして、別のウィンドウにサマリバッファを表示し選択します。

C-M-l labels <RET>rmail-summary-by-labels)は、 ラベルlabelsのいずれかを含むメッセージに対する部分的なサマリを作ります。 labelsはラベル名をコンマで区切ったものである必要があります。

C-M-r rcpts <RET>rmail-summary-by-recipients)は、 受信者名rcptsのいずれかを含むメッセージに対する部分的な サマリを作ります。 rcptsはメイルアドレスをコンマで区切ったものである必要があります。

C-M-t topic <RET>rmail-summary-by-topic)は、 正規表現topicに一致するサブジェクトを持つメッセージに対する 部分的なサマリを作成します。

どのrmailファイルにも1つのサマリバッファしかないことに注意してください。 ある種類のサマリを作成すると、それ以前のサマリは消されてしまいます。

変数rmail-summary-window-sizeは、 サマリウィンドウに使う行数を指定します。 変数rmail-summary-line-count-flag は、 各メッセージのサマリ行にメッセージの行数を表示するかどうかを制御します。