追加のCプログラム部(additional C code)は、C宣言部が構文解析器ファイルの先頭に複写
されるのと同じように、構文解析器ファイルの末尾にそのまま複写されます。
構文解析器ファイル中に置く必要があって、
yyparse
の定義よりも前に置く必要のないものを、ここに置くと便利です。
たとえば、yylex
とyyerror
の定義は、
よくここに置かれます。
See Parser C-Language Interface。
もし直前の部が空ならば、文法規則と区別するための ‘%%’を省略できます。
Bison構文解析器は、名前が‘yy’で始まる多くの静的変数と、 名前が‘YY’で始まる多くのマクロを含んでいます。 本書で解説しているものを意図的に使う場合を除いて、 そのような名前を文法ファイルの追加のCプログラム部で使うのは避けるべきです。