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11.1 @itemize: 項目分けされたリストの作成

@itemizeコマンドは,印が必要なそれぞれの段落の最初に左のマージン に黒丸や他の印を使用した,字下げされた段落の並びを生成します.

行の 最初に@itemizeを書き,項目分けされたリストを開始します.コ マンドに続く同じ行に,文字やマークを生成するTexinfoコマンドを続けてくだ さい.通常,@itemizeの後に@bulletを書きますが, @minusや結果としてInfoファイルで一文字を生成するあらゆるコマンド や文字を使用することが可能です.全く印をを付けたくない場合は@w を使用してください.(@itemizeコマンド後に@bulletのような コマンドを書く場合,‘{}’を省略できます.)マークコマンドを指定しな い場合はデフォルトは@bulletです.

@itemizeの後に,@end itemizeの行まで.字下げされた段落自 身のテキストを書いてください.

マージンに要求される印に対して,それぞれの段落の前に@itemのみの 行を書いてください.@itemにテキストを続けても構いません.

通常,@itemの前に空白行を書くべきです.これはInfoファイルにも空 白行を書きます.(TeXは,どちらの場合でも適切な空白を行間に挿入します.) 項目が非常に短いとき以外は,これらの空白行でリストの見ためが良くなります.

@itemizeの使用に続き,それが生成する出力の例は以下のようになりま す.@bulletはInfoでは‘*’,TeXでは丸い点を生成します.

     @itemize @bullet
     @item
     
     fooに対するいくつかのテキスト.
     
     @item
     
     
     barに対する
     いくつかのテキスト.
     @end itemize

これは,以下を生成します.

項目分けされたリストには,他の項目分けされたリストを埋め込んでもかまいま せん.黒点で印を付けたリストの中にダッシュで印を付けたリストを埋め込んだ ものは以下のようになります.

     @itemize @bullet
     @item
     
     最初の項目.
     
     @itemize @minus
     @item
     
     内部の項目.
     
     @item
     
     二番目の内部の項目.
     @end itemize
     
     @item
     
     二番目の外部項目.
     @end itemize

これは,以下を生成します.