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5.1 枝は何の役に立つか

tc のリリース 1.0 ができたとしましょう。tc の開発を継続していて、数ヶ 月の間にリリース 1.1 を作成する計画を立てています。しばらくして、顧客 が致命的なバグについて文句を言ってくるようになりました。リリース 1.0を 取り出し (see Tags)、バグを見つけました (結局些細な修正に終わりま した)。しかし、ソースの現在のリビジョンは流動的で、少くとも1ヶ月は安定 しない状態です。最新のソースに基づくバグ修正リリースはとても作成できま せん。

この様な状況でするべきことは tc のリリース 1.0 の全てのファイルのリビ ジョンツリーに基づく (branch) を作成することです。そう すれば幹の邪魔をすることなく枝に修正を加えることができます。修正が終わっ たときに、幹に取り込むか、枝に残しておくかを選択することができます。