ファイルの権限の構造とそれを指定する方法に関する情報は,See File Permissions.
ファイルの権限が正確にmode(数値的でも象徴的でも可能です)と同一の 場合は真です.
modeが‘-’で始まっている場合,modeの権限がすべ てファイルに設定されている場合は真です.modeに設定されていない権 限は無視されます.modeが‘/’で始まっている場合,modeの 権限がひとつでもファイルに設定されている場合は真です. modeに設定されていない権限は無視されます.これはGNUの拡張です.
‘/’や‘-’の形式を記号的なモードの文字列で使用していない場合, より複雑なモード文字列を指定する必要があるかもしれません.例えば, ‘-perm g=w’はモードが0020のファイルだけにマッチします(つまり,グルー プの書き込み権限だけ権限が設定されているものです).‘/’や‘-’の 形式のほうがより好ましい結果でしょう.例えば,‘-perm -g=w’は,グルー プの書き込み権限がある,すべてのファイルにマッチします.
- ‘-perm 664’
- 所有者とグループに読み込みと書き込みの権限があり,それ以外は読み込み可 能で書き込み不可能なファイルにマッチします.これらの基準に合致したファ イルで,それ以外の権限のビットが設定されているもの(例えば,実行可能なファ イル)にはマッチしません.
- ‘-perm -664’
- 所有者とグループに読み込みと書き込みの権限があり,それ以外は読み込み可 能で書き込み不可能なファイルにマッチし,それ以外の権限ビット(例えば,実 行権限ビット)の存在に依存しません.例えばこれは,0777のモードのファイル にマッチします.
- ‘-perm /222’
- 書き込み権限があるファイル(所有者,グループ,またはそれ以外誰でも)にマッ チします.
- ‘-perm /022’
- 所有者またはグループに書き込み権限があるファイルにマッチします.マッチ するためには,ファイルに所有者とグループの両方の書き込み権限がある必要 はありません.いずれかでマッチします.
- ‘-perm /g+w,o+w’
- 上記と同じです.
- ‘-perm /g=w,o=w’
- 上記と同じです.
- ‘-perm -022’
- 所有者とグループの両方の書き込み権限があるファイルを検索します.
- ‘-perm -g+w,o+w’
- 上記と同じです.