16.4.3 exprの関係式
exprは,通常の論理結合と関係式をサポートします.これらは(前
のセクションの)文字や数字の演算子より優先順位が高くなっています.ここ
に,低い優先順位を最初にしたリストがあります.
- ‘|’
-
最初の引数がnullでもゼロでもない場合はそれを,それ以外では,二番目の引
数がnullでもゼロでもない場合はそれを,それ以外では0を返します.最初の
引数がnullでもゼロでもない場合,二番目の引数と同じにはなりません.
- ‘&’
-
どちらの引数もnullやゼロでない場合は最初の引数を,それ以外では0を返し
ます.最初の引数がnullでもゼロでもない場合,二番目の引数と同じにはなり
ません.
- ‘< <= = == != >= >’
-
引数を比較し,関係が真の場合は1を,それ以外では0を返します.
==
は=
の同義語です.exprは最初に,両方の引数を整数に変換
しようとし,数値の比較を行います.どちらかの変換が失敗した場合,
LC_COLLATEで指定されている文字の対応表の順序を使用して,辞書的な
比較を行います.