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13.2.1 文を終了しない

ピリオドや,感嘆符や疑問符が文の中か終りにあるかに依存して,植字されたピ リオドの後に,少しまたは多くの空白が挿入されます.ピリオドが文を終るとき と省略で使用されるときとを常に決定できるわけではないので,特別なコマンド が必要な状況もあります.通常,Texinfoはピリオドの扱い方を推測できるので, 特別なコマンドは必要ありません.タイプライターを使用するときのようにピリ オドを入力し,それは二つの空白をピリオド,疑問符,または感嘆符の後に文の 終りとして書くことを意味しています.

余分な空白を続けるべきではないピリオド,疑問符,感嘆符,またはコロンの後 に@:コマンドを使用してください.例えば,文の終りではない省略の 終りのピリオドの後に@:を使用してください.

例えば,以下のようにします.

     The s.o.p.@: has three parts ...
     The s.o.p. has three parts ...

The s.o.p. has three parts ...
The s.o.p. has three parts ...

(ついでながら,‘s.o.p.’は“Standard Operating Procedure”の略を意味 します.)

@:はInfo出力で効果はありません.@:の後にカッコを置かない でください.