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整数を浮動小数点数に変換するには、 関数floatを使います。
float
この関数は、浮動小数点数に変換したnumberを返す。 numberがすでに浮動小数点数ならば、 floatはnumberを変更せずに返す。
浮動小数点数を整数に変換する関数は4つあります。 これらの関数は、整数も引数に取りますが、整数引数は変更せずに返します。
これは、0に向けて切り捨てて整数に変換したnumberを返す。
これは、(負の無限大に向けて)切り下げて整数に変換したnumberを返す。 divisorを指定すると、切り下げるまえに numberをdivisorで除算する。 これには、modに対応した除算を使い切り下げる。 divisorが0であると、結果はarith-errorになる。
これは、(負の無限大に向けて)切り下げて整数に変換したnumberを返す。
divisorを指定すると、切り下げるまえに numberをdivisorで除算する。 これには、modに対応した除算を使い切り下げる。 divisorが0であると、結果はarith-errorになる。
mod
arith-error
これは、(正の無限大に向けて)切り上げて整数に変換したnumberを返す。
これは、もっとも近い整数に丸めて整数に変換したnumberを返す。 2つの整数に等距離にある値を丸める場合には、 使用している計算機に依存して、ゼロに近いほうの整数を選ぶか偶数を選ぶ。