describe-input-method
)。
デフォルトでは、(あれば)現在の入力方式を説明する。
この説明で、ある入力方式の使い方の詳細がわかるはず。
カレントバッファに対する入力方式を選ぶには、
C-x <RET> C-\(set-input-method
)を使います。
このコマンドは、ミニバッファで入力方式名を読みます。
その名前は、通常、一緒に使うことを意図された言語環境で始まります。
変数current-input-method
は、どの入力方式を選択したかを記録します。
入力方式は、非ASCII文字を入力するために、さまざまなASCII文字の列を使います。
ときには、一時的に入力方式をオフにできると便利なこともあります。
そうするには、C-\(toggle-input-method
)と打ちます。
入力方式をふたたびオンにするには、C-\をもう一度打ちます。
C-\を打ったときに、入力方式をまだ選択していないと、 入力方式を指定するように聞いてきます。 これは、入力方式を指定するために C-x <RET> C-\を使うのと同じ効果があります。
言語環境を選択すると、さまざまなバッファで使う
デフォルトの入力方式を指定します。
デフォルトの入力方式を指定してあれば、
C-\と打てばカレントバッファでそれを選択できます。
変数default-input-method
は、デフォルトの入力方式を指定します
(nil
は入力方式なしの意味)。
アルファベット文字に対するいくつかの入力方式は、 その文字向けに一般的に使用されるさまざまなキーボード配列を エミュレートするようにキーボードを (実質的に)マッピングし直すことで動作します。 マッピングし直す方法は、あなたの実際のキーボード配列に依存します。 使っているキーボード配列を指定するには、 コマンドM-x quail-set-keyboard-layoutを使います。
使用可能なすべての入力方式の一覧を表示するには、 M-x list-input-methodsと打ちます。 この一覧には、モード行に表示される入力方式を表す文字列を含めて、 各入力方式についての情報が示されます。