@itemize
: 項目分けされたリストの作成
@itemize
コマンドは,印が必要なそれぞれの段落の最初に左のマージン
に黒丸や他の印を使用した,字下げされた段落の並びを生成します.
行の 最初に@itemize
を書き,項目分けされたリストを開始します.コ
マンドに続く同じ行に,文字やマークを生成するTexinfoコマンドを続けてくだ
さい.通常,@itemize
の後に@bullet
を書きますが,
@minus
や結果としてInfoファイルで一文字を生成するあらゆるコマンド
や文字を使用することが可能です.全く印をを付けたくない場合は@w
を使用してください.(@itemize
コマンド後に@bullet
のような
コマンドを書く場合,‘{}’を省略できます.)マークコマンドを指定しな
い場合はデフォルトは@bullet
です.
@itemize
の後に,@end itemize
の行まで.字下げされた段落自
身のテキストを書いてください.
マージンに要求される印に対して,それぞれの段落の前に@item
のみの
行を書いてください.@item
にテキストを続けても構いません.
通常,@item
の前に空白行を書くべきです.これはInfoファイルにも空
白行を書きます.(TeXは,どちらの場合でも適切な空白を行間に挿入します.)
項目が非常に短いとき以外は,これらの空白行でリストの見ためが良くなります.
@itemize
の使用に続き,それが生成する出力の例は以下のようになりま
す.@bullet
はInfoでは‘*’,TeXでは丸い点を生成します.
@itemize @bullet @item fooに対するいくつかのテキスト. @item barに対する いくつかのテキスト. @end itemize
これは,以下を生成します.
- fooに対するいくつかのテキスト.
- barに対する いくつかのテキスト.
項目分けされたリストには,他の項目分けされたリストを埋め込んでもかまいま せん.黒点で印を付けたリストの中にダッシュで印を付けたリストを埋め込んだ ものは以下のようになります.
@itemize @bullet @item 最初の項目. @itemize @minus @item 内部の項目. @item 二番目の内部の項目. @end itemize @item 二番目の外部項目. @end itemize
これは,以下を生成します.
- 最初の項目.
- 内部の項目.
- 二番目の内部の項目.
- 二番目の外部項目.