評価すべきリストの先頭要素が、Lisp関数オブジェクト、
バイトコードオブジェクト、基本関数オブジェクトの場合、
そのリストは関数呼び出し(function call)です。
たとえば、つぎは、関数+
の呼び出しです。
(+ 1 x)
関数呼び出しを評価する最初の手順は、
リストの残りの要素を左から右へ順に評価することです。
その結果は実引数の値になり、1つの値がリストの1つの要素に対応します。
つぎの手順は、引数のリストで関数を呼び出すことで、
実質的には、関数apply
(see Calling Functions)を使います。
関数がLispで書いてあれば、関数の引数変数を束縛するために引数を使います
(see Lambda Expressions)。
そして、関数本体のフォーム群を順番に評価し、
本体の最後のフォームの値が関数呼び出しの値になります。