Windows専用にコンパイルしたEmacsでは、 <ALT>キーを押してWindowsのメニューを立ち上げる機能を切ってあります。 これは、Emacsでは<ALT>は<META>の働きをするからです。 Emacsを利用しているときには、 ユーザーはしばしばいったん<META>キーを押してから何もせずに放します。 この動作でWindowsのメニューが立ち上がってしまうと、 以降のコマンドの意味が変ってしまいます。 多くのユーザーにはこれでは邪魔でしょう。
w32-pass-alt-to-system
にnil
以外の値を設定すれば、
<ALT>キーを押したときの処理はWindowsのデフォルトに戻ります。