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27.2 シンボリックモード

シンボリックモード (Symbolic modes) では、 ファイルのモードビットの変更を、1 文字からなるシンボルに対する操作として表現している。 シンボリックモードを使えば、ファイルのモードビットのすべてを変更することもできるし、その一部を選択して変更することもできる。 もしそうしたければ、変更前のモードビットの値に基づいて変更することも可能だ。 現在の umask に基づいて変更することも、多分できるはずである (see Umask and Protection)。

シンボリックモードの書式は、次のとおりである。

[ugoa…][-+=]perms[,…]

ここで perms は ‘rwxXst’ の内の 0 個以上の文字、または ‘ugo’ の内の 1 個の文字である。

以下のセクションでは、シンボリックモードについて、演算子 (operator) を始め、様々なことを詳しく説明する。