周りの文を使用した出力書式は,二行のヘッダを用いて開始され,それは以下の ようになります.
*** from-file from-file-modification-time --- to-file to-file-modification time
タイムスタンプは通常,日付,有理数の秒を使用した時間,そして Internet RFC 2822 format のタイムゾーンを示すため‘2002-02-21 23:30:39.942229878 -0800’のよう になります.しかし,LC_TIMEロケールカテゴリが‘C’または ‘POSIX’の場合,伝統的なタイムスタンプ‘Thu Feb 21 23:30:39 2002’が使用されます.
ヘッダの内容を--label=labelオプションを使用して変更するこ とが可能です.Alternate Namesを参照してください.
次に一つ以上の差異のhunkが続きます.それぞれのhunkはファイルの差異のある 部分の一つの領域を表示します.周りの文を使用した書式では,hunkは以下のよ うになります.
*************** *** from-file-line-range **** from-file-line from-file-line... --- to-file-line-range ---- to-file-line to-file-line...
差異のある行の周りの行は,二つのスペース文字を用いて開始されます.二つの ファイル間で異なっている行は,以下の識別文字の一つで開始され,スペース文 字が続きます.
hunkの変更がすべて挿入されたものの場合,from-fileの行は省略されま す.変更のすべてが削除の場合,to-fileの行は省略されます.