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5.9.2 一般的な型の調査

これらのマクロは,“特定の”テストマクロがカバーしない型を調査するために 使用されます.

— Macro: AC_CHECK_TYPE (type, [action-if-found], [action-if-not-found], [includes = ‘default-includes])

typeが定義されているかどうかを調査します.コンパイラ組み込みの型や, includes(see Default Includes)で定義されている可能性があります.

— Macro: AC_CHECK_TYPES (types, [action-if-found], [action-if-not-found], [includes = ‘default-includes])

定義されているtypesのそれぞれのtypeに対し, HAVE_typeを(全て大文字で)定義します.includesが定義さ れていない場合,デフォルトのインクルードが使用されます(see Default Includes).action-if-foundが与えられている場合,型の一つが見つかっ たときに実行する追加のシェルコードとなります.action-if-not-found が与えられている場合,型の一つでも見つからないときに実行されます.

このマクロはM4のリストを使用します.

          AC_CHECK_TYPES(ptrdiff_t)
          AC_CHECK_TYPES([unsigned long long, uintmax_t])

2.13までのAutoconfは,設計に問題がある他のバージョンの AC_CHECK_TYPEを提供するために使用されていました.単純な経験則とし て,全体的ではないが全く安全なので,下位互換性のため,実装されました.疑 うのなら,以前のAC_CHECK_TYPEのドキュメントを読んでください. Obsolete Macrosを参照してください.