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14.3 別のウィンドウの使い方

C-x o
別のウィンドウを選択する(other-window)。 (小文字の)oであってゼロではない。
C-M-v
つぎのウィンドウをスクロールする(scroll-other-window)。
M-x compare-windows
選択されているウィンドウのテキストとつぎのウィンドウのテキストで 一致していないつぎの箇所を探す。
Mouse-1
ウィンドウのモード行でMouse-1をクリックすると、 そのウィンドウを選択するがポイントは移動しない(mouse-select-window)。

別のウィンドウを選択するには、そのモード行でMouse-1をクリックします。 キーボードからは、C-x oother-window)で ウィンドウを切り替えられます。 これは「other」のoであってゼロではありません。 2つ以上のウィンドウがあるときは、このコマンドはすべてのウィンドウを、 一般的には、上から下へ、左から右へ巡回します。 もっとも右下のウィンドウのつぎは、左上隅にあるウィンドウに戻ります。 数引数は、ウィンドウを巡回する回数を意味します。 負の引数では逆順に巡回します。 ミニバッファを使っているときには、 ミニバッファが巡回の最後のウィンドウになります。 ミニバッファウィンドウから別のウィンドウに切り替えて、 あとで戻ってきて、ミニバッファ引数が要求しているものを与えてから終了できます。 See Minibuffer Edit

通常のスクロールコマンド(see Display)は、 選択されているウィンドウのみに作用しますが、 つぎのウィンドウをスクロールするコマンドが1つあります。 C-M-vscroll-other-window)は、 C-x oが選択するウィンドウをスクロールします。 C-vのように正負の引数を取ります。 (ミニバッファでは、ミニバッファヘルプがあると、 標準の巡回順でつぎのウィンドウではなくて、 ミニバッファヘルプを表示しているウィンドウをスクロールする。)

コマンドM-x compare-windowsは、 2つのウィンドウで見えている2つのファイル、つまり、バッファを比較して、 一致しないつぎの箇所へ移動します。 詳細は、See Comparing Files