Emacsやコンピュータがクラッシュしても、 クラッシュ時に編集していたファイルは自動保存ファイルから回復できます。 それには、Emacsを再度起動してから、コマンドM-x recover-sessionを 入力してください。
このコマンドは、まず、中断されたセッションファイルの一覧を日付とともに バッファに表示します。 その中からどのセッションを回復するか選んでください。 通常は、最新のセッションを選べばよいでしょう。 望みのセッションの行にポイントを動かして、C-c C-cと打ちます。
すると、recover-session
は、そのセッションで編集中だった
各ファイルについて回復するかどうか問い合わせてきます。
yと答えると、そのファイルと自動保存ファイルの日付を表示してから、
回復するかどうか再度問い合わせてきます。
再問い合わせに対してはyesで答える必要があります。
そうすると、Emacsはそのファイルを訪れますが、
テキストは自動保存ファイルから持ってきます。
recover-session
が完了すると、
回復を指定したファイルはEmacsバッファに入っています。
そうしたらこれらのバッファを保存してください。
保存して始めてもとのファイルが更新されます。