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10.9.4 動的スコープの正しい使い方

ある関数で変数を束縛し別の関数でそれを使うことは、強力な技法ですが、 なんの制限もせずに使うとプログラムを理解し難いものにしてしまいます。 この技法を見通しよく使うための2つの方法があります。

いずれの場合でも、変数はdefvarで定義するべきです。 これは、関数間での変数の使い方を見るように伝えることで、 他人が読者のプログラムを理解するのを助けます。 また、バイトコンパイラからの警告も防ぎます。 変数名が衝突しないようにも注意しましょう。 xのような短い名前を使わないでください。