文字列の入力構文は、"like this"
のように、
ダブルクォートで始めて、任意個の文字を書き、ダブルクォートで終えます。
文字列の中にダブルクォートを含めるには、
バックスラッシュを直前に置きます。
つまり、"\""
は、ダブルクォート1個だけから成る文字列です。
同様に、バックスラッシュを含めるには、
"this \\ is a single embedded backslash"
のように、
バックスラッシュを直前に置きます。
文字列の入力構文において、改行文字は特別ではありません。 ダブルクォートのあいだに改行を書けば、 改行は文字列の文字になります。 一方、エスケープした改行、つまり、‘\’を直前に書くと、 文字列の一部にはなりません。 すなわち、Lispリーダは、文字列を読む際にエスケープした改行を無視します。 エスケープした空白‘\ ’も、同様に無視します。
"It is useful to include newlines in documentation strings, but the newline is \ ignored if escaped." ⇒ "It is useful to include newlines in documentation strings, but the newline is ignored if escaped."