以下のマクロは,configureスクリプトのバージョンナンバーを管理 します.それはオプションとして使用されます.
使用しているAutoconfのバージョンが十分新しいことを保証します. configureの作成に使用されるAutoconfのバージョンが, version以前の場合,標準エラー出力にエラーメッセージを出力し,異常 終了します(終了ステータスは63です).例えば以下のようにします.
AC_PREREQ(2.59)このマクロは,
AC_INIT
以前に使用可能な唯一のマクロですが,整合性の ためにはそうすべきではありません.
AutoconfマクロへのFree Software Foundationの著作権に加えて, configureについてcopyright-noticeでカバーしたい部分を宣 言してください.
copyright-noticeは,configureの先頭と,‘configure --version’の両方で表示されます.
リビジョンスタンプrevision-infoを,ドル記号やダブルクォートを削除 してconfigureスクリプトにコピーします.このマクロは, configureをチェックインしたときにRCSやCVS がリビジョンスタンプを変えなくても,configure.acから configureにそれを書き込みます.そうすることで,特定の configureに対応するconfigure.acのリビジョンが簡単に決定 可能になります.
例えば,以下の行をconfigure.acに書いたとします.
AC_REVISION($Revision: 1.30 $)これで,configureは以下のようになります.
#! /bin/sh # From configure.ac Revision: 1.30