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20.14.5 emergeの終了

qコマンド(emerge-quit)は、併合を終了し、 出力ファイルを指定してあれば、そこに結果を保存します。 AバッファとBバッファは正しい内容に復元されますが、 emergeがAバッファとBバッファを作成して、かつ、編集されていなければ、 それらをキルします。 さらに、併合バッファでのemergeコマンドを使用禁止にします。 というのは、これ以降に併合コマンドを実行すると さまざまなバッファが悪影響を受ける可能性があるからです。

C-]は、併合作業をアボートします。 つまり、出力ファイルに書き出さずに終ります。 出力ファイルを指定していなければ、併合作業をアボートしようが終了しようが、 何の違いもありません。

他のLispプログラムからemergeコマンドが呼び出された場合、 正しく終了するとt、アボートしたときはnilが返されます。