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4.1 構文解析器関数yyparse

構文解析を始めるには、関数yyparseを呼び出します。 この関数は、トークンを読み、アクションを実行し、最後には入力ファイルの 終わりに達するか回復不可能な構文エラーに達して、戻ります。 読み込みを打ち切ってyyparse関数から戻るような アクションを書くことも可能です。

構文解析が成功する、つまり入力ファイルの終わりに達すると、 yyparseからの戻り値が0になります。

構文解析が失敗する、つまり構文エラーが発生すると、 戻り値が1になります。

アクションの中で、次のマクロを使って、 yyparseからただちに戻れます。

YYACCEPT
成功の印である戻り値0をともなって、ただちに戻ります。
YYABORT
失敗の印である戻り値1をともなって、ただちに戻ります。