Emacs以外のエディタやページャを選択していて,‘--vi-keys’オプション (see –vi-keys)で完全には満足しない人々のために,GNU Infoはこのドキュ メントで記述されているものとは異なるキーバインドの定義と変数の設定を行な う方法を提供しています.
開始時に,GNU Infoは呼び出しを行なっている人の‘HOME’ディレクトリで
.info1と呼ばれるファ
イルを探します.存在する場合で,Infoのコンフィグレーションデータが含まれ
ていて,現在のバージョンのinfokey
コマンドで作成されている場合,
Infoはキーバインドと変数の設定としてそこにあるものを適用します.
.infoは効率をあげるため,そしてその設計をGNU Lessプログラムから大
量に持ってきているため,同じようにコンパクトな,テキストではないデータを
含んでいます.それは,infokey
コマンドを使用して,テキストのソース
ファイルをコンパイルして作成する必要があります.
[1] DOSのファイルシステムの制限のため,MS-DOSバージョ ンのInfoでは,代わりに_infoファイルを探します.HOME変数が定 義されていない場合,Infoは現在のディレクトリでも探します.