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1.5 @-コマンド

Texinfoファイルでは,TeXに印刷されるマニュアルの植字法を伝えたり, makeinfotexinfo-format-bufferにInfoファイルの作成方法を 伝えるコマンドには,‘@’が前につきます.それらは@-コマンド (@-commands)と呼ばれています.例えば,@nodeはコードを示すコマ ンドで,@chapterは章の最初を示すコマンドです.

注意してください:全ての@-コマンドは,@TeX{}コマンド 以外,全体を小文字で書く必要があります.

Texinfoの@-コマンドは,厳密に制限された構成物の集合です.厳密な制限で, Texinfoファイルを,TeXとInfoファイルに変換するコードの両方が理解する ことを可能にします.Infoファイルを英数字を表示する端末で表示することが可 能です.同様に,TeXで生成した出力を様々なプリンタで印刷することも可能 です.

実行することや受けとる引数に依存して,1それ自身の行や, 文の一部として,@-コマンドを書く必要があります.

一般的な規則として,他のテキストの間に混ぜる場合,コマンドにはカッコが必 要です.しかし行の始まり場合は不要です.@:のようなアルファベット でないコマンドは,規則に対し例外でカッコを必要としません.

Texinfoの経験を積むにつれ,異なるコマンドに書き方をすぐに覚えられるでしょ う.コマンドの書き方を異なる方法にしているので,全てのコマンドが同じ構文 に正確に従うことに比較すると,より簡単にTexinfoファイルを書いたり読んだ りできるでしょう.(@-コマンド構文の詳細は,@-Command Syntaxを参照してください.)


Footnotes

[1] 単語引数(argument) は数学での使用法から来ていて,二人の論争には関係ありません.それは,コマ ンドに与えた情報を参照します.オックスフォード英語辞典によると, 単語は明らかにする,証明する(to make clear, prove)というラテン語か ら生じました.このため,`証明として提出された証拠'と言う意味で,それは `提出された情報'と言われていて,数学的な意味から導かれました.由来の他の 筋では,単語は,`他人がした反対の断言に,反対する方法で断言すること'と言 う意味から来ていて,`argument' の意味を論争に導きました.