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A.8.1 commit のオプション

commit では、以下の標準オプションが利用できます (完全な記述は see Common options):

-l
Local、つまり現在の作業ディレクトリでのみコマンドが 実行されます。
-n
モジュールのプログラムを実行しません。
-R
ディレクトリを再帰的に格納します。 このオプションは指定しなくても実行されます。
-r revision
revision に格納します。 revision には、枝もしくは、 既存の全てのリビジョン番号よりも大きい番号を持つ 幹上のリビジョンを指定しなくてはいけません (see Assigning revisions)。 枝上のリビジョンを指定して格納することはできません。

さらに commit では以下のオプションも使用可能です:

-F file
エディタを起動せず file からログ・メッセージを読み込みます。
-f
これは Common options のオプション ‘-f’ に記述される 標準的な動作とは異なることに注意して下さい。

作業ファイルに何も変更を加えていない場合でも、 無理矢理新しいリビジョンとして格納します。 現在の file のリビジョンを 1.7 と仮定したとき、 次の二つのコマンドの実行結果は同じになります:

          $ cvs commit -f file
          $ cvs commit -r 1.8 file

-f’ オプションは再帰を使いません (すなわち、‘-l’ を含んでい ます)。全てのサブディレクトリの全てのファイルの新しいリビジョンの格納 を cvs 強制するには、‘-f -R’ を使用する必要があります。

-m message
エディタを起動せず、message をログ・メッセージとします。