ST2000をホスト・システムに接続する方法については、 製造元のマニュアルを参照してください。 ST2000が物理的に接続されれば、 それをデバッグ環境として確立するには、以下を実行します。
target st2000 dev speed
devは通常、
シリアル回線によってST2000と接続される/dev/ttyaのようなシリアル装置の名前です。
代わりに、
hostname:
portnumberという構文を使って
(例えば、端末多重化装置経由で接続されたシリアル回線への)
TCP接続としてdevを指定することもできます。
このターゲットに対して、
load
コマンドとattach
コマンドは定義されていません。
通常スタンドアロンで操作している場合と同様、
ST2000にユーザ・プログラムをロードしなければなりません。
GDBは
(シンボルのような)
デバッグ用の情報を、
ホスト・コンピュータ上にある別のデバッグ・バージョンのプログラムから読みとります。
ST2000での作業を支援するために、 以下の補助的なGDBコマンドが利用可能です。
st2000
commandconnect