Next: Erasing, Previous: Inserting Text, Up: Basic
文字の挿入以外のことを行うには、ポイント(see Point) の移動方法を知っておく必要があります。 もっとも簡単な方法は、矢印キーを使うか、 移動先の箇所でマウスの左ボタンをクリックします。
カーソル移動のためのコントロール文字やメタ文字もあります。 一部は矢印キーと同等です (これらは、矢印キーを備えた端末が現れるまえからあった。 矢印キーがない端末では便利)。 他のものは、こったことをします。
beginning-of-line
)。
end-of-line
)。
forward-char
)。
backward-char
)。
forward-word
)。
backward-word
)。
next-line
)。
このコマンドは行内での横方向の位置を保とうとする。
したがって、行の途中で使うと、つぎの行の途中に移動する。
テキストの最終行である場合には、
C-nは新たな行を作り、その行へ移動する。
previous-line
)。
move-to-window-line
)。
テキストは画面上を移動しない。
数引数は、画面上の何行目にポイントを移動するかを指定する。
行数は、ウィンドウ上端(0行目)から下向きに数える。
負の引数では、ウィンドウの下端(−1行)から数える。
beginning-of-buffer
)。
数引数nを指定すると、先頭から全体のn/10の行にポイントを移動する。
数引数の詳細については、see Arguments。
end-of-buffer
)。
変数track-eol
にnil
以外を設定すると、
行末にポイントがある場合のC-nやC-pは、
移動先の行でも行末にポイントを移動します。
通常、track-eol
はnil
です。
track-eol
のような変数の設定方法については、See Variables。
通常、バッファの最終行でのC-nは、新しい行を追加します。
変数next-line-add-newlines
がnil
である場合、
C-nは新規の行を追加せずに
(先頭行でのC-pと同様に)エラーになります。