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configureスクリプトやconfigure.acから呼び出されるマクロ
がコンフィグレーション処理を中断する場合,二,三回AC_CACHE_SAVE
を
使用して,キーポイントでキャッシュのチェックポイントにすることが役に立ち
ます.そうすると,(おそらく)前に異常終了を引き起こしたエラーを修正するこ
とで,configureスクリプトを再実行する時間が大幅に削減されます.
既存のキャッシュファイルから値をロードしたり,キャッシュファイルがない場 合は新しいキャッシュファイルを作成したりします.自動的に
AC_INIT
か ら呼び出されます.
キャッシュファイルに全てのキャッシュ値を書き込みます.自動的に
AC_OUTPUT
から呼び出されますが,configure.acのキーポイント でAC_CACHE_SAVE
を呼び出すことは,大変役に立つはずです.
例えば,以下のようにします.
... AC_INIT, etc. ... # Checks for programs. AC_PROG_CC AC_PROG_GCC_TRADITIONAL ... more program checks ... AC_CACHE_SAVE # Checks for libraries. AC_CHECK_LIB(nsl, gethostbyname) AC_CHECK_LIB(socket, connect) ... more lib checks ... AC_CACHE_SAVE # Might abort... AM_PATH_GTK(1.0.2,, [AC_MSG_ERROR([GTK not in path])]) AM_PATH_GTKMM(0.9.5,, [AC_MSG_ERROR([GTK not in path])]) ... AC_OUTPUT, etc. ...