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4.3 configureの入力を見つける

— Macro: AC_CONFIG_SRCDIR (unique-file-in-source-dir)

unique-file-in-source-dirは,パッケージのソースディレクトリにある ファイルです.configureは,伝えられたディレクトリに実際にソー スコードが含まれていることを確認するために,このファイルの存在を調査しま す.--srcdirで間違ったディレクトリを指定してしまう人もいます. これは安全性の調査です.詳細は,See configure Invocation.

手動でのコンフィグレーションや,installプログラムを使用するパッケー ジは,デフォルトの位置でほとんど正しいのですが,AC_CONFIG_AUX_DIR を呼び出して,他のシェルスクリプトを探す場所をconfigureに教え る必要があるかもしれません.

— Macro: AC_CONFIG_AUX_DIR (dir)

ディレクトリdirにある補助的なビルドツール(例えば, install-shconfig.subconfig.guess,そしてCygnus configureスクリプト)を使用します.dirは,絶対パスまたは srcdirの相対パスが可能です.デフォルトは srcdirまたはsrcdir/..または srcdir/../..で,install-shを含んでいる最初にところで す.他のファイルは調査しないので,AC_PROG_INSTALLを使用することで, 他の補助ファイルを配布する必要は自動的になくなります.また,それは install.shも調査しますが,makeプログラムには, Makefileが無い場合,それからinstallを作るルールを持ってい るものあるので,その名前は時代遅れです.

同様に,aclocalを使用しているパッケージでは,ローカルマクロが 見つかる場所をAC_CONFIG_MACRO_DIRを使用して宣言すべきです.

— Macro: AC_CONFIG_MACRO_DIR (dir)

将来のバージョンのautopointlibtoolizeaclocal,そしてautoreconfは,ディレクトリdirを, 追加のローカルなAutoconfマクロがある場所として使用します.このマクロを, aclocalに対してインストールされているマクロがあるツールで, --traceが安全に呼び出される前に宣言が見つかるように,直接 configure.acから確実に呼び出して下さい.