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マクロの定義後(前のセクションを参照してください),以下のようにドキュメン トで使用(呼び出し(invoke))可能です.
@macroname {arg1, arg2, ...}
そして,結果はその場所にmacroname本体を入力したかのようになります. 例えば以下のようにします.
@macro foo {p, q} Together: \p\ & \q\. @end macro @foo{a, b}
以下を生成します.
Together: a & b.
このため,引数とパラメータはカンマで分けられ,カッコで範囲を制限します. カンマの後(前は違います)のあらゆる空白は無視されます.マクロが引数を取ら ない場合でもカッコは呼び出しで(定義では違います)要求され,他の全ての Texinfoコマンドとの一貫性を保ちます.
@macro argless {} ここに引数はありません. @end macro @argless{}
以下を生成します.
ここに引数はありません.
カンマ,カッコ,またはバックスラッシュを引数に挿入するため,以下のように バックスラッシュを前置します.
@macname {\\\{\}\,}
それは,引数‘\{},’をmacnameに渡します(ほとんど確実にエラー を生成します).しかし,カッコ内のカンマはバックスラッシュでエスケープさ れていても.TeXで問題になるでしょう.
マクロが単一の引数を取るように定義されていて,カッコ無しで呼び出された場 合,マクロ名の後の行の残り全体は引数として供給されます.例えば,以下のよ うになります.
@macro bar {p} Twice: \p\ & \p\. @end macro @bar aah
以下を生成します.
Twice: aah & aah.
マクロが単一の引数を取るように定義されていて,カッコ付で呼び出された場合, カンマにかかわらずカッコ付のテキストは引数として渡されます.例えば以下の ようになります.
@macro bar {p} Twice: \p\ & \p\. @end macro @bar{a,b}
以下を生成します.
Twice: a,b & a,b.