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@title
,@subtitle
,そして@author
垂直と水平方向に自動的な配置を行なうタイトルページを作成するため,
@title
,@subtitle
,そして@author
コマンドを使用す
ることが可能です.これは前のセクションの記述とは異なり,@sp
コマ
ンドは垂直方向の空白調整に必要です.
@title
,@subtitle
,そして@author
コマンドを行の最
初に,タイトル,サブタイトル,または著作者を続けて書いてください.
@title
コマンドは,ページの左揃えで通常より大きいフォントでタイト
ルの行を生成します.タイトルには黒い罫線の下線があります.一行のみ可能で
す.@*
コマンドを,タイトルを二行に分けるために使用してはいけませ
ん.非常に長いタイトルを扱うため,@title
と@titlefont
の両
方を使用した方が便利だと分かるかもしれません.このセクションの最後の例を
参照してください.
@subtitle
コマンドは,通常の大きさのフォントでページの右側にサブ
タイトルを設定します.
@author
コマンドは,著作者達の名前を中間の大きさのフォントで,ペー
ジのその行の左揃えでタイトルページの下の近くに配置します.名前は,タイト
ルの下線より細い黒い罫線の下線があります.(黒い罫線は,@author
コ
マンド行に,@page
コマンド行が続く場合に表示されます.)
@author
コマンドを使用するための二つの方法があります.
@author
コマンドで始まった行の残りの部分に,名前を書くことが可能
です.
@author by Jane Smith and John Doe
または,二つ(またはそれ以上)のそれぞれの前に@author
を使用して,名
前を書くことも可能です.
@author Jane Smith @author John Doe
(下の名前のみ,黒い罫線の下線がつきます.)
この方法のテンプレートは,以下のようになります.
@titlepage @title name-of-manual-when-printed @subtitle subtitle-if-any @subtitle second-subtitle @author author @page ... @end titlepage
前のセクションで記述された@titlefont
の方法と,ここで記述されてい
る@title
の方法を組み合わせてもかまいません.これは,長いタイトル
の場合に便利です.現実的な例は以下のようになります.
@titlepage @titlefont{GNU Software} @sp 1 @title for MS-Windows and MS-DOS @subtitle Edition @value{e} for Release @value{cde} @author by Daniel Hagerty, Melissa Weisshaus @author and Eli Zaretskii
(ここでの@value
の使用は,value Exampleで述べられています.)