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diredを起動するには、C-x dかM-x diredを使います。
このコマンドは、一覧表示するファイルを指定するための
ディレクトリ名やファイルのワイルドカードパターンをミニバッファで読み取ります。
dired
がlist-directory
と違うのは、
バッファがdiredモードになっていて
特別なdiredコマンドを使えるようになることです。
変数dired-listing-switches
には、
ディレクトリ一覧を作成するls
プログラムに与えるオプションを指定します。
オプション中には‘-l’が必ず含まれている必要があります。
dired
コマンドに数引数を指定すると、
ミニバッファでディレクトリを指定するまえに
ls
のオプションを指定できます。
diredバッファを現在選択しているウィンドウではなく
別のウィンドウに表示したい場合には、
C-x dのかわりにC-x 4 d(dired-other-window
)を使います。
C-x 5 d(dired-other-frame
)は
別のフレームにdiredバッファを表示します。