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configureが自動的に判定できない特徴もあるかもしれませんが, パッケージを実行するマシンのタイプで定義する必要があるものもあります. 通常,パッケージは実行されるものと同じアーキテクチャでビルドさ れていると仮定され,configureはそれを判定することが可能です が,マシンのタイプが分からない旨のメッセージを出力した場合, --build=typeオプションで与えてください.typeは, ‘sun4’の様なシステムタイプの短い名前や,以下のような様式の標準的 な名前にすることが可能です.
cpu-company-system
systemは,以下の形式の一つが可能です.
os kernel-os
それぞれのフィールドでの可能な値は,ファイルconfig.subを参照し てください.config.subがパッケージに含まれていない場合,パッケー ジはマシンのタイプを知る必要がありません.
クロスコンパイルに対するコンパイラツールをビルドしている場合, コードを生成しているシステムのタイプを選択するために, --target=typeオプションを使用すべきです.
プラットフォームに対して生成しているコードが,ビルドしているプラット フォームと異なるクロスコンパイラを使用したい場合,hostプ ラットフォーム(すなわち,生成されるプログラムが実行されるプラットフォー ム)を--host=typeで指定すべきです.