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@image
コマンドで,外部ファイルで与えられた画像を挿入できます.
@image{filename, [width], [height], [alttext], [extension]}
filename引数は必須で,処理によってサポートするフォーマットが異なる ので,拡張子付けてはいけません.
@example
のように)そのまま使用します.
@image{foo,,,,xpm}
これで‘makeinfo --html’のときfoo.xpmを試します.
追加の五番目の引数を提供していない場合,‘makeinfo ---html’は最初に filename.pngを試みます.存在しない場合は, filename.jpgを試みます.どちらも存在しない場合は警告を出し ます.(ソフトウェア特許のためGIFフォーマットはサポートできません.)
追加のwidthとheight引数は,画像のサイズを指定します(Info出力 では無視されます).どちらも指定されない場合,画像はそのままの大きさで提 供されます(ファイルで与えられたもの).一方のみが指定された場合,もう一方 はそれに比例して大きさを調整します.両方指定された場合,両方が重視され, このため縦横比が変更され,元画像が歪む可能性があります.
widthはheightは有効なTeXの寸法単位を使用して指定できます. すなわち以下を使用します.
例えば,以下はridt.epsファイルを高さ1インチで幅をそれに比例した大 きさに変更します.
@image{ridt,,1in}
@image
がTeXで動作するように,ファイルepsf.texをTeX
が見つけられるところに配置する必要があります.(標準の場所は
texmf/tex/generic/dvips/epsf.texで,そこではtexmfが
TeXのディレクトリツリーのルートになります.)このファイルはTexinfo配布
物に含まれていて,ftp://tug.org/tex/epsf.texや他の場所でも利用可
能です.
@image
は図を表示する行で使用することが可能です.このため,表示し
ようとした場合,前のテキストに出力が入り込まないように,コマンドの前で残
りの空白行を確認してください.
HTMLを生成しているとき,makeinfoはオプションの四番目の引数が提
供されている場合,それをインライン画像に対しalt属性(alt attribute)
を@image
に設定します.提供されていない場合,makeinfoは
表示されている画像の完全な名前を使用します.