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@table
コマンドを行の最初に書き,同じ行に@code
,
@samp
,@var
や,@kbd
(see Indicating)のような
Texinfoの“表示”コマンドを引数として続けてください.これらのコマンドは
通常カッコで引数が続きますが,@item
は引数を供給するので,この場
合は引数無しでコマンド名を使用します.このコマンドは,それぞれの項目の最
初の列になるテキストに適用され,強調方法を決定します.例えば,
@code
は最初の列のテキストを@code
コマンドで強調します.
(我々はコマンドラインオプションの@table
に対し@code
を勧め
ます.)
@table
の引数として,@asis
コマンドの使用を選択してもかま
いません.@asis
は何もしないコマンドです.@table
の後にこ
のコマンドを使用した場合,TeXとInfoの書式化コマンドは,最初の列の項目
を強調せず(“そのまま”)出力します.
(@table
コマンドは,ここでリストアップした以外のコマンドを用いて
作業してもかまいません.しかし,通常はカッコ内に引数をとるコマンドのみが
使用可能です.)
それぞれの表の項目を,行の最初の@item
コマンドで開始してください.
最初の列のテキストを@item
コマンドと同じ行に書いてください.二番目
の列のテキストを@item
行に続く行と,それ以降の行に書いてください.
(二番目の列の項目が空の場合,何も入力する必要はありません.)サポートする
テキストは好きな行数を書いてもかまいませんし,複数の段落にしてもかまいま
せん.しかし,@item
と同じ行のテキストのみ,脚注も含めて,最初の
列に配置されます.
通常,@item
行の前に空白行を書くべきです.これはInfoファイルで空
白を書きます.項目が非常に短いとき以外は,空白行は見ためが良くなります.
例えば,以下の表は最初の列を@samp
で強調しています.
@table @samp @item foo これは@samp{foo}に対する テキストです. @item bar @samp{bar}に対するテキストです. @end table
これは,以下を生成します.
二行以上の名前の項目を一つの塊のテキストでリストアップしたい場合,
@itemx
コマンドを使用してください.(See @itemx
.)