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見えている範囲を越えて移動するとカレンダーは自動的にスクロールします。 手動でスクロールすることもできます。 カレンダーを表示しているウィンドウでは、 長い長い紙に月を印刷したものの一部が見えているのだと考えてください。 カレンダーをスクロールするとは、 新しい月が見えるようにこの紙を動かすことに相当します。
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カレンダーをスクロールするもっとも基本的なコマンドは、 一度に1か月分スクロールします。 つまり、コマンドの実行前後の表示を比べると、2か月分重複しています。 C-x <はカレンダーを1か月分左にスクロールします。 つまり、時間的に1か月後を表示します。 C-x >コマンドはカレンダーを右にスクロールし、 時間的に1か月前に戻します。
コマンドC-vとM-vは、 カレンダーを『1画面分』、つまり、3か月分スクロールします。 これは、通常のモードでのこれらのコマンドと意味的に同じになっています。 C-vは将来の日付を見えるようにし、 M-vは過去の日付を見えるようにします。 これらのコマンドは数引数を反復回数として扱います。 たとえば、C-uは後続のコマンドを4回反復するので、 C-u C-vと打てば1年分先へカレンダーをスクロールし、 C-u M-vと打てば1年分前へカレンダーをスクロールします。
ファンクションキー<NEXT>と<PRIOR>は、 他のモードと同様に、それぞれ、C-vとM-vに等価です。