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20.15.4 Cモードのその他のコマンド

C-M-h
関数定義の末尾にマークを設定し、先頭にポイントを置く (c-mark-function)。
M-q
CやC++のコメントを考慮して、段落を詰め込む (c-fill-paragraph)。 現在行にコメントがあったり、現在行がコメントの内側なら、 コメントの字下げとコメント区切りを保存したまま、 ポイント位置のコメントや段落を詰め込む。
C-c C-e
リージョン内のテキストに対してCプリプロセッサを実行し、 マクロ呼び出しを展開した結果を表示する(c-macro-expand)。 リージョンのまえにあるテキストにマクロ定義があることもあるので、 それらもプリプロセッサに渡されるが、その部分の出力は表示しない。

マクロを用いたCのコードをデバッグするとき、 どのようにマクロが展開されるか正確に理解するのが難しいことがある。 このコマンドを使えば、マクロ展開のことを考える必要はない。 展開結果を目にすることができる。

C-c C-\
リージョン内の行末に‘\’文字を挿入したり、 行末の‘\’の位置揃えを行う(c-backslash-region)。 Cのマクロ定義を書いたり編集したあとに便利なコマンド。

行末がすでに‘\’で終っているなら、そのまえに置く白文字の個数を調整する。 そうでなければ、新たに‘\’を挿入する。 ただし、リージョン内の最後の行は特別扱いする。 その行に‘\’を挿入することはなく、また、‘\’がある場合には削除する。

M-x cpp-highlight-buffer
プリプロセッサ指令の条件節に従って、テキストの一部を強調表示する。 このコマンドは‘*CPP Edit*’という名前のバッファを表示する。 このバッファは、特定のプリプロセッサ条件とその内容をどのように表示するかを 選択するグラフィックメニュー。 さまざま設定を変更したあとで、‘[A]pply these settings’をクリックする (あるいは、そのバッファへ移動してaと打つ)と、 設定に応じてCモードのバッファを強調表示し直す。
C-c C-s
現在のソース行に関する構文上の情報を表示する (c-show-syntactic-information)。 この情報は行の字下げを指示する。