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sttyは,ボーレートのような,端末の特徴を表示または変更します. 概要です.
stty [option] [setting]... stty [option]
設定行がない場合,sttyは,ボーレート,(システムがサポートす る)回線制御数,そして‘stty sane’で設定された値から変更された回線 設定を表示します.デフォルトで,モードの読み込みと設定は標準入力に接続 されているtty回線で実行されますが,これは--fileオプションで修 正することが可能です.
sttyは,端末回線処理の状況を変更する,以下で記述するようなオ プションではない多くの引数を受け入れます.
プログラムは以下のオプションを受け入れます.Common optionsも参照 してください.
clocal
が設定されていない場合,キャリア検出回線が高速ではないので,
POSIX ttyのブロッキングを避けるために,O_NONDELAY
フラ
グの使用を要求するPOSIX ttyを開くために必要です.そのため,
従来の方法でシェルがデバイスを開くことが,常に可能なわけではありません.
多くの設定は,前置される‘-’で停止することが可能です.そのような引 数は,それら記述で“取り消し可能”として以下では印がついています.記述 自身は,肯定の場合を述べていて,すなわち,(もちろん,明言されていなけ れば)取り消しではありません.
設定には,拡張を使用しているため,すべてのPOSIXシステムで利 用可能ではないものもあります.そのような引数はその記述で“非 POSIX”という印がついています.非POSIXシステムでは, これらやその他の設定も利用可能ではありませんが,すべてのバリエーション を説明するのは実行不可能です.まずは,試してみてください.
終了ステータスのゼロは成功を示し,ゼロ以外の値は失敗を示します.