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C-c C-sコマンド(texinfo-show-structure
)を使用して,Texinfo
ファイルのセクションの構造を表示することが可能です.このコマンドは,
@chapter
や@section
のような,@-コマンドで始まる行をリス
トアップし,Texinfoファイルのセクションの構造を表示します.それは,結果
として目次を構成します.これらの行は,‘*Occur*’と呼ばれる別のバッファ
に表示されます.そのバッファでTexinfoファイルの関連する場所に移動するた
め,行の一つにカーソルを配置しC-c C-cコマンド
(occur-mode-goto-occurrence
)を使用することが可能です.
@chapter
,@section
,そしてそれに類似し
た行を表示します.
C-u C-c C-sを入力し,プレフィクス引数を付けて
texinfo-show-structure
を呼び出す場合,@chapter
,
@section
,そしてこれに類する@-コマンドがある行だけでなく,
@node
行もリストアップします.@node
行の,`Next',
`Previous',そして`Up'ポインタが正しいかどうか調査するため,
texinfo-show-structure
にプレフィクスを付けて使用することが可能で
す.
マニュアルの作業中,現在の章の構造のみに興味があることもよくあります.こ
の場合,C-x n n(narrow-to-region
)コマンドを使用し,興味があ
るバッファの領域を区別することが可能で,texinfo-show-structure
は
その領域のみで動作します.再びバッファの領域全体を見るため,C-x n w(widen
)を使用してください.(コマンドの制限は,
See Narrowing.)
texinfo-show-structure
コマンドの提供に加えて,Texinfoモードは,章
レベルの@-コマンドに一致するページ分離変数の値を設定します.これで,
C-x ](forward-page
)とC-x [ (backward-page
)コマ
ンドを前後の章に移動するために使用したり,C-x p
(narrow-to-page
)コマンドを章を小さくするために使用したりすること
が可能です.ページコマンドの詳細は,See Pages.