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文字定数と同じバックスラッシュのエスケープシーケンスを文字列定数でも
使えます(ただし、文字定数を開始する疑問符は書かない)。
たとえば、コンマと空白で区切った非印字文字のタブとC-aを
含む文字列を書くには、"\t, \C-a"
のようにします。
文字の入力構文については、See Character Type。
しかしながら、バックスラッシュのエスケープシーケンスすべてが、 文字列において正しいとは限りません。 文字列に含めることが可能なコントロール文字は、 ASCIIコントロール文字に限ります。 文字列では、ASCIIコントロール文字の大文字小文字を区別しません。
正確にいえば、文字列はメタ文字を保持できません。
しかし、文字列をキー列として使う場合には、
文字列内のASCII文字のメタ変種を表現するための
特別な慣習があります。
文字列定数内でメタ文字を表すために‘\M-’の構文を使うと、
文字列内のその文字に
のビットを設定します。
define-key
やlookup-key
に文字列を使うと、
このコードは、等価なメタ文字に変換されます。
See Character Type。
文字列では、ハイパー、スーパー、アルトの修飾子を保持できません。