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構文解析器を生成するためにBisonを実行する前に、
1つ以上のソースファイルのすべてをどのように整えるか、
決める必要があります。
このような単純な例では、すべてを1個のファイルに詰め込む方法が
いちばん簡単です。
yylex
、yyerror
、main
の定義を、
ファイルの「追加のCコード」部の最後に置きます
(see The Overall Layout of a Bison Grammar)。
大きなプロジェクトでは、ソースコードを複数のファイルに分け、
まとめてリコンパイルするためにmake
を使うでしょう。
1つのファイルにすべてのソースが入っているならば、 次のコマンドで、それを構文解析器ファイルに変換できます。
bison file_name.y
この例では、ファイルはrpcalc.y(逆ポーランド記法電卓)と
呼ばれています。Bisonは、元のファイル名から‘.y’を取り除いて、
file_name.tab.cというファイルを生成します。
Bisonが出力したファイルには、yyparse
のソースコードが含まれています。
入力ファイル中の追加の関数(yylex
、yyerror
、main
)は、
出力にそのまま複写されます。