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CVS はそれ呼んだ環境に 終了状態 (exit status) を設定するこ とで、成功したか失敗したかを示すことができます。 終了状態を調べる正確な方法はオペレーティング・システムごとに異なります。 例えば、unix のシェルスクリプトでは、最後のコマンドが成功終了状態を返 せば変数 ‘$?’ は0で、終了状態が失敗を示していれば、0より大きくな ります。
CVS が成功した場合は、成功状態を返します。エラーがあれば、エラーメッセー
ジを印字して、失敗状態を返します。cvs diff
コマンドはこの例外で
す。違いが見つからなければ成功状態を返し、違いが見つかるか、エラーが発
生したときに失敗状態を返します。この振舞いはエラーの検知には良くないの
で、将来では cvs diff
が他の cvs コマンドと同じように振舞
うように変更される可能性があります。