Next: , Previous: Top Node Naming, Up: Cross References


8.4 @ref

@refは印刷物で`See'を生成せず,参照のみを生成する以外, @xrefとほとんど同じです.これは,文の終りの部分にするとき役に立 ちます.

例えば,以下のようにします.

     For more information, see @ref{Hurricanes}.

以下を生成します.

     For more information, see *Note Hurricanes::.

そして,以下を生成します.

For more information, see Section 8.2 [Hurricanes], page 123.

@refコマンドは,著者が表現する方法として,印刷されたマニュアルに 適しているが,Info書式では悪く見えるものを導き出すときもあります.使用者 が印刷物とInfo書式の両方で使用することを心に留めておいてください.

例えば,以下のようにします.

     Sea surges are described in @ref{Hurricanes}.

以下を生成します.

Sea surges are described in Section 6.7 [Hurricanes], page 72.

以上は印刷されたマニュアルで,Infoでは以下のようになります.

     Sea surges are described in *Note Hurricanes::.
注意:ピリオド,カンマ,または正しいカッコを,@refコマン ドの後に二つ以上の引数とともに書く必要があります.そうしない場合, Infoは相互参照の項目を見つけることができず,相互参照を追う試みは失敗しま す.一般的な規則として,ピリオドやカンマを,全ての@refコマンドの 後に書くべきです1.これは,印刷されたマニュアルでもInfo出力 でも最善に見えます.

脚注

[1] 訳注:日本語の場合はカッコ悪くなるので,このマ ニュアルではそうしていません