Go to the first, previous, next, last section, table of contents.
`--gnu'オプション(あるいは`AUTOMAKE_OPTIONS'変数での
`gnu')で,automake
は以下のことを調査します.
-
`INSTALL',`NEWS',`README',`AUTHORS',そして
`ChangeLog'と,`COPYING.LIB',`COPYING.LESSER',または
`COPYING'のいずれかもう一つのファイルがパッケージのトップディレクト
リにあることが必要です.
-
`no-installman'と`no-installinfo'オプションは使用できません.
このオプションは,それ以上の調査を行なうため将来拡張されることでしょう.
GNU標準の正確な必要条件に精通することを勧めます.また,`--gnu'は,
様々な管理者専用のターゲットで使用するために存在する,特定のGNU非標準の
プログラムを要求するはずです.例えば将来は,pathchk
が`make
dist'に対して要求されるかもしれません.
`--gnits'オプションは,`--gnu'が行なうすべての調査に加え以下の
ことも調査します.
-
`make installcheck'は,
--help
と--version
が,それぞれ
本当に利用方法のメッセージとバージョン文字列を確実に出力することを調査し
ます.これは,std-options
オプションです(see section Automakeの動作の変更).
-
`make dist'を,`NEWS'ファイルが現在のバージョンに更新されたこ
とを確認するために調査します.
-
`VERSION'は,その書式ががGnits standardに従っていることを確認するた
めに調査されます.
-
これがアルファリリースだということを`VERSION'が示していて,ファイル
`README-alpha'がパッケージのトップディレクトリにある場合,それは配
布物に含められます.`--gnits'モードはバージョンナンバーの書式に制限
がある唯一のものであり,そのためAutomakeが自動的に`README-alpha'を
含めることを決定することが可能な唯一のモードなので,これは`--gnits'
モードでなされますが他ではなされません.
-
ファイル`THANKS'が必要です.
Go to the first, previous, next, last section, table of contents.