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GNU Infoは,GNU Infoそれ自身を説明するコマンドをいくつか含んでいます.
- M-x describe-command
-
エコーエリアのInfoコマンドの名前を読み込み,そのコマンドが行うことの短い
説明を表示します.
- M-x describe-key
-
エコーエリアのキーの並びを読み込み,それから,そのキーの並びが呼び出す
Infoコマンドの名前とドキュメントを表示します.
- M-x describe-variable
-
エコーエリアの変数を読み込み,それから変数が影響を与えるものの短いドキュ
メントを表示します.
- M-x where-is
-
エコーエリアのInfoコマンドを読み込み,それから,そのコマンドを呼び出すた
めに入力するキーの順番を表示します.
- C-h (
get-help-window
)
-
- ?
-
- F1 (on DOS/Windows only)
-
- h, vi-like operation
-
*Help*
を表示するウィンドウを作成(またはそれに移動)し,その中のク
イックリファレンスカードを含むノードに移動します.このウィンドウは,GNU
Infoが利用可能なもっとも簡潔な情報を表示します.
- h (
get-info-help-node
)
-
- M-h, vi-like operation
-
ノード
(info)Help
を訪問するため,懸命に試行します.GNU Infoで配布
されるInfoファイル`info.texi'は,このノードを含んでいます.もちろん,
最初にファイルをmakeinfo
で処理する必要があり,Infoディレクトリの
位置にそれを配置する必要があります.
数字の引数を作成するコマンドには以下のものがあります.
- C-u (
universal-argument
)
-
現在の数字の引数を開始(または四倍)します.`C-u'は,カーソル移動やス
クロールコマンドへ,小さな数字の引数を与える良い方法です.`C-u C-v'
は四行画面をスクロールし,`C-u C-u C-n'は16行カーソルを下に移動しま
す.数字のキーが続く`C-u'は,以下のように入力された数字を数字の引数
として設定します.C-u 1 2 0は引数を120に設定します.
- M-1 (
add-digit-to-numeric-arg
)
-
- 1, vi-like operation
-
- M-2 ... M-9
-
- 2 ... 9, vi-like operation
-
- M-0
-
- 0, vi-like operation
-
現在の数字の引数に呼び出したキーの数値を加えます.一度Infoが数字の引数を
読み込むと,メタキー無しで引数の数字を入力してもかまいません.例えば,
`C-l'に32を数字の引数として与える場合,以下のようにします.
C-u 3 2 C-l
または以下のようにします.
M-3 2 C-l
- M-- (
add-digit-to-numeric-arg
-
- -
-
負の引数を作成するため,-を入力してください.単独の-の入力は,
-1の値の負の引数を作成します.-の後に数字やメタキーと数字を続けた
場合,結果はそれらの数字を負の数字にして生成されます.
`-'文字自身を挿入可能にする必要があるので,エコーエリアで入力すると
き-は動作しません.エコーエリアで負の引数を指定する必要がある場合,
代わりにM--を使用してください.
`C-g'は,複数の文字の並びの読み込みを中止するため,(複数ファイルの
検索のような)長い処理をキャンセルするため,そして,エコーエリアの有力を
キャンセルするために使用されます.
- C-g (
abort-key
)
-
- C-u, vi-like operation
-
現在の処理をキャンセルします.
Infoの`q'コマンドは,単にInfoの実行を終了します.`--vi-keys'
(@xref{--vi-keys})の元では,`:q'や`ZZ'でも終了可能です.
- q (
quit
)
-
- C-x C-c
-
- :q, vi-like operation
-
- ZZ, vi-like operation
-
GNU Infoを終了します.
オペレーティングシステムが,画面の高さが60行だとGNU Infoに伝え,実際には
高さが40行しかない場合,オペレーティングシステムが正しいということをInfo
に伝える方法は以下のものです.
- M-x set-screen-height
-
エコーエリアの高さの値を読み込んで,表示される画面の高さをその値に設定し
ます.
MS-DOS/MS-Windowsでは,このコマンドは,実際に見ている画面の大きさを,エ
コーエリアに入力した値に変更しようとします.
終りに,現在見ているノードに関連する脚注を表示するための便利な方法を,
Infoは供給します.
- ESC C-f (
show-footnotes
)
-
現在のノードに関連する脚注を(存在する場合は)もう一つのウィンドウに表示し
ます.変数
automatic-footnotes
を設定することで,ノードを選択したと
きノードに関連した脚注を,Infoに自動的に表示させることが可能です.
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