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readelf [@option{-a}|@option{--all}]
[@option{-h}|@option{--file-header}]
[@option{-l}|@option{--program-headers}|@option{--segments}]
[@option{-S}|@option{--section-headers}|@option{--sections}]
[@option{-e}|@option{--headers}]
[@option{-s}|@option{--syms}|@option{--symbols}]
[@option{-n}|@option{--notes}]
[@option{-r}|@option{--relocs}]
[@option{-u}|@option{--unwind}]
[@option{-d}|@option{--dynamic}]
[@option{-V}|@option{--version-info}]
[@option{-D}|@option{--use-dynamic}]
[@option{-x} <number>|@option{--hex-dump=}<number>]
[@option{-w[liaprmfFso]}|@option{--debug-dump}[=line,=info,=abbrev,=pubnames,=ranges,=macro,=frames,=str,=loc]]
[@option{-histogram}]
[@option{-v}|@option{--version}]
[@option{-W}|@option{--wide}]
[@option{-H}|@option{--help}]
elffile...
@command{readelf}は,一つ以上のELFフォーマットのオブジェクトファイルの情
報を表示します.オプションで表示する特定の情報を制御します.
elffile... は調査するオブジェクトファイルです.現在は,
@command{readelf}は,アーカイブの調査のサポートも,64ビットELFファイルの
サポートもありません.
ここで交互に表示されている,オプションの長い形式と短い形式は等価です.
@option{-v}または@option{-H}の他に,少なくとも一つのオプションを与える必
要があります.
- @env{-a}
-
- @env{--all}
-
@option{--file-header},@option{--program-headers},@option{--sections},
@option{--symbols},@option{--relocs},@option{--dynamic},
@option{--notes},そして@option{--version-info}を指定することと等価です.
- @env{-h}
-
- @env{--file-header}
-
ファイルの最初のELFヘッダ内に含まれる情報を表示します.
- @env{-l}
-
- @env{--program-headers}
-
- @env{--segments}
-
ファイルのセグメントヘッダ内に含まれる情報を,存在する場合は表示します.
- @env{-S}
-
- @env{--sections}
-
- @env{--section-headers}
-
ファイルのセクションヘッダ内に含まれる情報を,存在する場合は表示します.
- @env{-s}
-
- @env{--symbols}
-
- @env{--syms}
-
ファイルのシンボルテーブルセクション内のエントリーを,存在する場合は表示
します.
- @env{-e}
-
- @env{--headers}
-
ファイルのすべてのヘッダを表示します.@option{-h -l -S}と等価です.
- @env{-n}
-
- @env{--notes}
-
NOTEセグメントの内容を,存在する場合は表示します.
- @env{-r}
-
- @env{--relocs}
-
ファイルの再配置のセクションの内容を,存在する場合は表示します.
- @env{-u}
-
- @env{--unwind}
-
ファイルのunwindセクションの内容が存在する場合は表示します.IA64 ELF ファ
イルのunwindセクションのみ,現在はサポートされています.
- @env{-d}
-
- @env{--dynamic}
-
ファイルの動的セクションの内容を,存在する場合は表示します.
- @env{-V}
-
- @env{--version-info}
-
ファイルのバージョンセクションの内容を,存在する場合は表示します.
- @env{-D}
-
- @env{--use-dynamic}
-
シンボルを表示しているとき,@command{readelf}はこのオプションで,ファイ
ルのシンボルセクションではなく,動的セクションのシンボルテーブルを使用し
ます.
- @env{-x <number>}
-
- @env{--hex-dump=<number>}
-
16進のダンプとして示されているセクションの内容を表示します.
- @env{-w[liaprmfFso]}
-
- @env{--debug-dump[=line,=info,=abbrev,=pubnames,=ranges,=macro,=frames,=str,=loc]}
-
ファイルのデバッグセクションの内容を,存在する場合は表示します.オプショ
ン文字や単語の一つがスイッチに続く場合,これらで指定されたセクションで見
つかるデータのみダンプされます.
- @env{--histogram}
-
シンボルテーブルの内容を表示するとき,バケットリスト長のヒストグラムを表
示します.
- @env{-v}
-
- @env{--version}
-
@command{readelf}のバージョンナンバーを表示します.
- @env{-W}
-
- @env{--wide}
-
出力行を80列に揃えて改行しません.@command{readelf}はデフォルトで,64ビッ
トのELFファイルに対し,セクションヘッダとセグメントを80列に揃うように改
行します.このオプションで,@command{readelf}はそれぞれのセクションヘッ
ダを各々のセグメントを単一の行出力し,80列以上の幅の端末でより読み易くな
ります.
- @env{-H}
-
- @env{--help}
-
@command{readelf}が理解するコマンドラインオプションを表示します.
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