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5. その他の設定

5.1 オートクリーン

モジュールを自動的にアンロードしたいときは、/etc/crontab ファイルに 次の行を記入してください。

*/10 * * * *   root  /sbin/modprobe -rs snd-card-0 snd-card-1; /sbin/rmmod -as

必要に応じてサウンドカードのリストを拡張したい場合は、次のようにしてください。

ALSA PCM デバイスから OSS デバイスへのマッピング

/dev/snd/pcmC0D0  -> /dev/audio0 (/dev/audio) -> minor 4
/dev/snd/pcmC0D0  -> /dev/dsp0 (/dev/dsp)     -> minor 3
/dev/snd/pcmC0D1  -> /dev/adsp0 (/dev/adsp)   -> minor 12
/dev/snd/pcmC1D0  -> /dev/audio1              -> minor 4+16 = 20
/dev/snd/pcmC1D0  -> /dev/dsp1                -> minor 3+16 = 19
/dev/snd/pcmC1D1  -> /dev/adsp1               -> minor 12+16 = 28
/dev/snd/pcmC2D0  -> /dev/audio2              -> minor 4+32 = 36
/dev/snd/pcmC2D0  -> /dev/dsp2                -> minor 3+32 = 39
/dev/snd/pcmC2D1  -> /dev/adsp2               -> minor 12+32 = 44

/dev/snd/pcmC{X}D{Y} という表示において、最初の数字はサウンドカード 番号、二番目の数字はデバイス番号を意味しています。

5.2 DEVFS のサポート

ALSA ドライバは、devfs による拡張機能を完全にサポートしています。 devfsd.conf ファイルには次の行を付け加えてください。

LOOKUP snd MODLOAD ACTION snd
REGISTER sound/.* PERMISSIONS root.audio 660
REGISTER snd/.* PERMISSIONS root.audio 660

*警告* 上記の設定例では、システム上に audio というグループがある ことを前提としています。そうしたシステム設定をしていない場合は、 audio の部分を他のグループ名 (例えば、root など) に置き換えて ください。

(訳注: devfs については、 こちらを参照してください。)

5.3 Proc インターフェイス(/proc/asound)

/proc/asound/#card#/pcm#o

文字列 "Playback erase" は、OSS アプリケーションに関する全ての 追加情報を消去します。

文字列 "Playback <app_name> <fragments> <fragment_size> [<options>]"

文字列 "Capture erase" は、OSS アプリケーションに関する全ての 追加情報を消去します。

文字列 "Capture <app_name> <fragments> <fragment_size> [<options>]"

<app_name> とは、アプリケーションの名前です。優先順位を高くし たいアプリケーションにはパスを指定することができますが、パス無しでも問題あり ません。

<fragments> とは、フラグメントの数を表し、自動は 0 を指定しま す。

<fragment_size> とは、フラグメントのサイズを表し、自動は 0 を 指定します。

<options> とは、オプションのパラメータです。

使用例は、次のようになります。

echo "Playback x11amp 128 16384" > /proc/asound/0/pcmD0o
echo "Capture squake 0 0 disable" > /proc/asound/0/pcmD0o
echo "Playback rvplayer 0 0 block" > /proc/asound/0/pcmD0o


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