2. 必要条件

いくつかのパッケージをダウンロードし、 コンパイルしなければなりません。この HOWTO では、 そのコンパイルのプロセスを解説しますが、ソースコードからの インストール作業に慣れていないと厳しいでしょう。

2.1. 基本

Solaris と GNU CC コンパイラの動いているマシンが必要になります。 このコンパイラは、 http://www.sunfreeware.com から入手できます。コンパイラのインストールを行うのに助けが必要でしたら、 私にメールしてください。もし OS に gzip が入っていなければ、 それのインストールも必要になります。gzip も同様に http://www.sunfreeware.com からダウンロードできます。

/tmp/downloads というディレクトリも作ってください。このディレクトリは、 ダウンロードしたソースコードを格納するのに使います。

2.2. Apache 1.3.x

Apache は HTTP サーバで、WebDAV サービスを提供するのに利用します。 http://www.apache.org/dist/httpd/ から Apache 1.3.x のソースコードをダウンロードしてください。

2.3. OpenSSL

http://www.openssl.org/source/ から OpenSSL をダウンロードする必要があります。最新版をダウンロードしてください。 OpenSSL をインストールし、Apache に mod_ssl を組みこみ、 ウェブサーバ上で SSL 証明書を管理するのに SSL ライブラリを利用します。 gzip された OpenSSL のソースコードを /tmp/downloads にダウンロードしてください。

2.4. OpenLDAP

http://www.openldap.org/software/download/ から OpenLDAP のソースコードをダウンロードしてください。我々は OpenLDAP を LDAP のライブラリ・ファイルを作成するのに利用します。 IPlanet の LDAP ライブラリ・ファイルを利用しても構いませんが、 GNU パッケージを利用することをお勧めします。

2.5. mod_dav

mod_dav は、Apache における DAV のサポートを有効にするのに使われます。 http://www.webdav.org/mod_dav/#how から mod_dav のソースコードをダウンロードしてください。

mod_dav についてもっと知りたいなら、 http://www.webdav.org/mod_dav/faq/#00-00 を参照ください(訳注:日本語訳は、 http://webdav.todo.gr.jp/faq/mod_dav.faq-jp.html#00-00 にあります)。

2.6. mod_auth_ldap

mod_auth_ldap は、Apache に LDAP のサポートを組みこむのに利用します。 http://www.muquit.com/muquit/software/mod_auth_ldap/mod_auth_ldap.html から mod_auth_ldap のソースコードをダウンロードしてください。

2.7. mod_ssl

mod_ssl は、Apache において SSL のサポートを有効にするのに利用します。 http://www.modssl.com/source/ から mod_ssl のソースコードをダウンロードしてください。